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2022年6月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2022年6月11日のデベロッパータレコミ一覧(全17件)
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葛飾区、Excelファイルの計算式ミスで補助金過大支給、数億円規模か

タレコミ by maia
maia 曰く、
葛飾区が区内の私立認可保育園への区独自の補助金を4年間にわたって過大に支給しており、金額は精査中だが、数億円規模の可能性がある。区は返還を求めていくという(読売新聞東京新聞)。補助金は、園が雇用したパート保育士の人数に応じて支給するものだが、算定ルールがあまりに複雑なため、園側の入力用に計算式を入れたExcelファイルを用意していたが、式の設定に間違いがあった。担当職員が一人で作り、2018年度から利用してもらっていた。一人でExcelファイルを作り、誰もチェックしなかったらしい。2022年3月、別の職員が誤りに気付いた。過大支給額は正しい額の2倍に近いらしく、園によって異なるが、数百万円から2000万円オーバーもありうるようだ。今更間違いでした、返還と言われても、経営的には厳しいことになりそう。まだ区議会の保健福祉委員会で初期的な報告をした段階で、詳細や対応は今後。
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犯罪

組織犯罪としてのガスライティングについて考える

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
gaslighting-knowhow

  組織犯罪としてのガスライティングについて考える

[もくじ]

組織犯罪としてのガスライティングについて考える
 ――はじめに――
第一章 組織犯罪としてのガスライティングの由来
 第一節 複数の由来
 第二節 団体や組織によるでっち上げ
 第三節 村八分等の集団による嫌がらせから発生した系統
第二章 ガスライティングが増えた原因
 第一節 ガスライティングとは何か
 第二節 ガスライティングは増えているのか?
第三章 ガスライティングの手口
 第一節 準備段階
 第二節 具体的な嫌がらせの手口
        0-1.通称・監視小屋システム
        0-2.被害者の情報は全てSNSに記録され、加害者間で被害者の全情報が共有されている
  1.尾行や監視、付き纏い
    その1 定点監視
    その2 通行人を偽装した監視
    その3 車両による監視
    その4 出発時と帰宅時の付き纏い(近隣住民によるもの)
  2.騒音攻撃
  3.睨みつける(見つめる)
  4.すれ違い様に何かを囁く
  5.進路を塞ごうとしたり、進路を塞いでしまう
  6.咳やクシャミを利用した嫌がらせ(条件付けを悪用したガスライティング)
  7.片目ライト、片目ブレーキランプの車で付き纏う
  8.ハイビームを浴びせる
  9.ありえないところでありえない行動を取らせる
  10.就労妨害、退職(解雇)工作、昇進(昇任)妨害
  11.中傷拡散攻撃
  12.人間関係破壊工作
  13.転居強要工作
  14.自殺強要工作
  15.ネットストーカー
  16.同じ事を執拗にやり続ける
  17.煙草を使った条件付けのテクニック
  18.仄めかし
  19.被害者に自分を精神障害者だと思い込ませようとする、否定的な言動を取る
第四章 団体・組織の犯行と、集団との犯行の違い
第五章 対処法
――はじめに――

  初めまして。
  当ホームページの制作者です。
  みなさんは、ガスライティングという言葉を、御存知でしょうか。
  恐らくご存知の方も多いのではないかと思います。
  曰く、彼氏が彼女に精神的虐待を加えていて、周囲から孤立させて、自分に依存させ、精神的に支配するものなのでしょう、であるとか。
  あるいは、親が子に精神的な虐待を加え、精神的に束縛し、完全に従えているような、親子間DVに見られる関係の事、であるとか。
  これらは決して間違いではありません。
  心理学の用語として使用されるガスライティングとしては、正しいのだと思います。
  しかし、ガスライティングには、恐ろしい、もう一つの貌があります。
  付け狙った特定個人を、精神障害者にでっち上げる事を目的として行われる、嫌がらせ行為の事。
  は?
  え? それって、統合失調症の人達が言ってる、電波系陰謀論の話でしょ?
  これを読んで、そのように即答された方もいらっしゃるかもしれません。
  が、大きな間違いです。
  流石に最近はご存知の方も増えてきていると思いますが、ガスライティングの語源となった映画『ガス燈』は、そもそも、夫が妻を精神障害者にでっち上げようとするお話だからです。
  皮肉なものなのですが、専門用語にする際、行動のエッセンスを用語の定義とした為、語源となった映画で実際に行われた事と、用語としての使用法が、乖離してしまったのですね。
  だから、『付け狙った特定個人を、精神障害者にでっち上げる事を目的として行われる、嫌がらせ行為』というのは、語源から見た場合、寧ろ、こちらの方が正統派のガスライティングなのです。
  では、どういう事なのか、ここから解説に入りたいと思います。

