Autodeskがゲームエンジンに本格参入 17
ストーリー by hylom
3D業界を牛耳るボス感 部門より
3D業界を牛耳るボス感 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
AudoCADだけでなく、Mayaや3ds Max、Softimageといった3DCGツールを販売しているAutodeskが、今度はゲームエンジン分野に参入するようだ。「Autodesk Stingray」という名称で、8月19日より提供が開始されている。価格は月額5,000円から(Autodeskの発表)。発表自体は先月の話なのだが、徐々にこのエンジンについての細かい話が出始めているのでこれを気にタレコみたい(4Gamer)。
現在では多くのゲームデベロッパーが外部のゲームエンジンを使用してゲームを制作しており、UnityやUnrealなどが有名だ。これらのゲームエンジンを利用する場合でも、3DCGの制作にはAutodesk製品が使われることが多いため、Autodeskが自前のゲームエンジンをリリースするというのは自然な流れの様に見える。とはいえ、Game WatchによるとAutodeskが買収してきたさまざまな技術を合体させたものになっているとのことであり、またまだ実績も少ないので評価としては未知数となるが……。
なお、Mayaの廉価版であるMaya LT(月額4,000円)を利用している場合、無償でStingrayが利用可能になるとのこと。方向性としてはまずは中小規模デベロッパー向けに導入してもらいたいようだ。