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14223797 story
スラッシュバック

Apple、保留にしていた「HEY Email」のアップデートを承認 16

ストーリー by headless
承認 部門より
Appleが保留にしていたiOSアプリ「HEY Email」のアップデートを承認したそうだ(HEYの記事The Next Webの記事Mac Rumorsの記事The Vergeの記事)。

BasecampのHEYは有料の電子メールサービスで、HEY Emailは専用クライアントとして提供されている。アプリ自体にはサインアップ機能を搭載していないが、Appleはアプリ内購入機能を使用しなければ削除するとBasecampに通告し、アップデートを拒否した。この件はBasecamp CTOのデビッド・ハイネマイヤー・ハンソン氏がTwitterで報告したために話題となっていたが、ツイートを見たAppleから19日に連絡があったという。内容としては「今後も一緒に仕事をしていきたい」「アップデートは承認された」といったもので、HEY Emailのバージョン1.0.2は22日付で公開されている。
14223112 story
プログラミング

Perl 7が発表される。実質的にはPerl 5系のリネーム 43

ストーリー by hylom
現代における素人にはオススメできない言語 部門より

Perl Foundationが運営するPerlの情報サイトPerl.comで、Perlの時期メジャーバージョンである「Perl 7」が発表された

Perl 5系の最新安定版は5.32系だが、これをベースにいくつかのデフォルト設定を変更したものがPerl 7としての最初のリリースになる予定。

すでにPerl 5系に続くPerl 6系は2016年にリリース済みだが、その後Perl 6系は「Raku」という名称に名前が変更されている。Perl 5系とPerl 6系とでは互換性はなく、Perl 6が「Raku」となったのはそのことも理由の1つとなっている。

今回のPerl 7はPerl 5系の後継という位置付けで、Perl 5系との互換性が保証されている。いくつかのデフォルト仕様は変更されるが、プラグマで指定することで旧バージョンと同様の挙動にすることも可能だ。

14222762 story
プログラミング

「技術的負債」の概念は間違って広がっている? 92

ストーリー by nagazou
言葉自体が負債に 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

プログラミングにおいては、品質の良く無いコードが負債のように積み上がるさまをイメージさせる「技術的負債」という語句が広く用いられているが、これは実際には発案者の意図を外れて意味が独り歩きしているのではないかという話が上がっている(【翻訳】技術的負債という概念の生みの親 Ward Cunningham 自身による説明 t-wadaのブログWard Explains Debt MetaphorWard氏本人による説明動画)。

この話題は、テスト駆動開発で知られるt-wada氏が、発案者のWard Cunningham氏の発言を翻訳したブログが発端となったようだ。Ward Cunningham氏が「負債」という表現を用いたのは1992年の事であるが、当時氏は金融系ソフトウェアの開発に関わっており、そのため問題を上司と共有するために「負債」という用語を用いたのだという。ただし、氏の発言では「負債」は必ずしも否定的な存在として捉えられておらず、負債を返済していくことこそが大事という意図だったとのこと。また負債とは生産性の低下などを指し、必ずしもコードの品質を意味していなかったようだ。

翻訳したt-wada氏は、「負債」という言葉の強いマイナスニュアンスから、当初の意図を外れて現在のような品質の低いコードを指すイメージになったのではと分析している。

興味深い話であるが、では今タレこみ子の目の前にある技術的負債と呼んでいたものは、今後はただのクソコードと呼べばいいのだろうか…?

14222737 story
ゲーム

Appleが中国向けApp Storeから未認可ゲーム2万本以上を削除するとの報道 1

ストーリー by nagazou
それでもほしいチャイナマネー 部門より
headless 曰く、

Appleが中国向けApp Storeから未認可モバイルゲーム2万本以上について、近く削除開始すると報じられている(Bloombergの記事AppInChinaの記事The Vergeの記事9to5Macの記事)。

中国では2016年以降、有料またはアプリ内購入のあるゲームをリリースするには中国政府の認可が必要になっている。ところが、2018年には認可プロセスが完全に停止2019年には再開されたものの、認可されるゲームの数は少なく、長い時間がかかるようになっている。中国企業が運営するAndroid向けアプリストアでは未認可ゲームの公開を中止しているが、Appleは認可を必須としていなかったため、認可前または認可が得られそうもないゲームを中国国内でリリースする抜け穴になっていた。

