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訃報: 計算機科学者のフェルナンド・コルバト氏 54
ストーリー by headless
訃報 部門より
訃報 部門より
世界初のタイムシェアリングオペレーティングシステムの一つ、Compatible Time Sharing System (CTSS)の開発を率いた計算機科学者のフェルナンド「Corby」コルバト氏が12日、93歳で死去した。死因は糖尿病による合併症と伝えられている(MIT CSAILのニュース記事、
The Next Webの記事、
The New York Timesの記事)。
コルバト氏は1926年7月1日生まれ。17歳でテクニシャンとして海軍に入隊すると、レーダーやソナーのバグ除去で活躍する。除隊後はカリフォルニア工科大学で学士号、MITで博士号を取得。MITで開発されたCTSSは世界で初めてユーザーアカウントにパスワードを使用したシステムであることから、コルバト氏はパスワードの発明者として認識されている。CTSSに続いてコルバト氏が開発を率いたMulticsは、のちのUNIX系OSに大きな影響を与えた。1990年にはチューリング賞を受賞。あるプログラマーが一定時間内に書くことのできるコードの行数はプログラミング言語にかかわらず同じだとする「コルバトの法則」でも知られる。
コルバト氏は1926年7月1日生まれ。17歳でテクニシャンとして海軍に入隊すると、レーダーやソナーのバグ除去で活躍する。除隊後はカリフォルニア工科大学で学士号、MITで博士号を取得。MITで開発されたCTSSは世界で初めてユーザーアカウントにパスワードを使用したシステムであることから、コルバト氏はパスワードの発明者として認識されている。CTSSに続いてコルバト氏が開発を率いたMulticsは、のちのUNIX系OSに大きな影響を与えた。1990年にはチューリング賞を受賞。あるプログラマーが一定時間内に書くことのできるコードの行数はプログラミング言語にかかわらず同じだとする「コルバトの法則」でも知られる。
rip (スコア:0)
sst.activations = sst.activations + 1;
if esw = backup then
sst.backup_activations = sst.backup_activations + 1;
if long_sw then
a_activated_sw = "1"b; /* indicate activation occured */
if dirsw then do;
aste.master_dir = vtoce.master_dir;
aste.quota = vtoce.quota;
aste.used = vtoce.used;
aste.tqsw (0) = vtoce.received (0) ^= 0 | vtoce.master_dir;
aste.tqsw (1) = vtoce.received (1) ^= 0;
sst.dir_activations = sst.dir_activations + 1;
end;
else seg_aste.usage = seg_vtoce.usage; /* Segments have no quota. keep pf count */
Multics の功績 (スコア:0)
UNIX は Multics の反面教師として生まれた。
BSD は ベル研究所の UNIX から派生した。
macOS や iOS にはBSD由来のコードが含まれる。
Windows のTCP/IPスタックであるところの初期の Winsock は BSD のコードを移植して使われた。
PS4 の OS は FreeBSD をベースに作られている。
結論:BSD偉い
Re:Multics の功績 (スコア:1)
>UNIX は Multics の反面教師として生まれた。
UNIX は Multics を反面教師として生まれた。
じゃないかな。
"Multics の反面教師"だとMulticsのほうが望まれたものでUNIXは他山の石とされたほうという意味合いになってしまう。
# それだけなのでAC
Re: (スコア:0)
> UNIX は Multics の反面教師として生まれた。
具体的にどこをどう反面教師としたのか、答えられるやつを見たことがない
Re: (スコア:0)
いきなりホットロードとかめんどくさいことやってた部分を切った
Re: (スコア:0)
一個の仕組みで何でもできるようにするのが Multics で、完成までに大変な労力を要したから・・・
単純な仕組みの複合体として、相対的に少ない労力でだいたい完成させたのが unics → UNIX だと読みました。
応えになってるでしょうか。
プログラムがでかくて複雑だと完成に時間がかかるのはわかります。
それを小さいプログラムをコンポーネント指向で組み合わせて動かすという UNIX のパイプ処理はうまくできてるなと、初めてパイプを使ったときに感動しました。
emacs は Multics を思い出します。
また、 ls のオプションの多さもなんだかなーと思ってます。
しかし、フェルナンド・コルバトという名前は初めてみましたが、グレース・ホッパーといい、米軍には情報関係の学位を持っている人がいるんですね。自衛隊はどうなんでしょうか。戦略とか戦術を考える人や、情報関係の開発の人とかって聞いたことないのですけど。
Re: (スコア:0)
自衛隊は将官が僅か二階級しかない小所帯です。
https://www.mod.go.jp/j/profile/mod_sdf/class/ [mod.go.jp]
戦略とか戦術を考えるたり、情報関係を取り纏める「参謀組織」すらありません。
https://www.mod.go.jp/j/profile/mod_sdf/ [mod.go.jp]
Re: (スコア:0)
まあ、米軍ありきの組織だから
Re: (スコア:0)
えっと、幕僚組織ってなんだと思っているんでしょうか。
