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Anthy for ZETA正式版がリリース 22

ストーリー by GetSet
頑ななcanna派なので使い勝手を今一つ知らないが… 部門より

Anonymous Coward曰く、

無料のUNIX系OSでは、デファクトスタンダードの地位を確立している感のある、かな漢字変換エンジン「Anthy」ですが、ZETA移植版が正式リリースを迎えた模様。 バージョンは5.8となっています。(参考:ダウンロード

特徴は以下のとおりです。

  • (当然ながら)Anthy 変換エンジン(Lib Anthy)による強力なかな漢字変換。
  • ローマ字入力とかな入力の両方をサポート。
  • 各種入力モード(英数固定、半角カタカナ固定など)を用意。
  • バリエーション豊富な後変換(カタカナ・英数変換など)を実現。
  • 部分確定、先頭一文字確定など、きめ細かな入力・確定制御が可能。
  • 句読点変換機能を搭載。
  • テンキー半角入力などの入力補助機能を搭載。
これはオフトピですが、Anthyの個人辞書が壊れるのはLinuxカーネルのバグです。なので、個人辞書編集ソフトの作者に、この手のspamを送りつけるのは止めましょう :-)
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2007年01月08日 23時22分 (#1088221)
    適用ライセンスがSHINTAフリーソフトウェア使用許諾(SFWL) [geocities.jp]になってますが、問題ないんですかね。AnthyはGPL-2だと思うんですが。
    • by Stealth (5277) on 2007年01月09日 0時12分 (#1088233)

      見た感じ、どう考えても問題があるライセンスだと思います。

      • 本ソフトウェアを悪用することを禁じます。
      • 本ソフトウェアを改変することを禁じます。

      こういう使用条件らしいので。

      Anthy-dev に入られている方は、このライセンスを GPL 互換に変更するか、Anthy for ZETA のライセンスのみ GPL に変更するよう reply してあげる方が良さそうですね。

      # なんか久しぶりに、草の根 BBS とかでよく見た「フリーソフト」のライセンスを見た気がする。

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      • by kokito (17249) on 2007年01月09日 5時11分 (#1088279) 日記

        回答にはならないが、2chやJPBE.netのこのスレッド [jpbe.net]でライセンスについてちょっと議論があって、作者本人がそれに対してこんな風に解説しています [biglobe.ne.jp]。これはZETAだけでなく、将来的にはHaiku [haiku-os.org]にも使えそうな貴重なものなので、ライセンスのことは是非クリアしてほしいですね。

        親コメント
        • by Stealth (5277) on 2007年01月09日 5時51分 (#1088283)

          挙げられているものがかなり過去のもの (限定公開版の頃) であるため、現状の作りがどうなっているか次第になりますが、もしかしたら GPL 違反の可能性もありうる予感があります。

          JPBE.net 上のコメントでは 2 案である「Anthy をダイナミックリンクライブラリ(.so)に分離し、ZETA1.2 でビルドできるソースコードを配布する。input_server add-on には SHINTA さん独自のライセンスを適用可能。」を採用する事を述べています。

          が、GPL である以上ライブラリの形にしてもリンクした以上は GPL となる訳で。

          仲介するモジュールを GPL で作成し、それとソケット通信する形などの直接的にリンクしていないのであればそのままのライセンスでいいかと思いますが、こうした形となっていない場合には色々と面倒な事 (ライセンスの変更等) になりそうですね。

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          • by kokito (17249) on 2007年01月09日 7時59分 (#1088293) 日記
            僕の下手な日本語が通じなかったかもしれませんが、基本的にはStealthさんと同意見です。:-)
            親コメント
          • by Anonymous Coward on 2007年01月09日 9時12分 (#1088306)
            「クラアント-サーバーモデルを採用しない」というのはAnthyの特徴の1つ [osdn.jp]だと思うので、ソケットを介して別プログラムに分離してしまったら、もはやAnthyとは呼べない「Anthyの変換エンジンを利用した何か」になってしまう気がします。Anthy作者 [srad.jp]のコメントが欲しいところですが。
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            • by Anonymous Coward
              あとAが動作する為にはGPLなBが必須の場合もAはGPLにする必要がありませんでしたっけ。
          • by bero (5057) on 2007年01月11日 15時26分 (#1089920) 日記
            >仲介するモジュールを GPL で作成し、それとソケット通信する形などの直接的にリンクしていないのであればそのままのライセンスでいいかと思いますが、

            とは限らない。

            「単なる集積」と「二つのモジュールを一つのプログラムに結合すること」の違いは何ですか? [gnu.org]


            パイプやソケット、コマンドライン引数は、通常二つの分離したプログラ ムの間で使われるコミュニケーションメカニズムです。ですからそれらがコミュ ニケーションのために使われるときには、モジュールは通常別々のプログラムです。しかしコミュニケーションのセマンティクスが親密であったり、複雑な 内部データ構造を交換したりする場合は、それらも二つの部分がより大規模な プログラムに結合されていると考える基準となりうるでしょう。


