首都圏と地方で高校生進学先の地元志向が強まる

あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事によると、都内有名大学における首都圏の高校出身者率が30年間で約1.4倍と大きく上昇しているそうだ。一方、地方の高校生が地元の大学に行く傾向が強まっているらしい。

理由としては、授業料や仕送りの負担が増えている事、親子とも地元志向が強まっている事、ネットの普及により都会との情報格差が小さくなっている事があるそうだ。
地元志向では、親が子供を遠方に出したがらなくなっているだけでなく、調査によると子供の半数が地元に残る事を希望している。地方の親の中には、塾に対し、子供に近場の大学を勧めるよう依頼する事例もあるらしい。研究者は、子供が親の遠方で苦学するより地元で親の経済力に頼る魅力に惹かれていると指摘しているそうだ。

首都圏の大学側は学生の多様性が失われる事を危惧し、奨学金制度の拡充等の対策を始めた。

個人的には、首都圏の大学の危惧も分かるが、地方の大学にとっては学生の安定的獲得につながり、必ずしも悪くはないと思うが、皆様はどう思うだろうか。皆様の大学受験の時はどうだっただろうか。子供がいる方や、親戚など身近な人の最近の受験や意識はどうなっているだろうか。