StatCounterの4月分データによると、Windows 10が1.37ポイント増の17.9%となったものの、Windows 7は1.2ポイント減の44.56%となっており、その差はまだ大きい。その他のOSはWindows 8.1が0.64ポイント減の10.30%になったのをはじめ、軒並み1ポイント以下の増減にとどまる。一方、国・地域別にみると欧州の一部やオセアニアなどでWindows 7とWindows 10の差は小さくなってきているようだ。
欧州ではWindows 7が40.37%、Windows 10が22.62%だが、
デンマークと
アイスランド、
マン島でWindows 10が1位となっている。デンマークでは
3月下旬からWindows 10が1位に上昇していたが、マン島では昨年10月以降Windows 10がシェア1位を占めているようだ。
日単位でみるとWindows 10のシェアは土日に上昇する傾向があり、
英国や
スウェーデン、
ノルウェー、
オランダ、
ベルギー、
ポルトガルなどで土日にWindows 7を逆転する状況が続いている。特にオランダとポルトガルではWindows 7とWindows 10の差が小さく、
4月下旬にはWindows 10がシェア1位となっている。
オセアニアのデータを月単位でみるとWindows 7が32.59%、Windows 10が25.29%だが、
日単位では4月下旬から土日にWindows 10が上回り始めている。週単位でみると、
ニュージーランドで4月最終週にWindows 10が1位になっている。このほかの地域では、
北米の西インド諸島諸国などにWindows 10がシェア1位になっている国がみられる。
日本ではWindows 7が1.73ポイント減の40.8%、Windows 10が2.12ポイント増の18.15%となっている。
(続く...)