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金があれば買いたいと思ってる人間が多いと思ってるのならおめでたいことですね。今の世の中は金があっても買いたいと思わない人間にどうやって買わせるかが重要なので。
日本でもBSフジで放送されるようになった英国BBCの自動車番組「トップギア」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%8... [wikipedia.org] の視聴者がそこそこいる事を思うと、車が嫌いになったから売れなくなった訳ではなく、潜在的需要はあると思いますよ。
番組に出てくる刺激に溢れた車の映像で、番組の視聴者達は日本と日本の車には決定的に欠けている何かを感じているのではないでしょうか。
まあ、車に興味あってもローンさえまともに組めない・維持費を払えぬワーキングプア・不安定な身分の人間では、トップギアどころか近所を走る軽自動車を買う事すらどこか遠い国
西日本の地方都市に住んでいるものです。
結局、自動車の所有判断は維持費のことに尽きます。 乗り出し200万円程度の新車コンパクトカーを8年間、12万キロ前後(下取り期待できない程度)乗ったとして、取得費用込み・駐車場代抜きでキロ40円弱ぐらいになります。(純維持費は計算してね。) これで月間平均走行距離(収入タイミングごとの走行距離)を考えると最大4.5〜5万円/月となります。(ローンを考えれば実負担は傾斜配分的なんですが。) これに大都市圏一人暮らしで普段は公共交通機関利用、駐車場代が入るとなると…。
実は戦術的対応(供給側のアプローチ)に乗って1台目を手にできる人って案外少ないと思うんです。戦略的対応にしても、平均所得を上げたくても安定雇用をさせたくても、国がそういったことにコントローラブルな状況に無い(従業員所得も雇用も企業が判断する。都合の悪い法律が出来ると海外に逃げる)以上、クルマのモテる社会はこれ以上拡大しないと思います。
すなわち、単身でのクルマ所有動機は地域的な要因が大きく、可処分所得の拡大が確信できない限りは手が出せないのではないかと。 特にクルマを通勤手段に利用しないとなると、通勤交通費という費用補填もないし、固定費負担が目を被いたくなるレベルになるので、「所有を諦める」ということになるのではないかと思うのです。 身近なところが「高度成長期」でない限り、おひとり様では1台目のパイは増えないと思います。
というわけで、結局のところは地方都市に於いて、「1台目をいかにグレードアップさせるか」「家庭での2台目、3台目でいかに新車を買わせるか」という条件闘争的なところが短期的戦術になるのではないかと思います。
突き詰めれば、クルマが維持費負担(のイメージ)によって異性を惹きつける道具になっていないということも含め、「異性が相手に対して何を求めているか」のすれ違いだと思うわけです。 結婚して家族を持ってクルマが必要になる状況になって初めて所有のハードルが下がるということなので、一人1台のパイ拡大は難しいと思うのです。ゼロ×1+ゼロ×1でやっと1が立つわけで。
−−−−− 最後の段は思いっきりモテない君の僻みなのでAC
車両費用手続費用自動車取得税自動車重量税自賠責保険料任意保険料車両保険料駐車場代車検費用燃料費
他にあったっけ?
車両費用手続費用自動車取得税自動車重量税自賠責保険料任意保険料車両保険料駐車場代車検費用燃料費他にあったっけ?
