OpenWatcom 1.0リリース 30
ストーリー by Oliver
懐かしの逸品 部門より
懐かしの逸品 部門より
Silphire 曰く、 "OpenWatcom 1.0がリリースされました。OpenWatcomは、Sybase社が以前販売していたWatcom C/C++とWatcom Fortranの販売を終了するのに伴い、オープンソース化の作業が進められていた物です。ライセンスは独自のOpen Watcom Public Licenseというライセンスを使用しています。2000年8月22日に一部の開発者に限定的にソースコードが公開されてから2年半近い年月経ちましたが、やっと念願のリリースに漕ぎ着けたようです。OpenWatcomは16/32bit DOS, 16/32bit OS/2, Win16, Win32s, Win32とMS製OSを中心として幅広いプラットフォームをサポートしています。そのサポートしているプラットフォームの多さから、今でも使われている場面が多いのではないでしょうか。
なお、今後FreeBSDやLinuxに移植する計画もあるようです。"
密かに日本語対応 (スコア:5, 参考になる)
コマンドラインヘルプやメッセージなどが日本語化されています。 ソースコード中の日本語(SJIS)も通ります。
あと C のヘッダーやライブラリは多少 DOS 臭いのですが 一応 ANSI 互換のようで、
UNIX で書いた手持ちのコードを Win 環境に持っていて Watcom C Compiler でビルドすることはできました。
無論、sigact
ただ C++ のライブラリが特殊です。
STL の変わりに "WC" の prefix の付いた WATCOM テンプレート ライブラリが付いてきます。
# まあ、STL は移植しちゃえばいいのですけど、、、
p.s.
一応、IDE は要らないというチャレンジャーのために書いておきますが、Open Watcom を c:\watcom にインストールしたら、
で、wcl386.exe が C/C++ のフロントエンドっす。 FORTRAN77 は wfc386.exe っす。
p.p.s.
C++ の独自のテンプレートライブラリというと、 RogueWave の Tools.h++ なんてのもありましたね。 クラス名は "RW" から始まっていた記憶が、、、
コンタミは発見の母
Re:密かに日本語対応 (スコア:2, 参考になる)
STLPort はそのままでは使えなかったような?
2.0 の目標にも STLPort を動かすってのがありました。
おお、やっと出たか! (スコア:1)
PCにECC Registeredメモリの利用を推奨します。
Re:おお、やっと出たか! (スコア:0)
あれはgcc依存なんてもんじゃない。
Re:おお、やっと出たか! (スコア:0)
Watcomの名前を初めて知ったのは、 (スコア:1)
これを機会に使ってみようかなぁ…
LinuxでもWindowsでもCコンパイラはgccを使うことが殆どで、他のコンパイラをあんまり使わなくなってしまった。
他人のソースをコンパイルするのに、./configure & make でcコンパイラを使う機会がぐっと増えて、自分でmakefileいじらなくてもソフトがコンパイルできるし…
自分で書いたソースをコンパイルするにしても、コンパイラを替えてコンパイルしようとは普通思わないし。
tcc [bellard.free.fr]とか他のコンパイラと比較するのも面白そう。
tccはgnu形式のinline asmにも対応? (スコア:3, 参考になる)
tccは、小さいながらもISOC99への対応を目指していて、"long long"や wide charにも対応して、 preprocessとcompileとassembleとlinkをまとめて処理している為、 gcc 2.95.2 -O0との比較で8倍速いという高速化を実現しているみたい。 bisonやflexを使わずに手でゴリゴリ書かれていて、 lexser部分はにcase文を使い'\'とpreprocessのトラップに注意を払いながら TOKENにし、そのTOKENをMacroの展開などのpreprocessor処理し、TOKENを取り出し、 構文処理から直接ネーティブコードを生成という作業を、1パスで行っているようだ。
実行optionはgccを意識したものになっており、 version 0.9.16ではgnu形式のinline asmにも対応している。 ソースファイルの先頭に#!/usr/bin/tccを加えれば、 スクリプトととして実行できる機能も備えており、 memory and bound checkerの実装など、セキュリティが強化されれば、 高速性を生かして C言語をスクリプトとして気軽に使えるようになる かもしれないね。 javascriptのようにブラウザに組み込まれたり、 あと開発環境と組合わされば面白いかも。
tccのBellardって (スコア:1)
当時17歳。LZEXEは衝撃でした。
多芸多才な人なんだなあ。
Re:tccのBellardって (スコア:1)
奥村晴彦氏のソースへのリンクは切れてますけど。
…というか、本当に色々やってる [bellard.free.fr]人ですね…
Novell NLM を作れる (スコア:1)
NLM が作れる唯一のコンパイラ?
