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2015年8月のデベロッパー人気記事トップ5
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プログラミング

コンピュータウイルスを作成するソフトを不正に保管した疑いで検挙 81

ストーリー by hylom
コンパイラはセーフでしょうか 部門より

PCのストレージを勝手に暗号化して利用できなくした上で、復号のために金銭を要求するマルウェアの存在が知られているが、このようなマルウェアを作成するソフトを不正に保管していたとして18歳の少年が書類送検された(NHK)。ウイルス作成ソフトの保管容疑での立件は全国初という。

この少年は以前出版社のサーバーにサイバー攻撃を仕掛けて乗っ取ったとして逮捕されていた。実際にこのマルウェアを数十人のパソコンに仕込んだことも認めているという。

なお、この作成ソフトはビットコインで購入したとのことで、マルウェアに感染した際に表示される言語や要求する金額などを自由に設定できるという(読売新聞)。

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Firefox

Mozilla、クロスブラウザー対応など拡張機能の大幅な変更計画を発表 43

ストーリー by headless
互換 部門より
Mozillaは21日、Firefoxの拡張機能に関する大幅な変更の計画を発表した(Mozilla Add-ons Blogの記事VentureBeatの記事Ars Technicaの記事Neowinの記事)。

Mozillaでは現在、「WebExtensions」と呼ばれるBlink互換の拡張機能APIの実装を進めている。WebExtensions APIを使用することで、ChromeやSafari、Operaと互換性のある拡張機能を開発できるようになり、将来的にはMicrosoft Edgeの拡張機能とも互換性を持たせることが可能になるとみられている。

また、MozillaはElectrolysisプロジェクトでFirefoxのマルチプロセス化を進めており、12月15日にはElectrolysisを有効にしたFirefox 43をリリース予定だという。そのため、今後の拡張機能開発はElectrolysisと完全な互換性のあるWebExtensionsに移行していくものとみられる。なお、CPOWはElectrolysisを有効にしたFirefoxのリリースから6か月後に非推奨となる。XULとXPCOM、XBLを非推奨にする時期については決定していないが、今後12か月~18か月の間が想定されているようだ。

Mozillaは拡張機能開発者に対し、Electrolysisに対応したアドオン開発のガイドラインに目を通すことや、既にデフォルトでElectrolysisがオンになっているFirefox Developer Editionでアドオンのテストを実行すること、アドオンからCPOWへの依存を除去すること、既存の拡張機能をWebExtensionsに移行するための検討を始めることを推奨している。このほか、9月22日にリリース予定のFirefox 41では、すべての拡張機能に対しMozillaによる承認と署名が必要になるとのことだ。
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お金

新たな暗号通貨/分散処理システムEthereum、ようやく稼働開始 42

ストーリー by hylom
進化 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

新たな暗号通貨/分散処理システム「Ethereum」が先月末より稼働を開始した。当初は2014年末から2015年にかけての稼動開始が予定されていたもの。

Bitcoinを始めとする仮想通貨では、P2P上に形成したBlockchainで口座間の金額のやりとりの記録を行っている。そして、単なる数字の増減にとどまらず、さまざまなデータを管理させることでより高度な機能を実現しようというアイデアが生まれており、それらは「Bitcoin 2.0」「暗号通貨2.0」などと呼ばれている。

Ethereumはその中でも、独自のBlockchainによりチューリングマシンを実装しており、汎用言語でのプログラミングができることに特徴がある。つまり仮想通貨が銀行などの第三者機関を必要とせずに送金を可能としたように、Ethereumの登場によって第三者の特定のサーバに依拠せず、P2P全体を実行環境としてプログラムを実行し、その結果を共有することが可能になったと言える。

現時点では「Frontier Release」という開発者向けの環境と位置付けられている。この新しいプラットフォームに相応しい新しいサービスには、どんなものが考えられるだろうか。

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プログラミング

第8回・秘密のCコンテスト開催 27

ストーリー by hylom
設定がシリアスですが 部門より
insiderman 曰く、

The 8th Underhanded C Contest(第8回秘密のCコンテスト)なるコンテストが開催されるとのこと。

このコンテストは、読みやすく、明瞭で、可能な限り信頼できるように見えて実はこっそりと悪意のある処理を実行するというCコードを作成する、というもの。たとえばデータ処理の間にこっそりと投票数のカウント間違いを起こす、金融関連のトランザクションの間にこっそりとその金額を変更する、情報をこっそりと漏洩させる、といった物が例として挙げられている。

今年のテーマだが、下記のようなシナリオになっている。

偉大なアリス人民民主共和国と偉大なボブ人民民主主義共和国は核軍縮条約に合意し、お互いに核兵器に対する調査団を迎え、核兵器の破棄に向けて核弾頭中にあるプルトニウムなどの放射性物質を調査することになった。

理想的には、調査団はテスト対象をスキャンし、その放射線グラフやガンマ線スペクトラムを得るべきであるが、両国はこの方式については核兵器のプログラムや設計といった機密情報が漏れる可能性があるとして不満を持っていた。

そのため、両国はテスト対象となる弾頭のガンマ線スペクトラムと、リファレンスとなるスペクトラムを入力し、それらが一定のしきい値以下であれば1を、そうでなければ0を返すプログラムを作成し、これを利用して間接的に調査を行うということで同意した。

今回のコンテストのお題は、このプログラムを作成するというものだ。当然ながら作成されたプログラムは正しく動いているように見えるだけでなく、特定の条件では正しくない結果を意図的に返す必要がある。

コンテストのWebサイトでは入力するデータやコンテストでの評価方法などについての詳細も書かれているので、詳しくはそちらを参照のこと。なお、締め切りは11月15日。優勝者には賞金1000ドルが進呈されるとのこと。

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ゲーム

マインクラフトを用いた教育・学習イベント「Minecraft x Education 2015」開催 12

ストーリー by headless
開催 部門より
washizaki 曰く、

8月8日と9日に「Minecraft × Education 2015 〜こどもとおとなのためのMinecraft〜」と題して、コンピュータゲームを使った教育を考えるイベントが早稲田大学にて開催されます。

今や子どもたちのあいだで知らないものがいないMinecraft。このMinecraftを使い、「建築をしよう!」「タートルプログラミング講座」「Redstone講座」「MOD作成講座」ほか、楽しみながらプログラミングや論理回路、コミュニケーション等を学習できるワークショップを多数開催。また、コンピュータゲームを使った教育の可能性を考えるカンファレンスを実施。併設セミナーでは、ゲームを教育に活かす方法の紹介もあります。

夏休みの自由研究の参考に、あるいは学校などで教育にゲームを導入するきっかけとして、はたまたマイクラにばかり夢中な子どもをどうすればよいのかというお悩みの参考として、参加されてはいかがでしょうか。

会場は早稲田大学西早稲田キャンパス63号館。開催時間は8月8日(土)が13時〜18時、9日(日)が10時〜18時となっている。入場料は無料だが、ワークショップへの参加は一部を除き有料。既に完売または残席僅少となっているワークショップもあるので、参加したい方は要確認だ。主催はプログラミングスクールTENTOおよび早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所、フジテレビKIDS。

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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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