            それどころかMySQL ABは、プロトコル自体がGPLだからたとえ(プロトコル互換で)独自に作ってもGPLだ、と言ってる。

            MySQL Licensing Notice [mysql.com]

            まあこれらがどこまで有効か正直疑問だが。
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        • by bero (5057) on 2007年01月11日 15時09分 (#1089904) 日記
          Anthy側のライセンスも問題あると思う。
          - Anthyはライブラリである
          - AnthyはGPLである
          - GPLは(動的)リンクで波及する
          というのが正しければ、AnthyはGPL(又はcompatible)なソフトからしか使えない。(GPLv2の欠陥を突くとかいう話はおいとく。)

          例えばfirefoxはMPL/GPL/LGPLのトリプルライセンスだけど、FlashやAcrobat Readerなどプロプラなプラグインを使う(動的リンクする)なら選択可能なのはMPL/LGPL。
          一方GPLなものを動的リンクするならGPL/LGPL。
          LGPLとGPL、LGPLとプロプラをそれぞれリンクすることはできるけど、LGPLとGPLとプロプラを同時にリンクすることはできない。

          ブラウズ用と入力用と2つ動かすの?

          意図的にそういうライセンスにしてるならいいんだけど。
          親コメント
          • by kokito (17249) on 2007年01月11日 16時35分 (#1089982) 日記
            > - AnthyはGPLである

            anthy-8505パッケージの「COPYING」内は...

            Source code in this package is also is released under LGPL,
            so you can use shared libraries under the terms of LGPL.

            ...と記載されていますが。
            親コメント
            • by bero (5057) on 2007年01月11日 17時24分 (#1090027) 日記
              あっそう。なら#1088233 [srad.jp]がそもそも勘違いってことか。
              俺は未確認だったから「というのが正しければ」と注記したけど、確認したら#1089982 [srad.jp]の後に


              このソフトウェアパッケージはGNU GPLに従って改変、再配布などを
              行うことができます。

              下記はそのファイルのライセンスそのものではなく、そのファイルが
              どのライセンスのパッケージ中に含むことができるかを表しています。
              このリストは現時点では未完成です。


              で個々のファイルの一覧が続く。
              「共有ライブラリ」部分はLGPLだが、辞書はGPLだな。
              LGPLな互換辞書を用意すればLGPLで使えることになるけど、みんなそーやってんの?

              ...ライセンスの一部だけ切り出してるのはワザとか?
              親コメント
          • by Anonymous Coward
            Anthyライブラリとのリンクを必要とするのは、uimやscimなどのIMプログラムだけ。scimやuimは、ximやimmoduleのインターフェースを通じてキーイベントを受け取り、変換結果を返す、という構造。なので、プロプラなソフトでAnthyは使えないという理解自体がおかしい(そもそもリンク自体が不要)。
            • by bero (5057) on 2007年01月11日 19時22分 (#1090125) 日記
              でアプリとimmoduleはリンクされてるんですか?別プログラムが通信してるんですか?emacsのように直接駆動してるものは?

              アプリ <-A-> プラグイン <-B-> IM <-C-> プラグイン <-D-> 変換エンジン

              A-Dの接続(あるいはバイパス)方式によっていろいろあると思うけど
              わからんので整理してほしい
              親コメント
        • by Anonymous Coward
          解説というか、ごちゃごちゃ言うと作ってやらないよ的発言にしかみえないけど。
          まあ作者はGPLにする気はなさそうだから、うまく回避するように頑張るのでしょう。
      • by Anonymous Coward
        AnthyのライブラリはLGPLですので、分離できる形での配布なら問題ないはずです。
        • まずライセンスの情報くらいは webサイト [anthy.osdn.jp]かAnthy wiki [anthy.osdn.jp]に書いておくべきですが、それがありません。そこでtarballを拾って調べてみました。配布中のCOPYINGによると、ソースツリーのcannadic以下、doc以下、depgraph以下、mkanthydic/compound.tはGPL、それ以外のコードはGPLとLGPLのデュアルライセンスとなってるようです。つか、そこはデュアルライセンスにする必要なんかなくてLGPLだけで十分じゃん。

          あと、uim [freedesktop.org]の方は
  • by Anonymous Coward on 2007年01月08日 23時51分 (#1088225)
    > これはオフトピですが、Anthyの個人辞書が壊れるのはLinuxカーネルのバグです。

    手元の 2.6.18 な etch 環境群で apt (dpkg か?)の保持情報が壊れる症状が
    頻発していたのですが、ファイルシステム/ディスク/コントローラの順番に
    原因を調べていたところでした...。あぅぅ...。orz

    # オフトピックなのでAC。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID

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