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2023年1月のデベロッパー人気記事トップ7
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プログラミング

「プログラミングをするプログラマー、需要が激減か…すでにノーコードが当たり前に」という記事が炎上 120

ストーリー by nagazou
たぶん正体はジョン・タイター 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Business Journalが1月15日に「プログラミングをするプログラマー、需要が激減か…すでにノーコードが当たり前に」という記事を掲載したのだが、どこの世界の話だと、当然のようにSNS上でプログラマー陣から総ツッコミを受けているようだ(はてなブックマーク)。

この記事では「エンジニアの仕事はAIを駆使することにシフトしてきている」として「現在のIT業界では、コーディングAIが台頭し始めており、エンジニアという仕事はそのAIを駆使し、場面ごとに使い分ける仕事に変わりつつあります」とIT業界の仕事の内容が変化していることを紹介。また「具体的には、『こんなコードを書いてほしい』とテキスト文章を書くだけでAIが自動的に判断し、お題に沿った最適なコードを生成してくれます」とプログラミング用AIの進化を紹介した。また小学校などのIT教育でも、「Scratch」を使ってノーコードでプログラミングの流れを学んでいると解説している。

プログラマーが多いスラド諸氏なら既に???という感じだろうが、SNS上でも「どこの異世界のはなしだよ・・・」「そんなAIがあるなら是非とも使いたいから実例教えてくれ」「Scratch はコード。あからさまな間違いを指摘するだけでお腹いっぱい」などと総ツッコミ状態になっている。AIの進化は著しいがことプログラミングの分野ではまだまだ力不足に見えるが、この記事どうしてこうなった?

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人工知能

ChatGPT 開発の背後にはケニアの労働者による人力作業 72

ストーリー by headless
人力 部門より
注目を集める OpenAI の対話向け言語モデル ChatGPT だが、その開発には 1 時間 2 ドル以下で働くケニアの労働者が多数かかわっていたという (TIME の記事Windows Central の記事The Register の記事)。

ChatGPT の前に OpenAI が開発した GPT-3 は高精度な文章生成能力を示していたが、学習に使用した素材の関係で一般的な使用に向かない有害なコンテンツを生成することもあった。このような失敗を繰り返さないためには、ヘイトスピーチや暴力、性的虐待といった有害なコンテンツを回避する AI が必要になる。そのため、OpenAIではインターネットのダークサイドから抽出した数万件のテキストスニペットへのラベル付けを米サンフランシスコの Sama とにアウトソーシングした。Sama はケニアやウガンダ、インドで労働者を雇い、IT 企業からの依頼を受けてデータにラベル付けを行う企業だ。

Sama は 2021 年 11 月から作業を開始したが、TIME がインタビューした Sama の従業員によれば暴力や性的虐待などを生々しく描いたテキストにラベル付けする作業は拷問のようだったという。2022 年 2 月には別プロジェクトとして性的および暴力的な画像を収集する作業のパイロットプログラムも開始したが、契約時に言及のなかった違法なコンテンツの収集を要求された Sama は作業を打ち切り、他のプロジェクトもすべて終了するとOpenAI に通告。同月、予定より早く契約を打ち切ることになった。

Sama は従業員のトラウマになるような作業を続けさせたくなかったと説明するが、TIME が 2 月 14 日に発行した Facebook の過酷なコンテンツモデレーションに関する記事で作業を請け負う企業として Sama が紹介されたことも関係しているという。記事が出てから 3 日後、Sama はルフトハンザ航空の子会社 zeroG から契約を打ち切られており、これを契機として OpenAI との契約を打ち切ることにしたようだ。

Sama は自然言語処理とコンテンツモデレーションをやめてコンピュータービジョンに注力する計画を進めており、今年 1 月 10 日には Facebook のコンテンツモデレーションを含むセンシティブなコンテンツにかかわる業務をすべて打ち切ると発表している。Sama がやめても AI システムのために人力でデータにラベル付けする需要はなくならない。大量の人力作業とスクレイピングデータを必要とすることは根本的な問題だが、OpenAI が対処しているようには見えないと AI 倫理が専門の Andrew Strait 氏は述べている。
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スラッシュバック

降水確率が高い時に廊下のスマートライトの色を変えて傘忘れを防ぐ 51

ストーリー by nagazou
アイデア賞 部門より
出かけるときに天気予報を見逃していて、家を出る時に傘を持って行くのを忘れたという経験を持つ人は多いと思うが、Tanny氏はその対策として雨の予報を見逃さないよう、午後の降水確率に応じて廊下のライトの色を変える機能を作ってみたそうだ。降水確率が高くなるにつれてライトが青くなるように制御、ライト本体にはAPI経由で色を制御可能なライトを用いたという(【SwitchBot】雨が降りそうなときに廊下ライトの色を変えてお知らせする機能を作る)。

