アダム・グラント氏、1日の労働時間を2時間減らし週の労働も4日にすべし

あるAnonymous Coward 曰く、

ウォートンスクールの教授であるAdam Grant氏は、典型的な始業午前9時、終業午後5時の代わりに、仕事を2時間早く切り上げるべきだと主張する。同氏は「8時間ほどで6時間では生産性と創造性に大きな差が出る」と話す。スウェーデンの特別養護老人ホームで行われた実験では、賃金の引き下げは行わす勤務時間を6時間に切り替えた結果、生産性向上と労働者の健康の向上、欠勤の減少に繋がったとしている（CNBC、Slashdot）。

遺言や財産を管理するニュージーランドの企業も、給与を維持したまま週4日間労働に切り換えた。その結果、スタッフのストレスレベルが7％低下、パフォーマンスにも問題はなかったという。Virginグループを率いる億万長者リチャード・ブラソン氏も最近のブログで労働時間の短縮による成功を宣言した。ブランソン氏は、愛する人たちと一緒に過ごす時間が増え、フィット感と健康が改善され、世界を探索する時間が増えることを多くの人が歓迎するだろうと語っている。