代替メディアを利用した情報操作は実在する
ワシントン大学のKate Starbird氏の研究によると、beforeitsnews.com、nodisinfo.com、veteranstoday.comなどの「代替メディア」と呼ばれるサイトは、大衆を制御しやすくするために「意図的に虚偽情報」を流している可能性があるという。研究チームは危機発生時に人々がオンライン上(主にtwitter)で噂を広める様子を調査していく過程で、同じ種類の噂が幾度も登場することに気がついた。代替メディアが流した記事が原因だという。2013年に起きたボストンマラソン爆弾テロ事件のtweetのうち4000以上は米軍が流した偽情報だったと主張している。
これは一度だけではない。チームは、さまざまな分野でtwitterのボットネットが利用されていることに気がついた。分析の結果「陰謀説を配布する」ことを目的とした24の代替メディアが存在することが分かったてしている(TNW、The Seattle Times 、論文[PDF]、Slashdot)。