※予めお断りさせて頂きますが、私は専門家ではありません
この問題を通じて知り得た手口と情報を考察しているだけです
よって独自研究である事を御了承下さい
第一章
組織犯罪としてのガスライティングの由来
第一節 複数の由来

  章の初めから結論を言ってしまうと、実は、組織犯罪としてのガスライティングには、複数の由来(発祥)経路があると考えられます。
  一つは、邪魔者を精神障害者にでっち上げて、社会的に抹殺しようとする、団体や組織で好まれてきた古来からの手口。
  もう一つは、村八分のような、人々が集団で徒党をなし、一人の人間、あるいは、一つの一家に対して、執拗に嫌がらせを働く地域住民らによる悪質な嫌がらせの流れを汲むもの。

第二節 団体や組織によるでっち上げ

  邪魔者を精神障害者にでっち上げて、社会的に抹殺しようとする、団体や組織で好まれてきた古来からの手口に関しては、想像し易いと思います。

  現代でも頻発しているからです。

  学校でいじめが発生し、児童がいじめの被害を訴えたら、いじめを隠蔽したい学校長や教頭が、いじめなどない、(被害を訴えている児童は)頭のおかしい子供なんです、と言い放つ。

  会社の内部告発をした従業員に対して、社長や専務ら役員が、彼は精神障害なんです、等と中傷し、不正があった事を否定した。

  よく聞く話です。

  2018年、中国で、湖南省出身の若い女性が、政治批判目的で習国家主席の写真に墨汁をかけたところ逮捕されて、精神科病院に無理矢理入院させられ、1年半後に退院して帰宅すると、別人になっていた、という事件が起きて、物議を醸しました。ロシアでも、アムネスティによると、ボレネツ市という場所で政治犯を支援し、政府の政策に抗議する事で有名なディミトリー・ヴォロビョフスキーという男性が、2016年5月にボレネツ精神病院に強制連行されて、3時間もベッドに縛り付けられ、無理矢理薬物注射を打たれ、錠剤を飲まされるという事件が起きているそうです(アムネスティが動いた事で、6日後、開廷した法廷が釈放を支持した、と記事にはあります。なお、記事が作成された時点では、何の医学的根拠で強制的に拘束し加療したのか、どんな医薬品を使ったのか、一切不明とあります)。2010年5月19日付の外務省・出身国情報報告書・ベトナムによると、『ヒューマン・ライト・ウォッチはWorld Report 2010(2009 年中の事件・出来事を報告)の中で、次の通り記載した。「ベトナムの法は裁判をせずに恣意的な「行政拘禁」することを許可している。政令 44 に従って、国家治安への脅威と見なされる反体制活動家等は、非自発的に精神病院に入院させられるか、国営の「更生」施設に拘禁される恐れがある」』とあります。

  政府批判者に政府が精神障害者の烙印を押し、健常者であるにもかかわらず、精神病院に強制入院させる事は、日本人からすると理解できない話ですが、未だに。ごく普通に行われているようです。

  時代劇であったり、あるいは、昔の歴史であったりを見てみると、簒奪者が主に心の病とのレッテルを貼りつけ、幽閉し、代理人として権力をほしいままにするような出来事は、ごく普通に存在していますよね。
  つまり、この手の、邪魔な人、排除したい人に「精神障害者」のレッテルを貼りつけ、社会的に排除しようとする、抹殺してしまうという事は、結構な頻度で行われてきたのです。

  日本もその例外ではなく、結構な数の人達が犠牲となってきたようですが、その中でもとりわけ有名なのが、足尾銅山鉱毒事件で有名な田中正造です。

  昔は、精神障害者のレッテルを貼りつけてしまえば、それで容易に抹殺出来ました。
  医学が発達して、精神障害の種類や症状の研究が進むと、レッテルを貼っただけでは、社会や人々を欺けなくなります。
  行うのが公権力なら、政府からの指示で、国家公務員や地方公務員の医師、独裁政党の党員である医師に、国や党から指示を出して、特定個人を精神障害とする診断書を作成させられるでしょう。
  国によっては公権力の力で診断書などなしに強引に精神病院に入院させて、健康な身体に投薬治療を行うといった国家犯罪的な事も容易でしょう。
  ですが、民間企業であったり、民主主義国に存在する極端な思想を持った政党であったり、一部の宗教団体、あるいはカルトであったりが、邪魔者や排除したい人物を精神障害者にでっち上げて社会的に抹殺しようとしても、医者に精神障害者だとする診断書を書かせる事は容易ではありません。
  そこで発達してきたのが、ガスライティング技術なのです。

