「CCleaner」に混入されたマルウェア、IT大手約20社を対象か

あるAnonymous Coward 曰く、

Avast Softwareの「CCleaner」にマルウェアが仕込まれていた問題で、AvastやCiscoのセキュリティ部門Talosは9月20日、攻撃者は日本や台湾、米国などの大手IT企業を狙っていたことが分かったと伝えた。見つかった配信リストのドメインに、Cisco、Intel、Google、Microsoft、Akamai、Samsung、ソニー、VMware、HTC、Linksys。D-Linkなどの社名が記載されており、これらがターゲットになった模様。

AvastやTalosでは、マルウェア制御用のC2サーバに保存されていたファイルを分析した結果、これが特定の相手を狙って執拗な攻撃を仕掛けるAPT攻撃だったことが実証されたと報告している。9月12日から16日の間に70万台を超すマシンがC2サーバと通信し、8組織の20台あまりが攻撃の第2段階となるマルウェアを受け取っていたことが分かったとしている（ITmedia、WIRED、ZDNet、Slashdot）。