Java SE 9リリース

あるAnonymous Coward 曰く、

Oracleは9月21日、Java言語の新バージョンとなる「Java SE 9」の提供を開始した（ダウンロードページ、gihyo.jp、窓の杜、Publickey）。

Java SE 9の目玉としては、Java SE 7以来実に10年に渡って導入が議論され続けてきたモジュール化システム「Project Jigsaw」が挙げられている。これにより新たにパッケージの上位概念としてモジュールが導入され、開発者をJAR地獄から解放することが期待されている。その他、Javaをシェルから対話形式に実行するJshell、JSONドキュメント/データストリームを生成するLightweight JSON API、新しいHTTP2クライアントなどの導入も図られている。

Javaのメジャーバージョンアップは2014年以来3年ぶりとなるが、Java 9以降はリリースサイクルの見直しも検討されている。今後は新機能が揃うのを待ってリリースするのではなく、半年ごとのリリースタイミングでその時点で完成している新機能がリリースに含まれるようになるという。また3年ごとにLTS版が提供される模様である。

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