Appleが中国の国内法順守するためとして中国や香港向けのApp Storeからたびたびアプリを削除する一方で、未認可ゲームへの対応を行ってこなかった理由は不明だ。しかし、Appleは中国向けApp Storeのゲーム開発者に対し、7月1日以降は認可の取得を義務付けると数か月前から通知していたそうだ。

AppInChinaの推計によると、中国向けApp Storeでは有料またはアプリ内購入のあるゲームがおよそ6万本公開されており、少なくとも3分の1が未認可ゲームだという。中国向けApp Storeの売り上げはApp Store全体の5分の1を占める。削除にどれぐらいの期間を要するのかは不明だが、Rockstar Gamesのようにこの抜け穴を利用していたゲームメーカーだけでなく、Appleも大きな収入源を失うことになる。

14219750 story
MacOSX

Apple、Macのプロセッサーを2年間で同社製に移行する計画 160

ストーリー by hylom
脱Intel 部門より

headless曰く、

Appleは日本時間23日、Macのプロセッサーを同社製に移行する計画をWWDCで正式に発表した(プレスリリース)。

PowerPCからIntelへの移行以来最大のアップデートになるというティム・クック氏の発表後、先に次期macOS「Big Sur」をデモしていたクレイグ・フェデリギ氏はデモ機がiPad Proと同じA12Z Bionic SoCを使用していたことを明らかにし、Microsoft OfficeやPhotoshop、Final Cut Proなどの滑らかな動作を紹介した。IntelベースMac用アプリも多くがRosetta 2による変換で動作し、iOS/iPadOSアプリがそのまま動作する様子も紹介された。

Apple製プロセッサーを搭載する最初のMacは年内に発売され、およそ2年間で移行を進める計画だという。IntelベースMacの新モデルも開発が進められており、数年間はmacOS新バージョンでIntelベースMacを引き続きサポートするとのこと。同日発表されたXcode 12を使用すれば多くの場合はコードを変更することなく、Apple製プロセッサーを搭載する新しいMacでネイティブ動作しつつ、IntelベースMacもサポート可能なUniversal 2アプリが作成できるという。

開発者向けにはUniversal App Quick Start Programが提供され、プログラムに参加すればA12Z Bionic搭載のMac miniを含むDeveloper Transition Kit(DTK)が利用可能になる。プログラム参加費用は総額500ドルとのことだ。

14219420 story
Firefox

Firefox Nightly、実験的機能の設定をオプション画面に追加 8

ストーリー by hylom
手軽に実験 部門より

headless曰く、

Firefox Nightlyで実験的機能を有効にするオプション「Nightly Experiments」がオプション画面に追加できるようになっている(Ghacks)。

このオプションを追加するには、about:configで「browser.preferences.experimental」を「true」に変更すればいい。あとはオプション画面(about:preferences)を開く、または更新すれば左側のカテゴリーリストに「Nightly Experiments」が追加される。

現在設定可能なオプションは「AVIF」「CSS Masonry Layout」「WebGPU」の3つ。該当のオプションは安定版のFirefox 77でも、それぞれabout:configの「image.avif.enabled」「layout.css.grid-template-masonry-value.enabled」「dom.webgpu.enabled」で有効化可能だが、オプション画面に設定が用意されれば手軽に試すことができる。

14219053 story
アナウンス

早稲田大学演劇博物館、新型コロナの影響を記録するため中止公演等の資料提供を求める 11

ストーリー by nagazou
オリンピック関連も集めると大変そう 部門より
新型コロナウイルスによる演劇等へ影響を記録するため、早稲田大学演劇博物館が資料を集めているそうだ。リリースによると、2020年に上演が叶わなかった公演の記録や記憶を後世に伝えるため、劇団・劇場・関係団体の関係者に資料の提供を求めている。具体的には中止になった公演のチラシやポスター、プログラム、台本等を求めており、将来的には同館での展示やオンラインでの公開などを行う予定だという(早稲田大学演劇博物館美術手帖)。

提供が求められている資料としては、
  1. チラシ(複数部〈2~5部程度〉)※すでに紙媒体がお手元にない場合、また印刷前に中止・延期等が決まった場合などデータでの提供でも可
  2. ポスター
  3. プログラム、パンフレット
  4. 台本
  5. 公演中止を知らせるDM等の文面
  6. その他(提供可能なものなど)