  宗教団体が、付け狙った特定個人と面識のない信者達を大動員して、ガスライティングを実施します。

  特定個人の外出時、駅のホームにその人物が立っていたら、昔のホームに信者を立たせる。そして信者にその人物をじっと見つめさせる。

  同じく特定個人がが出資ている時、偶然を装って、信者をその人物と道端ですれ違わせて、「A、死ね(Aはその人物の苗字)」と囁かせる。

  その人物が外出する時に使用するルートをストーカー行為で把握しておいて、外出時の日時を時間帯を見れば、行先の目星は立つので、ルート上に信者達を配置させる。

  そしてリレー方式で、家の前や路上などから露骨に監視させたり、偶然すれ違った上を偽装して付き纏わせたり、後ろから並走するように尾行させたりする。

  そんな事ばかりされた特定個人が精神的に参り、受けた被害を語ると、医師は誤診する。

  この人は精神障害者だ、と。

  何故そうなるかというと、まさかこんな馬鹿げた嫌がらせを、子供じみていて、薄気味が悪くて、頭のおかしい嫌がらせを、集団で組織的に働くような異常者の集まりなど、存在するわけがないという先入観が働く為です。

  かくして何も知らない精神科医の誤診によって、健常者が精神障害者にでっち上げられる。

  何故こんな事が出来てしまうのか、ですが、これにもきちんとしたからくりがあるのです。

  確かに医学は発達していますし、血液検査、MRI、CTスキャン、心電図など、様々な検査で、病気の根拠がはっきりとわかるようになってきました。

  しかし、精神障害だけはその例外なのだそうです。

  下記の引用をご覧ください。

腹痛で内科を受診すると、いつから痛いかといった問診やお腹を触って調べる触診が行われます。血液検査も多いでしょう。
それらに加えてレントゲンやエコー、場合によってはCTといった検査で診断を行うこともあります。また、糖尿病など血液検査である程度の診断がはっきりする病気もあります。
ところが、統合失調症やうつ病、双極性障がいといった精神科の病気は、そういった客観的なデータや画像だけで診断するのはまだ不可能です。
脳波検査やCT検査を行うことはありますが、これは他の病気との区別をつけるために行われるもの(鑑別診断)です。
そのため、精神科の病気の診断に最も重視される方法は、患者さんの体験を言葉で語ってもらうことによる問診ということになります。
これはより専門的に行われることから精神科的診断面接と呼ばれることもあり、ご本人だけではなく、様子をよく知る近親者の話を伺って判断することもあります。

また、1回の面接だけで診断がつかないこともありますし、患者さんの状態によりますが、ある程度の治療の方針を立て必要な診断をつけるためには1時間程度は必要になることが多いように思います。
その1時間で、困っていること(症状)は具体的にどのようなものか、
その症状はいつ頃からか、どんな対処をしてきたのかといったことや、症状が起きる前にどのような生活の背景があり、他に体や気持ちの変調はないかという情報を集めていきます。
ただ、とても多くの患者さんが受診している状況でその1時間をどう確保するかというのは、精神科医にとっても患者さんにとっても切実な課題といえるでしょう。
『精神科医はどうやって診断しているのか(医師) COMHBO地域精神保健福祉機構』より

例えば、医師に相談に行き、「最近、じっと見つめられる事がある」と言えば、「他人の視線が気になるという事でしょうか」と誘導され、「知らない人から死ねと囁かれたり、罵られたりする事が増えている」と言えば、「幻聴が聞こえたという事でしょうか?」と誘導され、「最近、見知らぬ人たちから監視されているみたいなんです」と被害を訴えたら、「監視されているという妄想を抱いているという事ですね」と誘導されてしまったら、最後です。
上記の記述に従えば、精神科的診断面接によって、患者から精神障害の症状がある事を認める、と診断され、見事、精神障害者だった事にされてしまいます。
  これらが精神障害の症状だったのか、本当にそうした被害に遭っているという話だったのか、その証拠は不要なのです。
  産業医の制度を悪用し、ガスライティングで上述のような事をさせて、精神的に参って会社の産業医のところに受診に来た従業員を、産業医が誘導して精神障害者にでっち上げ、そのような診断書を作成したという問題も、こうした精神医学の診断方法を悪用する形で行われた、極めて悪質で、陰湿性の高い犯罪行為だった、という事になります。
診断書の作成上、不正は何ら起きていないという体裁を取る事が可能の為(診断した産業医は「そんな嫌がらせが行われていたなんて知らなかった」としらを切り通せばいいだけですから)、それでこんな馬鹿げた行為が、10年くらい前まで横行する異常事態が起きたのです。