Re: (スコア:0)
テントを張るチーム(語源)。
Re: (スコア:0)
作った本人は、なんか名前を付けなきゃいけないからMulticsもじってUNIXにした。みたいなことをいっていたような。
Re: (スコア:0)
「反面教師として生まれた」だから。お間違えなく。
Re: (スコア:0)
非難される事の多かった Multics と比べても、後代の UNIX の重厚長大な事よ。
Re: (スコア:0)
systemd「重厚長大? だったら俺に任せろ!」
Re: (スコア:0)
> 具体的にどこをどう反面教師としたのか、答えられるやつを見たことがない
若者なら知らないのも仕方ないけど、昔のUNIX系のドキュメントにはいろいろ載ってましたよ。
たとえば https://www.bell-labs.com/usr/dmr/www/hist.html [bell-labs.com] の IO Redirection の項目には、
プロジェクトが大きすぎるせいで、よいアイディアが埋もれてしまう話が載ってます。
Re: (スコア:0)
> Even though this very clumsy sequence was used often during the Multics days, and would have been utterly straightforward to integrate into the Multics shell, the idea did not occur to us or anyone else at the time. I speculate that the reason it did not was the sheer size of the Multics project: the implementors of the IO system were at Bell Labs in Murray Hill, while the shell was done at MIT. We didn't consider making changes to the shell (it was their program); correspondingly, the keepers of the s
Re: (スコア:0)
> the sheer size of the Multics project: the implementors of the IO system were at Bell Labs in Murray Hill, while the shell was done at MIT
これはプロジェクトが物理的に広かった(距離が遠かった)といってます
コンピューターネットワークもない時代だから、やりとりするのが面倒くさかったということですね
> プロジェクトが大きすぎるせいで、よいアイディアが埋もれてしまう話が載ってます。
まったく関係ありません
俺はこんな年寄りをたくさん見てきたから
> 具体的にどこをどう反面教師としたのか、答えられるやつを見たことがない
Re: (スコア:0)
“even though...[it] would have been utterly straightforward to integrate into the Multics shell, the idea did not occur to us or anyone else at the time. I speculate that the reason it did not was the sheer size of the Multics project”は
「[それ]をMulticsのシェルに組み込むことは簡単だったろうが、当時そんなことは我々も、他の誰も考えつかなかった。その理由を考察するなら、Multicsプロジェクトが巨大だったからだろう」としか翻訳出来ませんが、どこが「関係ありません」なんでしょうか。
Re: (スコア:0)
なあ爺さん、文をなんでそこで切るのよ
頼むから俺が先回りして投稿したコメントくらい読んでくれよ
Re: (スコア:0)
Multicsが巨大プロジェクトで鈍くさいということは当時からみんな知ってていろいろ揶揄されてたわけ
それを踏まえてこの記事では、失敗原因を「物理的に大きかった」つまり開発者が離れ離れになっていたのが原因と言ってるわけ
ギャグなんですギャグ
半可通は一行目を知らないから、unixがはじめてMulticsに批判的だったと思ってるんだよ
えぇ? (スコア:0)
>あるプログラマーが一定時間内に書くことのできるコードの行数はプログラミング言語にかかわらず同じだとする「コルバトの法則」でも知られる。
awkやsedなら一行野郎をやたらと書く俺ですけど、pythonじゃ無駄に改行しなければならないので時間単位の改行コードはあからさまに違うぞ。
さすがにそんなやわな突っ込みをうけるようなものが法則として残らんだろ
とおもってググったらwikipedia先生がたちまち反証
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%... [wikipedia.org]
アセンブリ言語かコンパイラ言語かということとは関係なく、ソースコードの、1日の(うちに生産できる)デバッグ済みの行の数はだいたい同じである。(Regardless of whether one is dealing with assembly language or compiler language, the number of debugged lines of source code per day is about the same!)
なあこれ、「デバッグ済みの」の形容詞をつけるかつけないかで、意味がまったく変わらないか?
たれ込み文はわかっていて省いたの?知らないで引用したの?
それによって、彼が書くソースコードのレビューに対する態度が変わる
Re:えぇ? (スコア:2)
「彼」て?「レビュー」て?
なあこれ、文脈がアレすぎて、意味がまったくわからなくないか?
