Microsoft、Intelプロセッサーの脆弱性に対応する新たなマイクロコードアップデートを提供
MicrosoftがIntelプロセッサーの脆弱性に対応する新たなマイクロコードアップデートをMicrosoft Updateカタログで提供開始した(Microsoftサポートの記事、 Neowinの記事)。
今回のマイクロコードアップデートでは既に提供されているSpectre Variant 2に対応する修正に加え、5月21に公表されたSpectre Variant 3a/4および8月14日に公表されたL1TF(L1 Terminal Fault)に対応する修正が含まれる。なお、Microsoftが提供しているSpectre Variant 2のマイクロコードアップデート(Windows 10 バージョン1803/ 1709/ 1703/ 1607/ 1507)は第2世代Coreプロセッサー以降に対応しているが、今回のマイクロコードアップデートは第6世代以降の対応となっている。ただし、Windows 10 バージョン1507(RTM)向けでは第6世代のみとなっており、4月にサービスが終了したバージョン1511向けには提供されないようだ。
Windows 10の各バージョンに対応するKB番号は以下の通り。なお、バージョン1803に対応するKB4346084のみ、Microsoft Updateカタログのほか、Windows UpdateとWSUSでも配布される。