I am grateful to everyone and you.
Re:Novell NLM を作れる (スコア:1, 参考になる)
NLM作りはCodeWarriorへ移行しています. [novell.com]
Re:Novell NLM を作れる (スコア:1)
表示される物以外にQNX16,QNX32等もあるんですよね・・・。
対応予定でもあったのでしょうか?
MS C, Turbo C, Watcom C (スコア:1)
Turbo CはTurbo Pascal (今のDelphi) の流れを汲んで、コンパイルが超早いのとIDEを備えていたことが特長。一方でコンパイル結果のオブジェクトの質はMS Cに劣りました。
そこでWatcom Cですが、こいつはコンパイルが遅い代わりにオブジェクトはかなり良かったのです。
そこで開発者は、開発中はTurbo Cを使い、最後に製品にするバイナリを作る時だけWatcom Cでコンパイルしたものでした。
CP/M, DOS時代の処理系 (スコア:1)
(後のOptimizing C-86), Lattice C, Aztec C,
HI-TECH C(豪州産), Wizard C(Turbo Cの原型?)
Mark Williams C(Coherent作ってたとこね),
DataLight C, BDS-C(Leor Zormanのやつ),
いっぱいあったなあ...。
あ、Penguin Cってのもあったな。
京大の医学部生が作ったんだっけ?
Turbo Cは最初サザンパシフィックとマイクロ
ソフトウェアアソシエイツ(MSA)の両方が
日本語版を出してました。両方買ったけど
サザンパシフィックは後に手を引きました。
Re:CP/M, DOS時代の処理系 (スコア:1)
BDS-C:
CP/M時代にBDS-CでCを(個人で)習い始めました。最初はstdio.hが無いくらいな非標準仕様でした。後期版でもlongやfloatは無いとか、ライブラリの互換がかなり低いとか制限はありましたが、たかだか32kBのRAMと2.5MHzのZ80、250kBのFDで一通りのことができたのはすばらしかった。コンパイルはメモリに展開するので、大きいサイズは不可能でしたが、そのかわりTurbo-Pascalもびっくりの超高速でした。
入門用として、Tiny-Cというのがありましたが、インタプリタで、仕様も独特だったので導入したことはありません。
Aztec-C:
会社でFA機器の制御をPCでやることになり、PC-8801+CP/M3.0の環境で使う際に選んだのがこれ。floatもつかえ、ライブラリもそこそこ揃っていました。しかしライブラリにバグが結構あり、ソースがないのでリバースエンジニアリングして修正したり結構苦労しましたが、勉強にはなりました。
あと、Digital ResearchもDR-Cを出していました。CP/M-86版を会社で買ったけどほとんど使わなかった(そもそもOS自体...)。
Re:CP/M, DOS時代の処理系 (スコア:1)
当時国内で主流のPC-9801にあわせて、9801円だったような記
憶も残っていますし、発売元が2つあったような記憶もあるんです
よねぇ・・・
Re:CP/M, DOS時代の処理系 (スコア:1)
つーか、Ver.2(\14,800になってしまいました……って、Ver.1から\5,000位でアップデートしたんですけど)なら、今でも現役です。
386以上のCPUだとデバッガがヘンな挙動を示すこともあるので、V30な機械でMS-DOS3.3な環境を残してあったりします。
コンパイラとかのマニュアルは(当時の無知な私には)イマイチ判りにくかったんですけど、ライブラリのリファレンスは(当時の〃)良いできでした。
ライブラリのソースまで全部付いてたりして、結構勉強になりました。
>発売元が2つあったような記憶もあるんですよねぇ・・・
Turbo-Cの初期と混同されてませんか?
