中国のビットコイン取引規制により日本市場が世界最大の取引量に

あるAnonymous Coward 曰く、

中国が9月15日以降、人民元による仮想通貨の取引サービスを停止すると続々発表していることを受けて、世界のビットコイン取引量に占める各国の法定通貨のシェアが変貌している。これまで大きなシェアを占めていた中国元が減少するとともに、19日時点で日本円建ての取引量が全体の約48.3％を占めてトップとなったという（クリプトコンペア調べ）。第2位は米ドルの約32.5％、3位は韓国ウォンの約6.5％、4位は中国元の約5.7％と続いている（MoneyVoice、Sputnik、BUSINESS INSIDER）。

中国当局者は今回の仮想通貨を発行して資金を集める「新規仮想通貨公開（ICO=イニシャル・コイン・オファリング）」禁止措置は一時的なものであると主張している。北朝鮮がビットコインを外貨獲得の手段に使っているのは有名だ。別の記事では今回のビットコインの価格低下は北朝鮮に対する経済制裁の一環ではないかという見方もあるようだ。