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5786 story

Blenderにオーディオ機能が追加 11

ストーリー by Oliver
統合メディアスタジオ 部門より

dseg 曰く、 "本家より。紆余曲折を経てGPLの元でソースコードが公開された 3Dソフトウェア、 Blenderオーディオシーケンス及び同期関連の機能が追加されたという。3D関連とオーディオ関連機能が一体化されたノンリニアの統合編集ソフトウェアとしては、SideFX 社の Houdini があり Linux版も存在するが、高価。オープンソース ソフトウェアではこのような例はさほど多くなく、今後の開発の行方に注目が集まる。 この機能は正式には、次期リリースの 2.28 に盛り込まれる予定。 現行のβ版もダウンロード可能となっている。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by t_trace (6746) on 2003年05月30日 13時37分 (#326067) 日記
    Blenderにこの機能が搭載されたことは喜ばしいことです。

    参考までに、普通の価格帯のソフトとしてはCINEMA 4D [maxon.net]もサウンドをサポートします。
    配置音源とカメラの位置関係によるドップラーシフトやステレオ効果を扱うことができます。サウンド機能の紹介 [maxon.net]

    また、Mac用のソフトウェアでPresenter 3Dというものにも同様のサウンドを扱う機能がありました。
    現在は紆余曲折あって3DJoy [vidi.com]というオンラインウェアになっていますが、当時(10年前ぐらいかな)機能のいくつかがサードパーティのOEMだったので3DJoyはPresenter 3Dよりもシンプルな構成になっています。現在の3DJoyにサウンド機能が備わっているかどうかは判りません。

    上に上げたものは3D空間内に音源を配置してステレオやドップラーシフトのような3Dならではの効果を演出するためのものです。
    ただ、上で誰かも言っていますが、最後に出来上がった映像で、聞きやすい音になっていることの方が重要なので、Blenderのように単純なシーケンサーとしての実装の方が扱いやすいのかもしれません。
  • 1、みんなテキストターミナル
    2、みんな3Dなんて扱わない
    3、みんな486
    4、みんな680x0

    ここまでコメントがつかないとソフトウェアセクションも必要になってくるのかな。
    • by SteppingWind (2654) on 2003年05月30日 12時28分 (#325990)

      本当の所は実際に使い込んでいる人に聞かないと分かりませんが, 機能的に不要ということは考えられないでしょうか?

      Blenderは3Dアニメーションツールですから, 出力はレンダリング済みの2D画像ストリームになるわけです. 普通ならここでオーディオストリームと同期を取って合成し, 最終的な画像・オーディオストリームにするわけで, レンダリング作業の段階でオーディオが取り扱えることにあまり利点が有るとは思えません. この段階での処理なら例えば(使っていないので何なのですが)Avidemux [fixounet.free.fr]の様な物が有るみたいですし.

      例外として使えそうな気がするのはミュージックビデオみたいな物を作成する際に, オーディオのタイミングとアニメーションの動きのあたりをつけるぐらいでしょうか. とはいえ, あくまでも私の想像なので, アニメーションの演出や編集をやっている人の意見が聞きたいです.

      親コメント
      • たしかに、最終出力としてそのままBlenderの出力を使うシチュエーションは余り無いのかもしれませんね…
        音付きのアニメーション素材を作るための機能なんでしょうか。
        歩行音とか。

        いっそのこと、AfterEffectsとかそっち系のツールも付けて、タイムラインの中で2Dのグラフィックスやエフェクトも扱えれば良いのに。
        親コメント
      •  Blenderでは、シーケンスエディタというポスプロを行うための機能があり、レンダリングした画像の連なり(ストリップ)を配置し、これらを配置して最終動画像を作成できます。
         これによりシーンの切り替えのタイミングを変えたり、重ねたシーケンスにエフェクトを加える、といったことができます。

         今回の機能は、このシーケンスエディタ上でオーディオも扱える、といったもののように見えます(まだ触っていませんし、他にもなにやら出来そうですが)。

         これまでは、シーケンスエディタでシーンのつなぎなどを行った後、別ソフトで音楽と合わせたり、Blender で画像だけレンダリングして、バラの画像と音楽をポスプロ用のソフトを使って合成したりして作業を行っていると思います。

         シーケンスの切り替わり(つまりシーンの切り替え時)などに音楽を変えたりするのができるだけでも、非常に便利ではないかと思います。

         ただ、Blenderで動画が扱えるとはいえ、ちゃんと使いこなすのは難しいため静止画にしか使っていないとか(私もです)、実際に使ってみないと使えるかどうか分からない(まだ正式版が出たわけでもないし)、というのがあるのでコメントがなかなか付かないのでは?という気もします。

        親コメント
      • 「レンダリング作業の段階」ではなく、「レンダリング後」のムービー編集機能部分に追加されたのだと思われ。
    • 5、みんな42件に釣られてこっちは読んでいない
    • 今までもそんなに盛り上がってないし、

      2、みんな3Dなんて扱わない
      が正解じゃない?

      #なぜデベロッパーセクションなんだろ?

  • 意外な方向に進化したもんですねぇ。
    素人考えではlip syncだけならscrubできれば十分な気がしちゃうので。統合が目的なら、adobeのafter effects [adobe.co.jp]かpremiere [adobe.co.jp]にまかせちゃうところですが、全部freeでする、あるいはlinux上で頑張るなら必須かな。
    そして、softimage XSI [softimage.gr.jp]のように(って使ったことないんですが…)、2Dとの、あるいはレイヤーを使ったコンポジション [softimage.com]がこの中でできるようになると、さらに魅力的になりますね。(そもそもblenderにはレンダーパスはないんでしたっけ?)

    #ああ、一番乗りできなかった。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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