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2019年1月26日のデベロッパー記事一覧(全2件)
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プログラミング

Microsoft、フィジカルプログラミング言語の研究と技術を米NPOに移譲する計画 19

ストーリー by hylom
なかなか難しいようだ 部門より
headless曰く、

Microsoftは22日、視覚障害を持つ子供のためのプログラミング学習ツール「Code Jumper」の研究と技術を米NPO、American Printing House for the Blind(APH)に移譲する計画を発表した(Innovation Stories at MicrosoftMirosoft Accessibility Blog)。

Code JumperはMicrosoftが2017年に「Project Torino」として発表したフィジカルプログラミング言語で、カラフルなプラスチック製の「ポッド」と呼ばれる物体をつなぎ合わせることでコードを作成できる。元々のアイディアはビジュアルプログラミング言語のブロックを現物に置き換えたものだ。

実際に当初の試作品はブロックを磁石でつなぎ合わせるものだったが、子供たちはブロックを1列につなげる程度でプログラムを作成するには至らなかったという。フィードバックを参考に、子供の手にフィットする大きさのポッドを太いコードでつなぎ合わせる形にしたところ、子供たちはみるみるうちに短いプログラムを作成できるようになったとのこと。

これを2017年の終わりにAPHでデモしたところ、夢に見ていたシステムだが、自分たちで開発するリソースはなかったといった反応が返ってきたそうだ。これまで視覚障害を持つ子供たちがプログラミングを学習するには、タイピングやスクリーンリーダーの使い方から覚える必要があり、低学年から学習することは難しかったという。今後、APHではCode Jumperを使用するカリキュラムの作成などを行い、初めに米国・英国・カナダ・オーストラリアでリリースしたのち、全世界に展開していく計画とのことだ。

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Chrome

Chrome拡張のマニフェスト変更で広告ブロック拡張機能の動作が制限される可能性 89

ストーリー by headless
制約 部門より
現在Googleが策定を進めているChrome拡張機能プラットフォームのマニフェスト新バージョンManifest V3のドラフトには、広告ブロック拡張機能の動作を制限するAPI変更が盛り込まれている(9to5Googleの記事gHacksの記事The Registerの記事Chromium Bug Issue 896897 — Raymond Hill氏のコメント)。

現在のManifest V2では、広告ブロック拡張機能はwebRequest APIを使用してネットワークリクエストを変更・リダイレクト・ブロックできる。しかし、Chromeから拡張機能へリクエストを転送し、拡張機能の処理を待つ必要があるため、大幅な遅延が発生することもあるという。

対策としてManifest V3ではブロッキング用途でのwebRequest API使用が制限され、ブロッキング用としては新たにdeclarativeNetRequest APIが追加される。declarativeNetRequest APIではリクエストに対してどのような処理をするのか拡張機能に問い合わせ、それをChrome側で処理する形になる。これにより、効率の悪いルールをChorme側で無効化することも可能だ。

しかし、uBlock OrginとuMatrixを開発するRaymond Hill氏(gorhill)によれば、declarativeNetRequest APIはAdblock Plus互換のフィルタリングを強制するもので、uBlock OrginやuMatrixが存在できなくなるだけでなく、新たなフィルタリングエンジンの登場も不可能になるという。また、ルールの数も30,000件に制限されることから、広く使われているEasyListのルールだけでも制限を上回る。

一方、Googleは変更後にも不可欠な場面での利用がすべて可能になるようにしたいと考えており、引き続き拡張機能が動作し続けるよう拡張機能の開発者と協力しているとのことだ。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID

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