具体的には天気予報APIを利用して降水確率を取得、ライトのAPIをコールするPyhtonスクリプトを実装、降水確率に応じてスマートライトの色を変更する処理をおこない、作成したスクリプトをGitHub Actionsで定期的に実行するという仕組みにしたという。毎朝7時にモジュールが実行されるように設定したとしている。同氏が作成したソースコードに関してはGitHub上で公開されている。
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プログラミング

「競技プログラマーハンドブック」和訳される 26

ストーリー by nagazou
343ページ 部門より
Antti Laaksonen氏の作成した「競技プログラマーハンドブック(原題:Competitive Programmer’s Handbook)」が和訳され、1月7日からGithub上にて公開されている。同書は、競技プログラミングの入門のために執筆されたもので、アルゴリズムを学んでおり、国際情報学オリンピック(IOI)や国際大学対抗プログラミングコンテスト(ICPC)に参加したいと考えている学生を対象とした内容となっている(Akira KANAI氏のツイート競技プログラマーハンドブック[PDF]GitHub - recuraki/cphb-ja: (JA)Competitive Programmer's Handbook)。

翻訳をおこなったAkira KANAI氏のツイートによると、基本的テーマから発展的テーマが300ページ超に渡って触れられている内容で、『「こんなのあるんだ!」という皆様のわくわくの助けになれば幸いです』としている。なお原著に関してはCreative Commons(NC-SA4.0)ライセンスで公開されているとのこと。
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OS

Windows 7、Windowsバージョン別シェアで10%を超えたまま2022年を終える 13

ストーリー by nagazou
しぶとい 部門より
headless 曰く、

StatCounter の Windows バージョン別シェアデータ 12 月分によれば、Windows 7 が 10 % 以上のシェアを維持したままで 2022 年を終えている。

Windows 7 は 10 月に 2010 年 1 月以来初めて 10 % を割ったものの、その後は増加しており、12 月は 0.95 ポイント増の 11.2 % となった。また、間もなく延長サポートが終了する Windows 8.1 も 2 か月連続でわずかに増加し、12 月は 0.07 ポイント増の 2.6 % となっている。一方、1 位の Windows 10 は 6か月連続で減少しており (67.95 %、-1.8)、2 位の Windows 11 は初めてランキング入りした 2022 年 1 月から連続で増加 (16.97 %、+0.84) した。

Windows 7 は 2020 年 1 月に延長サポートが終了し、有償の拡張セキュリティ更新プログラム (ESU) 提供も今月で終了するが、シェアは 3 年前と比べて半減程度にとどまる。Windows XP は同期間で 4 分の 1 程度まで減少していた。

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データベース

米連邦航空局の NOTAM システム障害、ファイルの誤削除が原因だった 15

ストーリー by headless
削除 部門より
11 日に発生したフライトクルー向け通知 (NOTAM) システムの障害について、誤ってファイルを削除してしまったことが原因だったことを米連邦航空局 (FAA) が明らかにした (FAA の声明The Register の記事)。

FAA は復旧直後に破損したデータベースファイルが原因だと説明していたが、実際には契約職員が本番用データベースとバックアップ用データベースの同期を修正していた際、誤ってファイルを削除してしまったのだという。FAA では引き続き障害発生の状況を調査するが、サイバー攻撃や悪意による削除だという証拠は見つかっていないとのこと。FAA は修復を行うとともに、堅固な米国の航空管制システムを維持し、回復力を高めるための措置なども行ったとのことだ。
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Android

Android SDKを拡張するExtension SDK、初のパブリック版がリリース 6

ストーリー by headless
拡張 部門より
Google は 9 日、Android SDK を拡張する Extension SDK 初のパブリック版 (レベル 4) をリリースした (Android Developers Blog の記事The Verge の記事)。

Android 10 以降ではモジュラーシステムコンポーネントをサポートしており、システムコンポーネントの一部をモジュール化することで Android のリリースサイクル外で更新できる。Android 11 (API レベル 30) 以降に含まれる SDK Extensions では新しい API レベルで導入された API を更新時に追加することも可能だ。R (Android 11) Extensions バージョン 2 には Android 13 (API レベル 33) で追加された ACTION_PICK_IMAGES API が含まれる。アプリ開発者は Android Studio の SDK Manager で Extension SDK を追加し、アプリの build.gradle.kts または build.gradle で宣言すれば利用可能となる。Privacy Sandbox のベータプログラムも Extension SDK を通じて提供されるとのことだ。
typodupeerror

目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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