となっている。

14217837 story
医療

COVID-19追跡アプリを開発する英国民保健サービスのテクノロージーユニット、別の追跡アプリ開発を妨害していたとの報道 36

ストーリー by headless
妨害 部門より
COVID-19感染者との接触追跡アプリを開発していた英国民保健サービス(NHS)のテクノロジーユニットNHSXが、別の追跡アプリを開発する研究グループを敵視し、開発をやめさせようとしていたそうだ(The Guardianの記事)。

英国ではボリス・ジョンソン首相の呼びかけに応じて技術者や研究者、医療関係者がウイルスの感染拡大を追跡するスマートフォンアプリの開発に力を注いでいた。しかし、アプリ「COVID Symptom Study」の開発を率いたキングスカレッジロンドン教授のティム・スペクター氏によると、NHSXは3月に初めて連絡を取った時からスペクター氏のチームを敵として扱い、開発を妨害していたという。

NHSXは他のアプリが注目を浴びてNHSXが開発するアプリの注目度が下がり、国民が混乱することを懸念していた。その一方で、NHSXは必要な機能を網羅した世界最高のCOVID-19追跡アプリを作るので、スペクター氏のアプリは余分なものになるとも述べていたとのこと。NHSにはスペクター氏のチームに協力したいと考える人も多かったが、マット・ハンコック保健相の肝いりで作られたNHSXへの遠慮があったようだ。NHSXの妨害がなければ、より細かなデータをより早い時期に入手できたはずだとスペクター氏は述べている。

それでもCOVID Symptom Studyは300万人以上のユーザーから症状の報告を受け、感染状況を把握するのに役立っている。一方、NHSXのアプリは先日ワイト島で実証実験を行ったが、iOSではAppleのテクノロジーを使用しなければ効果を発揮できないことが判明。そのため、ハンコック氏はNHSX独自方式をやめてApple-Google方式に切り替える方針を示した(The Guardianの記事[2]The Next Webの記事The Timesの記事)。

ただし、Apple-Google方式では距離の測定精度がNHSX方式ほど高くないため、両方の良いところを組み合わせるべくAppleおよびGoogleと協力していくことに合意した、ともハンコック氏は述べている。一方、AppleはThe Timesに対し、距離の測定精度が低いという話や、NHSX方式の距離を組み合わせるといった話は聞いていないと述べているとのことだ。
14217754 story
iOS

米下院アンチトラスト小委員長曰く、AppleのApp Storeは「ぼったくり」 99

ストーリー by headless
支配 部門より
米下院アンチトラスト小委員長のデビッド・シシリーニ氏がThe Vergeのポッドキャスト番組「The Vergecast」に出演し、AppleのApp Storeは「ぼったくり」だと批判した(The Vergeの記事Mac Rumorsの記事)。

AppleのApp Storeに関しては最近、iOSアプリ開発者にAppleのアプリ内購入システム使用を義務付けるなどの行為がEUの競争法に違反している可能性について欧州委員会が正式な調査を開始したことや、AppleがBasecampに「HEY Email」アプリでアプリ内購入システムを使用しなければApp Storeから削除すると通告、アップデートを拒否していることが話題となった。米下院アンチトラスト小委員会でもAppleを含むデジタルマーケットプレイスでの反競争行為について調査中だ。

今回の番組はシシリーニ氏とRuby on Rails開発者でBasecamp CTOのデビッド・ハイネマイヤー・ハンソン氏をゲストに迎え、こういった問題について聞いている。シシリーニ氏はHEY Emailが置かれた状況に関するハンソン氏の話を聞いたうえで、Appleが支配的な立場を利用して法外な利用料を要求しており、売り上げの30%を支払わなければ市場から締め出すと脅すのは「ぼったくり」だと指摘した。これは小規模な開発者をつぶすことでもあり、市場で公正な競争が行われていれば起こりえないことだとも述べている。

なお、ハンソン氏はGoogleのGmailアプリやMicrosoftのOutlookアプリがアプリ内購入を使用せずにサブスクリプションサービスを販売しているのに、なぜHEYでは認められないのかと疑問を呈している。しかし、任意の電子メールアカウントを利用可能なGmail/Outlookと、有料の独自アカウント専用のHEYとでは状況が異なる。また、OutlookアプリはMicrosoft 365のアプリ内購入を提供している。

Appleのフィル・シラー氏はTechCrunchのインタビューに答え、BasecampはHEYを無料の電子メールクライアントとして利用できるようにして別途Webサイトでサブスクリプションを販売するか、普通にAppleのアプリ内購入システムを使用するか、2つの選択肢があると述べたとのことだ。
14217258 story
アメリカ合衆国

