5月のデスクトップOSシェア、Windows 10が30%を超えるものの伸び悩む 36
停滞 部門より
Windows 10は前月から0.08ポイント増の30.01%。一般リリース後の2015年8月以降では、唯一シェアが減少(0.01ポイント減)した2016年9月を除き、増加分が0.1ポイント未満となるのは初めてのことだ。このほかのOSも変動は少なく、増減幅の最も大きかったWindows XPでも0.18ポイント減の4.25%。OS Xが0.15ポイント増の11.76%、Windows 8.1が0.12ポイント減の7.93%となったほかは、Windows 7が0.02ポイント減の38.91%、、Linuxが0.02ポイント減の1.66%など、いずれも0.1ポイント未満の増減にとどまる。
Windows 10のシェアを国や地域別にみると、アジア以外で減少しており、Windows 10が1位の国・地域では74か国・地域中40か国・地域で減少。1ポイント以上減少している国・地域も19あり、特にイタリア(3.38ポイント減、35.43%)やノルウェー(2.74ポイント減、37.42%)で減少幅が大きい。逆にWindows 10が2位以下の国・地域では160か国・地域中93か国・地域で増加している。1月にWindows 10が1位となった日本では1.15ポイント増の37.07%となり、0.12ポイント増で32.26%のWindows 7との差を広げている。