StatCounterの5月分
Windowsバージョン別シェアデータによると、増加を続けていたWindows 10のシェアがわずかに減少している。
Windows 10は0.24ポイント減の72.9%。Windows 10は
2018年12月を最後に減少しておらず、5月は1年半ぶりに減少したことになる。Windows 7は0.51ポイント増の19.95%と増加しており、こちらは2019年4月(
発表当時は減少していたが、その後の修正で増加となった)以来1年ぶりの増加となる。なお、StatCounterのページ上部に表示される5月分シェアと数字が異なるが、ここではグラフに表示される数字を使用している。
デスクトップOS全体でみると、Windows(77.04%、+0.52)とLinux(1.68%、+0.07)が増加する一方、OS X(18.38%、-0.61)とChrome OS(1.06%、-0.06)が減少している。
StatCounterのWindowsバージョンシェアデータを大陸別にみると、Windows 10が減少したのは
アジアと
北米のみ。ただし、北米ではWindows 10の減少幅が0.14ポイントと小さく、Windows 8.1の減少幅(0.23ポイント)の方が大きいのに対し、アジアでは1ポイント減少したWindows 10の減少幅が最も大きい。特に2月以降Windows 10のシェアが80%を超えていた
シンガポールでは、27.33ポイント減の54.93%となっている。シンガポールのデータを
日単位でみると、5月9日および5月21日~24日にWindows 7がWindows 10を上回っており、5月21日にはWindows 10が16.26%まで減少、Windows 7が82.61%まで増加している。