StatCounterの5月分データによると、
ポルトガルや
オランダ、
ニュージーランドでWindows 10のシェアがWindows 7を上回って1位となったほか、休日にWindows 10のシェアが1位となる国や地域が増加している。
Windows 10のシェアは休日に上昇する傾向があり、
5月29日のデータを地図で見るとWindows 10がシェア1位になった国が増加していることがわかる。オセアニアでは4月下旬から土日にWindows 10のシェアが1位となっていたが、
北米でも5月29日に初めてWindows 10がWindows 7を上回った。
カナダでは5月23日以降、土日にWindows 10のシェアが1位になっており、
米国では5月29日にWindows 10のシェアが初めて1位になった。ただし、メモリアルデーの休日だった翌30日にはWindows 7が再び1位となっている。
欧州では月単位でWindows 10が1位になっている国に加え、5月29日には英国、フランス、スウェーデン、ベルギー、ノルウェー、オーストリアなどでWindows 10が1位になっている。アジアでは
シンガポールが5月15日以降の土日にWindows 10がWindows 7を上回るようになった。5月29日は
北朝鮮でもWindows 10が1位となっているが、北朝鮮のOSシェアは
順位の変動が大きいため、傾向を見る上であまり意味のある数字ではないだろう。
日本ではMicrosoftが無償アップグレード対象マシンに対して
自動でアップグレードスケジュールの設定を開始したとされる5月半ばからWindows 10のシェアが急増しており、
5月9日~15日の1週間で18.92%だったWindows 10のシェアは
5月23日~29日の1週間では23.66%となっている。
(続く...)