米商務長官曰く、国益に反するHuaweiとでも標準規格の開発で共同作業すれば国益にかなう 52

ストーリー by headless
国益 部門より
米商務省のウィルバー・ロス長官は15日、標準規格の開発に限定して米企業がHuaweiと共同作業できるようにする安全保障局(BIS)ルール変更を発表した(プレスリリース暫定ファイナルルール)。

Huaweiは昨年5月、米政府による輸出規制の対象となるエンティティリストに追加され、米企業は輸出管理規則(EAR)の対象となる米国のテクノロジーをHuaweiに販売・移転できなくなった。ただし、BISはHuaweiが既存製品のサポートに必要なEAR対象テクノロジーを引き続き入手可能にする一時的な一般ライセンス(TGL)をエンティティリスト追加直後に発行し、延長繰り返している。最新のTGL期限は8月13日となっているが、Huaweiが参画する標準化団体は標準規格の開発に米企業が関与できるかどうかを明確にするよう求めていたという。

新ルールではHuaweiがエンティティリストに追加される前であれば開示にライセンスを必要としなかったテクノロジーについて、標準規格開発を目的とする場合に限って米企業がライセンスを取得することなく開示できるようになる。具体的には反テロリズムのみを目的として規制品目リスト(CCL)に掲載されている品目、およびCCLには掲載されていないEAR規制対象品目(EAR99)が対象となり、Huaweiが参画する民間コンセンサス標準化団体における標準規格の開発・改訂に貢献する目的に限定される。

Huaweiは米国の安全保障・外交政策上の利益に反するとしてエンティティリストに追加された。一方、標準規格開発に限り輸出規制から除外することは、米国が5Gなどの標準規格策定でリーダーシップや影響力を引き続き維持できるようにするものであり、米国の安全保障・外交政策上の利益にかなうものとのこと。新ルールは暫定ファイナルルールとして6月18日に発効しており、8月17日を期限として意見募集も行われている。
14216861 story
Windows

Windows 10 Insider Preview、初の20H2ビルドが登場 15

ストーリー by headless
登場 部門より
Microsoftは16日、Windows 10初の20H2ビルドとなるWindows 10 Insider Previewビルド19042.330をBetaチャンネル(スローリング)に提供開始した(Windows Experience Blogの記事[1][2])。

20H2は今年下半期に提供予定の機能アップデートだが絞り込んだ機能を提供するとのことで、昨年の19H2(November 2019 Update、バージョン1909)と同様に小規模なアップデートとなるようだ。19H2は19H1(May 2019 Update、バージョン1903)と同じサービシングコンテンツを共有し、イネーブルメントパッケージをインストールすることで新機能の有効化とビルド番号の変更が行われた。

ビルド19042.330も20H1ビルド(May 2020 Update、バージョン2004)に対するイネーブルメントパッケージの形で提供され、Windows Updateにオプションの更新プログラムとして表示される。同時に6月の月例更新(KB4557957)で発生していたプリントスプーラーの問題を修正する更新プログラム(KB4566866)が自動更新で提供されており、オプションの更新プログラムをインストールしなければビルド19041.330(20H1)、インストールすればビルド19042.330(20H2)となる。19H2では新機能が段階的に提供されたが、20H2ビルドでは全ユーザー同時に新機能を提供するとのこと。

ビルド19042.330の新機能は特にないようだが、Chromiumベースの新Microsoft Edgeが含まれており、従来のMicrosoft Edgeは共存させる設定をしていなければ使用できなくなる。この新Microsoft Edgeではアンインストールコマンドが登録されないが、単体で配布されているバージョンをいったんインストールすればアンインストール可能だった。新Microsoft Edgeをブロックする設定には効果がなかった。

なお、これまでWindows Insider Programではビルド提供頻度をユーザーが選択する「リング」モデルを使用していたが、今後はターゲットとなるメジャーリリースを選択する「チャンネル」モデルに変更することも発表されている。チャンネルは特定のメジャーリリースと結び付けられていない最新の開発ビルドが提供される「Dev」と、次のメジャーリリースに向けたビルドが提供される「Beta」に加え、最新の更新プログラムがいち早く提供される「Release Preview」の3つとなる。現在の3つのリング(Fast/Slow/Release Preview)と同様だが、新名称で提供内容が明確化された(Windows Experience Blogの記事[3])。
14214528 story
プログラミング