「自動車税」がかかります。 納付タイミングからどう考えても県庁職員や市町村職員のボーナス原資になっているような。
あと、案外「消耗品費」がかかります。 クルマの持ちはオイル交換にかかっているので、5千キロ以内で交換します。(スターレットで説明書どおり?に交換して10万キロ前にエンジン死亡宣告を受けたという方に(同車種に乗っていたので)声を掛けられたことがあります。その方はヘビーコンディションだったのかもしれませんが。) タイヤは品質と乗り方にもよりますが、普及品クラスなら3年ぐらいで摩耗+サイドウォール劣化で交換になります。ブレーキはタイヤ交換2回に1回程度、バッテリは2年ごとの交換になります。
で、「修理費」も結構かかります。 10万キロまでに冷却水系がそれなりの確率で漏れ、オルタネータもベアリングが逝き、ショックは劣化し、車庫入れがシビアならドライブシャフトブーツが何回か破れます。 車検ごとにこれらの故障を直してプラス5〜10万円コースになってしまいます。 元々は新車組み立て時の部品の品質が悪いのが原因なのですが…。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
相変わらず (スコア:5, すばらしい洞察)
Re: (スコア:1, すばらしい洞察)
金があれば買いたいと思ってる人間が多いと思ってるのならおめでたいことですね。
今の世の中は金があっても買いたいと思わない人間にどうやって買わせるかが重要なので。
車嫌いになった訳ではないと思うが (スコア:3, すばらしい洞察)
日本でもBSフジで放送されるようになった英国BBCの自動車番組「トップギア」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%8... [wikipedia.org]
の視聴者がそこそこいる事を思うと、車が嫌いになったから売れなくなった訳ではなく、
潜在的需要はあると思いますよ。
番組に出てくる刺激に溢れた車の映像で、番組の視聴者達は
日本と日本の車には決定的に欠けている何かを感じているのではないでしょうか。
まあ、車に興味あってもローンさえまともに組めない・維持費を払えぬ
ワーキングプア・不安定な身分の人間では、トップギアどころか近所を走る
軽自動車を買う事すらどこか遠い国
Re:車嫌いになった訳ではないと思うが (スコア:2, 興味深い)
西日本の地方都市に住んでいるものです。
結局、自動車の所有判断は維持費のことに尽きます。
乗り出し200万円程度の新車コンパクトカーを8年間、12万キロ前後(下取り期待できない程度)乗ったとして、取得費用込み
・駐車場代抜きでキロ40円弱ぐらいになります。(純維持費は計算してね。)
これで月間平均走行距離(収入タイミングごとの走行距離)を考えると最大4.5〜5万円/月となります。(ローンを考えれば
実負担は傾斜配分的なんですが。)
これに大都市圏一人暮らしで普段は公共交通機関利用、駐車場代が入るとなると…。
実は戦術的対応(供給側のアプローチ)に乗って1台目を手にできる人って案外少ないと思うんです。戦略的対応にしても、
平均所得を上げたくても安定雇用をさせたくても、国がそういったことにコントローラブルな状況に無い(従業員所得も雇用も
企業が判断する。都合の悪い法律が出来ると海外に逃げる)以上、クルマのモテる社会はこれ以上拡大しないと思います。
すなわち、単身でのクルマ所有動機は地域的な要因が大きく、可処分所得の拡大が確信できない限りは手が出せないのでは
ないかと。
特にクルマを通勤手段に利用しないとなると、通勤交通費という費用補填もないし、固定費負担が目を被いたくなるレベルに
なるので、「所有を諦める」ということになるのではないかと思うのです。
身近なところが「高度成長期」でない限り、おひとり様では1台目のパイは増えないと思います。
というわけで、結局のところは地方都市に於いて、「1台目をいかにグレードアップさせるか」「家庭での2台目、3台目で
いかに新車を買わせるか」という条件闘争的なところが短期的戦術になるのではないかと思います。
突き詰めれば、クルマが維持費負担(のイメージ)によって異性を惹きつける道具になっていないということも含め、「異性が
相手に対して何を求めているか」のすれ違いだと思うわけです。
結婚して家族を持ってクルマが必要になる状況になって初めて所有のハードルが下がるということなので、一人1台のパイ拡
大は難しいと思うのです。ゼロ×1+ゼロ×1でやっと1が立つわけで。
−−−−−
最後の段は思いっきりモテない君の僻みなのでAC
Re:車嫌いになった訳ではないと思うが (スコア:1, 参考になる)
車両費用
手続費用
自動車取得税
自動車重量税
自賠責保険料
任意保険料
車両保険料
駐車場代
車検費用
燃料費
他にあったっけ?
Re:車嫌いになった訳ではないと思うが (スコア:2, 参考になる)
「自動車税」がかかります。
納付タイミングからどう考えても県庁職員や市町村職員のボーナス原資になっているような。
あと、案外「消耗品費」がかかります。
クルマの持ちはオイル交換にかかっているので、5千キロ以内で交換します。(スターレットで説明書どおり?に
交換して10万キロ前にエンジン死亡宣告を受けたという方に(同車種に乗っていたので)声を掛けられたことがあり
ます。その方はヘビーコンディションだったのかもしれませんが。)
タイヤは品質と乗り方にもよりますが、普及品クラスなら3年ぐらいで摩耗+サイドウォール劣化で交換になり
ます。ブレーキはタイヤ交換2回に1回程度、バッテリは2年ごとの交換になります。
で、「修理費」も結構かかります。
10万キロまでに冷却水系がそれなりの確率で漏れ、オルタネータもベアリングが逝き、ショックは劣化し、車庫
入れがシビアならドライブシャフトブーツが何回か破れます。
車検ごとにこれらの故障を直してプラス5〜10万円コースになってしまいます。
元々は新車組み立て時の部品の品質が悪いのが原因なのですが…。