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統計

12月のデスクトップOSシェア、Net ApplicationsでWindows 10が初の1位に 15

ストーリー by headless
上昇 部門より
Net Applicationsの12月分デスクトップOSシェアデータによると、Windows 10が初めてWindows 7を上回って1位になっている(Operating System Share by Version)。

Windows 10のシェアは前月から1.08ポイント増の39.22%、Windows 7は1.99ポイント減の36.90%となった。Net Applicationsでは2017年11月分から測定方法が変更されているが、旧データを含めるとWindows 7は2012年8月にWindows XPを上回って以来、6年以上にわたって1位を維持していた。年間を通じてみると、Windows 10、Windows 7ともに増減を繰り返しているが、1年でWindows 10は6.29ポイント増加し、Windows 7は6.18ポイント減少している。

Mac OS X 10.14は1.16ポイント増の4.73%となり、5位から3位に上昇した。4位のWindows XPは0.31ポイント増の4.54%、5位のWindows 8.1は0.14ポイント増の4.45%。Windows XPが2017年10月以来14か月ぶりにWindows 8.1を上回った。OS種別ではWindowsが86.20%(0.83ポイント減)、Mac OSが10.65%(0.94ポイント増)で、Mac OSは2018年2月以来初めて10%を超えた。Linuxは2.78%(0.70%増)で、1年間の最高シェアとなっている。

一方、StatCounterのWindowsバージョン別シェアデータでは、Windows 10のみ減少しており、0.34ポイント減の52.36%となっている。Windows 10の減少分はWindows 7(0.08ポイント増)、Windows 8.1(0.10ポイント増)、Windows XP(0.11ポイント増)などが吸収している。StatCounterでWindows 10のシェアがWindows 7を上回り、1位になったのは2018年1月。以降、Windows 10は9.58ポイント増加し、Windows 7は6.23ポイント減少している。

StatCounterのデータを大陸別にみると、Windows 10のシェアは北米(0.93ポイント増)やアジア(0.22ポイント増)で増加しているものの、アフリカでは1.50ポイント減と大きく減少しており、南米(0.46ポイント減)や欧州(0.44ポイント減)、オセアニア(0.38ポイント減)でも減少している。オセアニアではWindows 10の減少分のほとんどをWindows 7が吸収しているが、アフリカと南米ではWindows XP、欧州ではWindows 8.1の増加分が多くなっている。

国や地域別ではアフリカの赤道ギニアギニアモザンビーク、アジアのアフガニスタンフィリピン台湾でWindows 10が初めて1位となっている。2018年1月の地図と比べると12月には東南アジアや中東、東欧、南米、サハラ以南のアフリカでWindows 10が1位となる国や地域が増加しており、Windows 10が1位の国・地域は120から184に増加している。なお、全プラットフォームのOSシェアデータでは、11月に大幅増加していた「Unknown」が3.84ポイント減の4.21%。Androidが4.99ポイント増の37.86%と大きく増加し、36.08%(0.63ポイント減)のWindowsを再び上回った。

SteamではWindows 10 64 bitが0.29ポイント増の63.79%となり、32ビット版との合計は0.31ポイント増の64.07%となっている。Windows 7 64 bitは0.44ポイント減の26.08%で、32ビット版との合計は0.38ポイント減の27.69%となった。Windows全体では0.14ポイント減の95.86%、OSXは0.11ポイント増の3.31%、Linuxは0.02ポイント増の0.82%。Steamは2018年いっぱいでWindows XP/Vistaのサポートを終了したが、12月時点ではWindows XP 32 bitのシェアが0.11%を占めている。
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  • by Anonymous Coward on 2019年01月06日 12時54分 (#3543975)

    ただしiOS、てめぇーは駄目だ

  • by Anonymous Coward on 2019年01月06日 19時31分 (#3544048)

    2020年1月14日にはWindows 7の延長サポートが切れる。
    前回のXPサポート切れのときはBulldozerが駄目駄目でAMDは特需に乗れなかったが、今回はインテルの生産問題があるので、それなりのシェアを取りそう。
    インテルも14nmへの追加投資と、10nmも今年には出るとは言っているが、リスクを考えると各社Ryzenモデルも用意するんじゃないかなあ。

  • by Anonymous Coward on 2019年01月06日 21時53分 (#3544076)

    Windows 10 (サポート終了)
    Windows 10 1511 November Update (サポート終了)
    Windows 10 1607 Anniversary Update (サポート終了)
    Windows 10 1703 Creators Update (サポート終了)
    Windows 10 1709 Fall Creators Update (~2019/4/9)
    Windows 10 1803 April 2018 Update (~2019/11/12)
    Windows 10 1809 October 2018 Update (~2020/5/12)

  • by Anonymous Coward on 2019年01月06日 21時53分 (#3544077)

    Windows全体のシェアは、減りつつある模様。
    Microsoftにとってはこれは悪い記事だなぁ。

    • by Anonymous Coward

      Windows関連の収益は全体の1割ちょっと。MSカスタムのLinuxカーネルとかも出してるし、全くWindowsに依存していない。

    • by Anonymous Coward

      なぜそうなったかを考えると…

      Windows10環境がぶっ壊れて

      しかたなしに、XP機やLinux機を引っ張りだして
      インターネットから情報を探す人がたくさんいたんじゃないか?って…

      そう解釈されると、Microsoftとして不都合でしょうね。

  • by Anonymous Coward on 2019年01月06日 23時44分 (#3544102)

    まだ2000で消耗してるの?

  • by Anonymous Coward on 2019年01月07日 17時18分 (#3544384)

    WSLが便利でXサーバ入れればXクライアントも動くし。遅いけど。
    OpenSSHも標準で入ったのでポートフォワードとかも楽になったし。
    これまでずっとFedoraを使ってきたけど、もうクライアントOSはWindowsでいいや、となりました。

    • by Anonymous Coward

      個人的には、アップデートの安心感においては
      WindowsよりLinuxのほうが良いような気がしてならない

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