
OpenCOBOL Ver. 1.0 リリース 14
ストーリー by mhatta
不撓不屈 部門より
不撓不屈 部門より
skobamoss 曰く、
レガシーテクノロジーの代名詞のように扱われながらしぶとく21世紀まで生き延びているCOBOLのオープンソース実装の一つ、OpenCOBOLのバージョン1.0が、2007年12月27日にリリースされていた。西田圭介氏がTinyCOBOLよりforkして2001年から開発を開始して以来、すべてオリジナルのコードに書き換え、COBOL85規格のほとんどを実装した上で2年7ヶ月ぶりの新バージョンリリースにこぎつけた。
数多くの資産を有効利用し、将来への橋渡しをしていくという意味でOpenCOBOLには今後も期待したい。
COBOL トランスレータ (スコア:5, 興味深い)
ついでに、www.opencobol.org から Google 広告を通じてリンクされていた
www.softwaremining.com というサイトを調べると、COBOL から Java や C# への
トランスレータを売っている会社もあるらしい。
従って、少なくとも C, C#, Java のプログラマーにとっては、COBOL から
自動変換されたコードの保守拡張をアサインされるという、なにやら悪夢のような
可能性を考えておく必要があるということでもある。
COBOL.NET (スコア:2, 興味深い)
こんな事例もあるようです.
屍体メモ [windy.cx]
Re:COBOL トランスレータ (スコア:1, 参考になる)
・日本語の扱いに付いての拡張
・オンライン操作への拡張
が存在するので、国内で有れば多分覚悟は不要でしょう、
Re:COBOL トランスレータ (スコア:1, 参考になる)
確かに、OpenCOBOL は COBOL から C のトランスレータですが、
変換された C コードを利用することはあまり無いでしょう。
どちらかと言うと変換処理はプリプロセッサやプリコンパイラにイメージは近いかも知れません。
COBOL で完結すれば変換された C コードは中間ファイル並に見ることはありません。
少なからず、OpenCOBOL で変換された C コードを C プログラマが
保守するという状況は無いはずです。COBOL ソースが消失しない限り…
Re:COBOL トランスレータ (スコア:1, 参考になる)
>>保守するという状況は無いはずです。COBOL ソースが消失しない限り…
Fortran77が読めない時にはf2cで変換したcのソースを読んでました.
頭痛で死にそうになったのでFortran勉強しましたが.
COBOLできないならこのCのコード読んで直してって言われたらどうする?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
> 頭痛で死にそうになったのでFortran勉強しましたが.
余程のマゾか C で完結したい人はそれでも良いけれど、流石に遠回りです。
Fortran のコードがあるならば、そのコードを読んだ方が良いし、
仕様が無いにしろ、(Fortran やそのシステムを) 知っている人に聞いた方が早い。
ちなみに、OpenCOBOL はデフォルトオプションでは
C のソースコードはファイルに出力されることは無いです。
Re:COBOL トランスレータ (スコア:1)
Re: (スコア:0)
昔C++コンパイラなるものが実はC++ -> Cトランスレータだと
気づいた人も同じようなこといってたなぁ。
Re: (スコア:0)
gdb 使えるのかな?
資産の有効利用としては (スコア:2, 興味深い)
現実とのギャップその1:
COBOL85 で廃止された旧規格にはサポートされていないものがある。悪名高い ALTER がその典型である。ALTER を駆使した古代の COBOL プログラムがいまだに現役である例は多い。
現実とのギャップその2:
実際の業務で使用されている COBOL で記述された処理内容のうち、少なくない部分は、データベースへのアクセスであったり、オンライン端末との通信であったりする。
それらの処理は、COBOL の言語で記述できるものではなく、メーカー独自の COBOL 言語拡張が行なわれたり、メーカー提供の CALL インターフェイスを使用したりする。そのような部分が利用できるようになっていなければ、COBOL85規格に合った COBOL 言語だけでは、役に立たない。
Re:資産の有効利用としては (スコア:2, 参考になる)
さらに、同じサイトの別の記事 [swbell.net]によれば、リライトしたいプログラムに ALTER が出現するのは「災難」とのこと。
Re: (スコア:0)
ALTER は鉄道の転轍機のようなもの、分岐点に来たときどちらに進むべきかを 考えなくても、あらかじめ進路が決定しているので止まらずに進める
と教わりました。そういうものだと思って、常套句の中で使う分にはそれなりに 便利なものでした。
慣れると濫用が始まってわけがわからなくなりました。
ALTER を駆使した… (スコア:0)