Re:えぇ? (スコア:1)
Re: (スコア:0)
君はデバックもしていない書きっぱなしの落書きを、成果物として納めるのか?
Re: (スコア:0)
例外処理とか通すのがメンドイところはサボることあるな
Re: (スコア:0)
デバックって表記はなんとかならんのかな
Re: (スコア:0)
夢の中でコーディングしていて上手くいったのに、目が覚めたらコードが思い出せないことがあるだろ?
その記憶を呼び戻すのがデバック。
Re: (スコア:0)
それが実際に行われているから頭を抱える
しかもマイナンバーを扱うシステムで
本人曰く、よく分からなかった
リーダー曰く、ちゃんとやっていると思っていた
Re: (スコア:0)
そんなこと言うなよ~
信じてるんだから…
# 7pay見ながら
Re: (スコア:0)
試作やデモ用に取りあえず動けばOKの感覚で作ったものがいつの間にか製品になってた
……なんてことありませんでした?
Re: (スコア:0)
後でなんとかするからとにかく納期厳守で動けばOKという司令が下ることもありますしおすし。
後でなんとかするのが俺じゃないなら、ポエムを書き散らかすしかないでしょう!
Re: (スコア:0)
推敲もしてない書きっぱなしの掲示板の落書きを見に来る人がいるんだからまあね。
Re: (スコア:0)
タレコミ内にあるMIT CSAILのニュース記事だと
https://www.csail.mit.edu/news/fernando-corby-corbato-1926-2019 [mit.edu]
Another legacy of the professor’s is “Corbató’s Law,” which states that the number of lines of code someone can write in a day is the same regardless of the language used. This maxim is often cited by programmers when arguing in favor of using higher-level languages.
英語版Wikipediaでも
https://en.wikipedia.org/wiki/Fernando_J._Corbat%C3%B3#Legacy [wikipedia.org]
The number of lines of code a programmer can write in a fixed period of time is the same, independent of the language used.
ですのでタレコミの通りですね
ただ英語版Wikipedia内の注釈によると元々は
Regardless of whether one is dealing with assembly language or compiler language, the number of debugged lines of source code per day is about the same!
Re: (スコア:0)
Regardless of whether one is dealing with assembly language or compiler language, the number of debugged lines of source code per day is about the same!
"PL/I as a Tool for System Programming", Datamation, 15 (5), 6 May 1969, pp. 68–76. This has been paraphrased variously by others as Corbató's Law:
アセンブラなら行数だけならアホみたいに書けるから、デバッグ済みでなきゃ意味のある法則とはいえないね
同じ行数なら当然高級言語のほうがずっと生産性は高いし、Multicsはそういって全部PL/Iで書いた
> 君はデバックもしてい
レーダーやソナーのバグ除去 (スコア:0)
アンテナを掃除する人を想像してしまった
Re: (スコア:0)
実際にはノイズ除去だったのでしょう。
Typo (スコア:0, 興味深い)
Comatible じゃなくて Compatible ですよ
Re:Typo (スコア:1)
「プログラマーが一定時間内に書くことのできるコードの行数はプログラミング言語にかかわらず同じ」 (スコア:0)
マネージャー「よーし、お前ら、今日からコードにコメント入れるの禁止な」
Re: (スコア:0)
先生!複数行文字列はコメントに入りますか!?
by python
Re: (スコア:0)
無駄に改行してステップ数を稼ぐんだ
Re: (スコア:0)
最近はフォーマッタが勝手に走って整形してしまうのです。
Re: (スコア:0)
あかほりメソッドですね、わかります。
コルバト氏はパスワードの発明者として認識されている。 (スコア:0)
「山!」「川!」の昔の忍者じゃなかったのか
Re:コルバト氏はパスワードの発明者として認識されている。 (スコア:1)
は,忠臣蔵では?
暗号というより敵味方識別の符丁のような.
# 世代的には「ナポレオンの切り札は?」
Re: (スコア:0)
それCHAPだからパスワード認証より一歩進んでる。
Re: (スコア:0)
CHAPと合言葉は違う。
Re: (スコア:0)
それ、「合言葉は?」と問うこと自体が脆弱性になるから、
あえて一見さんには意味不明な言葉をその代わりにしただけだよ。
言ってしまえば「パスワード入力画面」の表示。
だから合言葉は普通のパスワード認証。
Re: (スコア:0)
合言葉は?
と聞かれたら
猫 ニャンニャンニャン 犬 ワンワンワン 蛙も家鴨もガァガァガァ
Re: (スコア:0)
というかまさに「秘密の質問」では