TIOBE IndexのProgramming Language of the Year 2019はC言語 88
増加 部門より
2020年1月のTIOBE Indexで2位のCは前年から2.44ポイント増加して15.77%となっており、5位のC#が2.07ポイント増の5.35%で続く。2018年のProgramming Language of the Yearだった3位のPythonは2019年2月を除いて常に増加幅トップだったが、2020年1月は1.40ポイント増の9.70%にとどまった。Cの増加についてTIOBEでは、パフォーマンスが重視される小型デバイスによる需要増や学習が容易な点、どのようなプロセッサーでもコンパイラーが利用できる点を挙げている。
このほか、トップ20で増加したのは9位のSwift(0.61ポイント増、1.80%)と17位のD(0.25ポイント増、0.83%)のみ。1位のJavaは0.01ポイント減の16.90%で、Cとの差は1.12ポイントとなっている。4位のC++(2.58ポイント減、5.57%)と6位のVisual Basic .NET(1.17ポイント減、5.29%)は特に減少幅が大きい。また、ランキングを大きく上げたプログラミング言語としてはSwift(15位→9位)とRuby(18位→11位)が挙げられている。一方、期待されていたほど伸びなかったプログラミング言語はRust(33位→30位)やKotlin(31位→35位)、Julia(37位→47位)、TypeScript(49位→48位)とのこと。