
JavaをめぐるOracleとGoogleの裁判、2審はOracleの著作権を認める 54
ストーリー by headless
逆転 部門より
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GoogleがJavaの知的財産を侵害しているとしてOracleが訴えていた裁判で、2審の米連邦巡回区控訴裁判所は9日、37のJava APIパッケージに関するOracleの著作権を認める判決を出した(判決文: PDF、
Reutersの記事、
Bloomberg Businessweekの記事、
本家/.)。
1審のカリフォルニア州北部地区連邦地裁では、37のAPIパッケージについてGoogleがJavaからコピーしたとされるコードの宣言や構造、順序、構成を含む要素に関しては、著作権で保護されないとの判決を2012年5月に出しており(/.J記事)、Oracle側が控訴していた。2審では一転してこれらの要素が著作権で保護されるとの判断を示し、Googleが主張するフェアユースであるかどうかの判断については1審に差し戻すとの結論に達したとのこと。なお、1審でOracleはGoogleによる特許侵害も主張していたが、2審では審理の対象となっていない。
1審のカリフォルニア州北部地区連邦地裁では、37のAPIパッケージについてGoogleがJavaからコピーしたとされるコードの宣言や構造、順序、構成を含む要素に関しては、著作権で保護されないとの判決を2012年5月に出しており(/.J記事)、Oracle側が控訴していた。2審では一転してこれらの要素が著作権で保護されるとの判断を示し、Googleが主張するフェアユースであるかどうかの判断については1審に差し戻すとの結論に達したとのこと。なお、1審でOracleはGoogleによる特許侵害も主張していたが、2審では審理の対象となっていない。
日本の著作権法では、APIの仕様に著作権は及ばない (スコア:5, 参考になる)
プログラム言語……言語仕様という方がわかりやすいか
規約……プロトコルやAPIなど
解法……アルゴリズム
(創作性のある)実装がプログラムの著作物になるわけですね。