アカウント名:
パスワード:
> 日本のITエンジニアの給与水準の低下が懸念されている。給与が高くないけど、技術水準も高くないんだよな。使っているのは海外製のハードウェアやソフトウェアばかり。
科学技術の中でも特にIT系が弱いのはなぜなんだろう?学会発表でも実用プロダクトでも、ほとんど存在感がない。
日本が負けたと言われる半導体でも世界で10%シェアがあるし、機械系ももうちょっと強い。
ゲーム業界はそうでもない気がするが。普通のソフトは、日本企業が金を出さなかったからだと思う。最近まで、大企業でもソフトはタダだと本気で思ってるところも多かった。人事制度の問題も大きい。過去のしがらみがある会社が多くて、賃金格差をつけることが出来なかった。その結果、能力のある若者ははほとんどが米国に行ってしまう。結果、優秀でも日本にいるのは、家庭の事情とか、英語が苦手とか、特殊事情がある人だけになった。その一部の優秀な人材すらも、ほとんどは外資系の企業に引き抜かれていった。
「金を出さなかった」というのは乱暴な言い方ですが、研究開発費の差、投資家の差は大きいと思う。
「ソフトはタダ」っていうのは、まあ、一面では正しいのよ。プログラム書いたことあるならわかるだろうけど、ソフトウェアってコピーはタダ同然。でも、0から1の最初に作るのは、莫大な費用がかかる。そして、実用ソフトでは、後追いの類似ソフトの価値は皆無。Excelがそうであるように、後追いソフトは先行ソフトの完全互換が要求される。(まあ、実際にはほぼ互換が限界)市場では、先行ソフトが売れる一方で、後追いソフトはまるで売れないし、価格を極端に下げないと売れない。後追いは開発費を回収できない。先行は開発費を回収し、さらに開発費を注ぎ込める。先行者完全優位なゲームなのよね。最近では無料のソフトもあるので、後追いソフトは開発費の回収がより困難となっている。日本は「後追いで勝つ」という戦略が得意だけど、ソフトでは通用しない戦略なのよね。
それから、有料のWEBブラウザが実質的に存在しないように、WEB広告で稼ぐという企業もいますよね。なぜ、WEB広告企業が、無料のWEBブラウザを作ったかと言えば、ここを他社に握らせることは生殺与奪ということだからだ。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
妥当だろ (スコア:3, おもしろおかしい)
> 日本のITエンジニアの給与水準の低下が懸念されている。
給与が高くないけど、技術水準も高くないんだよな。
使っているのは海外製のハードウェアやソフトウェアばかり。
Re: (スコア:0)
科学技術の中でも特にIT系が弱いのはなぜなんだろう?
学会発表でも実用プロダクトでも、ほとんど存在感がない。
日本が負けたと言われる半導体でも世界で10%シェアがあるし、機械系ももうちょっと強い。
Re: (スコア:0)
ゲーム業界はそうでもない気がするが。
普通のソフトは、日本企業が金を出さなかったからだと思う。
最近まで、大企業でもソフトはタダだと本気で思ってるところも多かった。
人事制度の問題も大きい。過去のしがらみがある会社が多くて、賃金格差をつけることが出来なかった。
その結果、能力のある若者ははほとんどが米国に行ってしまう。
結果、優秀でも日本にいるのは、家庭の事情とか、英語が苦手とか、特殊事情がある人だけになった。
その一部の優秀な人材すらも、ほとんどは外資系の企業に引き抜かれていった。
Re:妥当だろ (スコア:0)
「金を出さなかった」というのは乱暴な言い方ですが、研究開発費の差、投資家の差は大きいと思う。
「ソフトはタダ」っていうのは、まあ、一面では正しいのよ。
プログラム書いたことあるならわかるだろうけど、ソフトウェアってコピーはタダ同然。
でも、0から1の最初に作るのは、莫大な費用がかかる。
そして、実用ソフトでは、後追いの類似ソフトの価値は皆無。Excelがそうであるように、後追いソフトは先行ソフトの完全互換が要求される。(まあ、実際にはほぼ互換が限界)
市場では、先行ソフトが売れる一方で、後追いソフトはまるで売れないし、価格を極端に下げないと売れない。後追いは開発費を回収できない。先行は開発費を回収し、さらに開発費を注ぎ込める。先行者完全優位なゲームなのよね。
最近では無料のソフトもあるので、後追いソフトは開発費の回収がより困難となっている。
日本は「後追いで勝つ」という戦略が得意だけど、ソフトでは通用しない戦略なのよね。
それから、有料のWEBブラウザが実質的に存在しないように、WEB広告で稼ぐという企業もいますよね。なぜ、WEB広告企業が、無料のWEBブラウザを作ったかと言えば、ここを他社に握らせることは生殺与奪ということだからだ。