「カラス侵入禁止」でカラスがやってこなくなった理由
タレコミ by masakun
masakun 曰く、
毎年春になると岩手県大槌町にある東大の研究施設で「カラス侵入禁止」の張り紙が作られる、この警告文がなぜかカラスに効果的だというのだ(朝日デジタル)。海に面した東京大学国際沿岸海洋研究センターは2011年の震災の津波が最上階の3階に達したため、3階のみ仮復旧して、1-2階は片づけた後物置として使っていたという。カラスの被害が目立ち始めたのは2015年春のこと。建物の窓や扉がないことに目を付けたカラスが、1階の天井配管の断熱材を巣作りに拝借するようになったのだ。センター職員から相談を受けた佐藤教授にもよいアイデアが浮かばず、知人で「カラスの専門家」の宇都宮大「雑草と里山の科学教育研究センター」の竹田努研究員(環境医学)に相談したところ、「警告文を出してみては」というアドバイス。半信半疑で張り紙を出してみたら、これが効果絶大だという。
竹田研究員によると、警告文を目にした職員や学生がカラスに視線を向けたり指さしたりすることで警戒して寄りつかなくなるらしい。そのためカラスを見る人が増えるほど効果的だという。つまりカラスは警告文を読めないが、空気は読めるみたいですね。
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