私の持ってる奴は、開発元がMIX Software、販売(日本代理店?)がシステム・ワンで、これ以外は見たこと無いですけど。
Re:CP/M, DOS時代の処理系 (スコア:1)
当時契約がらみで色々もめていたと思うんですが、FM-R用が他社
から出ていたはずなんです。比較検討をしていた覚えがあるんですよ。
結局98がメインになるので、システムワンにしたはずです。
かすかな記憶では、システムワンが白、もう一方が黒のパッケー
ジだったと思います。
なお、Cマガジン創刊のころに、システムワンの勝ち名乗りのよ
うな記述が広告にのっていたはずです。
あー、思い出せなくて、きゅーきゅーしてます。
Re:CP/M, DOS時代の処理系 (スコア:1)
PC-9801用しか知らない分際で生意気な口をきいてしまいました。
申し訳ありません。
当時の日本国内でのDOS環境を考えれば、対応機種によって別会社が販売する、何てこともありえたんでしょうね。
<おふとぴ>
現在でも(特定ジャンルの)ゲームは、(内容もイコールではありませんが)PC用とコンシューマー機用では別のところから発売される事が良くあります。
……大概、別ブランドなだけですけどね。
</おふとぴ>
……Power-Cの話題がオントピックかと問われると……?
Re:CP/M, DOS時代の処理系 (スコア:0)
試食版しか見たこと無い (スコア:0)
試食版じゃないLSI-Cってあったんでしょうか?
いや、お世話になったソフトはどれもドキュメントに「LSI-C試食版でコンパイルしました」と書いてあるのばかりだったんで。
ま、無料なのは確かにありがたかったですが、売り物コンパイラでも、Turbo CやTurbo Pascalを使ったフリーソフトってのはそれなりにあったと思います。
Re:試食版しか見たこと無い (スコア:1)
ワンダーウィッチの開発言語としても使われていたはず。
# というか、DOS版以外も有るのか…
Re:試食版しか見たこと無い (スコア:1)
プログラムをROMに焼き付ける人が良く使っていたはずです。
トランジスタ技術でよく記事になってた記憶があります。
Re:試食版しか見たこと無い (スコア:0)
Re:MS C, Turbo C, Watcom C (スコア:0)
こっちは、Win16とWin32の境目辺りで出てた奴だけど。
Re:MS C, Turbo C, Watcom C (スコア:1, 参考になる)
Re:MS C, Turbo C, Watcom C (スコア:1)
ゲーム用 (スコア:0)
たしか。
Re:ゲーム用 (スコア:1)
FAQ [azillionmonkeys.com]読むとなんか使いたくなってくる。
このFAQによるとwatcom向けに作られたエクステンダらしい>DOS4GW
そういえば、DOSのプログラミングを全然しなくなったなぁ…
CWSDPMIとか、GO32とか。何もかも懐かしい。
# まぁ、当時は某試食版 [cwidc.net]で十分だったのでエクステンダのお世話には全然なりませんでしたが。
# 第一、djgppとかの何MBもあるアーカイブをISDN公衆電話でDLする度胸なんて..
Re:ゲーム用 (スコア:1)
僕の場合 gcc (djgpp) にむちゃ憧れて、ビレッジセンターから 5 インチ FD (!) で購入したりしました。
スゲー量の FD が届いて結構ビビった…。奇跡的にも全部ちゃんと読めました。
Only Jav^Hpanese available :-)