プログラミング言語「Dart」に「null安全」版が登場 31

ストーリー by nagazou
なんでもかんでもnull安全化 部門より

やや旧聞に類する話だが、6月11日(米国時間)に、プログラミング言語「Dart」の“null安全(null Safety)”版が公開されたそうだ。現在、「Dart」の開発チャネル上でテクニカルプレビューとして公開されている。

「Dart」は型安全(type-safe)なプログラミング言語ではあるが、ほかの言語と同様にnull参照エラーの問題を抱えていた。「null安全」版であればこの問題をクリアできるとしている。また、nullチェックを省いた高速かつコンパクトなネイティブコードを生成できるとのこと(窓の杜)。

14213791 story
NASA

失われたアポロ10号用のプログラム、ドキュメントや変更履歴メモ、チェックサムなどを元に再現 46

ストーリー by hylom
これはめちゃくちゃ大変そうでは 部門より

Anonymous Coward曰く、

あるヴィンテージコンピューティング愛好家が、失われた「Apollo Guidance Computer(AGC) 」のアポロ10版を再現することに成功したそうだ。AGCはアポロ計画における月着陸ミッションのナビゲーションなどに使われたもので、アセンブリ言語で書かれていたという。オリジナル・ソフトウェアは、人類初の月面着陸となるアポロ11号のリハーサルテスト(アポロ10号自体がアポロ11号のリハーサルテスト)で失われた。

宇宙飛行エンジニアのマイク・スチュワート氏は、その失われたプログラムを再現する面白い方法を見つけ出した。それは古いバージョンのプログラムを印刷した物から転写するという方法だ。まず1735ページ分の印刷物から外部の協力者の手を借りて手打ちでソースコードを転写。しかし、そのままではバージョンが古いままなので、NASAの変更メモや新しいバージョンのプログラム、そして最近発見されたACGで実行されたチェックサムの資料をもとに修正をかけた。その結果、プログラムの再現に成功したとしている(YouTubeVirtual AGC Home PageGitHubYouTubeその2Slashdot)。

14212730 story
apache

Apache NetBeansバージョン12 LTSリリース 14

ストーリー by hylom
IDE百花繚乱時代 部門より

Anonymous Coward曰く、

JavaScriptで実装されたフロントエンドが主流でほとんど耳にする機会も少なくなった気がする統合開発環境(IDE)NetBeansだが、バージョン12 LTSがダウンロード可能になっている(OSDN Magazine窓の杜)。

バージョン12からは長期サポート(LTS)が導入されたほか、JDKのバージョンによってエディタのコード入力補完の挙動が変わる、Java FX対応、Jakarta EEはまだ非対応、Gradle、Maven、PHP、JavaScript、HTML、C++をサポート、Look and FeelにFlatLAFを追加(Light、Dark、IntelliJ、Darcula)などなどわりと多め。

久々にダウンロードしてFlatLAFのIntelliJにしてみたら今風で実際、これが格好良いのだが、世の中Swingって今でも需要あるのかとも思う。実はタレこみ子の職場ではいまここって感じでSwingのGUIでちょこまかな業務用のちまちまアプリ作って使ってたりするんだが。

14211799 story
プログラミング

Gitのデフォルトブランチを「master」から「trunk」に変更する動き 199

ストーリー by hylom
英語は難しい 部門より

Anonymous Coward曰く、

アメリカにおける黒人差別問題が再び大きく話題となる昨今だが、プログラミング界隈でもGitのデフォルトブランチ名である「master」が奴隷制に基づくものであるとして「trunk」に変えようという動きが上がっているらしい(outsider reflexblacklist/whitelist master/slave に関する情報集め)。

特に大きな話題となっているのは、GitHub公式のCLIツールが、デフォルトブランチ名を「master」から「trunk」に変える変更を行った話である。この件についてのissueは反対意見も出ていたものの、管理者の一存で5月27日にマージされており、今後利用者に大きな影響を与えることになるとみられる。

なおGitでは「slave」は使われておらず、Gitの「master」は奴隷と関係ない「master」ではないかという意見もあるが、Gitの「master」は古のBitKeeperに由来しており、BitKeeperでは「master」「slave」として使われていたとのことで、関係が無いとは言い切れないようだ。一方の「trunk」は、同様にSubversionに由来する。

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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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