  この組織犯罪系のガスライティングですが、言うまでもなく、未だに猛威を振るっています。どこと名指しするつもりはありませんが、一部の宗教団体は、未だにこういう卑劣な嫌がらせを、性懲りもなくやっています。

第三節 村八分等の集団による嫌がらせから発生した系統

  村八分とは、wikipediaによると、『「地域の生活における十の共同行為のうち、葬式の世話と火事の消火活動という、放置すると他の人間に迷惑のかかる場合(二分)以外の一切の交流を絶つことをいうもの」』(言語学者である楳垣実が説くところによる)だそうです。一般的な村八分のイメージに最も近い言葉ですが、これはあくまでもイメージ上のものであって、現実は違うようです。

  残りの二分を残して完全に付き合いを絶つ、だけではなく、実際には、いじめや嫌がらせのような行為も行われていたようですね。

  村八分の扱いを受けている家の子供が学校に登校してくると、村の子供達が総出でいじめを働く。学校だけでなく、普段からいじめる。相手は村八分に遭っていて、全ての村人からいじめや嫌がらせの対象となっていて、何をしてもいい人間という扱いを受けているのだから、大人達は一切注意しないし、酷ければ、警察ですら見て見ぬふりをする。大人達も大人達で、村八分に遭っている家の前に、動物の死骸を置いたり、ゴミを捨てたり、その家の人間の持ち物を壊したり、見かけたら睨みつける、罵声を浴びせる、事実に基づかない悪評を垂れ流す、村人が徒党を組んで監視する、殴る蹴るの暴力を振るう事も、ごく普通にあったようです。

  『『破戒』のモデル-大江礒吉の生涯』という本を読んだ事があるのですが(解放出版社)、被部落民に対する当時の日本人の差別の凄惨さは、恐ろしいものがあります。村八分と部落差別は別のカテゴリーにあるものの、部落差別で被差別部落民に対する暴力と犯罪、常軌を逸した嫌がらせの数々が黙認され、放置されていた事実が示す事は、昔の日本は、暴力やいじめ、嫌がらせに対して無頓着であり、そのような行為が社会的に放置される傾向にあったという事ですから、村八分の被害に遭っている一家がどんなに酷い目に遭わされていたとしても、それは当然視されて、問題とはされない社会であった、という事なのです。村八分が残りの二分を残して総無視するだけのものでなく、凄惨ないじめ、嫌がらせを伴ったものであった事実が語られないのは、問題視されていなかったから、という事になるのでしょう。

  某宗教団体は、信者達を動員し、組織的に嫌がらせを働く事で昔から有名ですが、その嫌がらせのルーツは、村八分にある可能性も考えられるようです。彼らは生まれ故郷を出て都市部で職を得て定住し、コミュニティーの代替として機能していた新興宗教に入信するようになり、それが新興宗教の信者数が戦後激増し、それら団体が急成長する要因となったとも言われているわけですが、彼らが敵対する宗教団体や、脱会して敵となった元仲間達に対して嫌がらせを働く時、当然ですが、どんな嫌がらせを働くかは、手探りだったはずです。彼らが生まれ故郷で行われていた村八分を思い出し、自分達が子供の頃に、村八分の家の子をいじめていた時の経験や、親を含む集落の大人達がやっていた村八分一家に対する陰湿な嫌がらせを思い出して、同じ手口で敵対する団体や脱会者たちに嫌がらせをしていた可能性は、十分、考えられるものです。彼らの行った嫌がらせが、汚物投機、動物の死骸の投げ入れ、物を壊す等の器物破損、根拠のない中傷を悪評として拡散させる、信者達で徒党を組んで監視する、殴る蹴るの暴力を振るう、睨みつけたり罵声を浴びせる等、村八分で行われていたいじめや嫌がらせの内容とほぼ同じである事は、偶然ではないのでしょう(人間の考える事は似たような物ばかりで、想像力にも限界があるので、いじめや嫌がらせを働けれと言われて人間が行う事は、所詮、似たような物ばかりになる、という考え方も出来ますので、断言はできませんが)。

  各地で住民が徒党を組み、気に食わない住民に対して、組織的にストーカー行為を働いて行動を監視したり、嫌がらせを働く事件が多発しているのは、先祖返りとも言えるのでしょう。
第二章
ガスライティングが増えた原因
第一節 ガスライティングとは何か

でっち上げた後も、

  ガスライティングの定義はこのようなものです。

『ガスライティングとは、些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し続けたりすることで、被害者が自身の記憶や知覚、正気などを疑うよう仕向ける心理的虐待の手法。DV(家庭内暴力)の一種として取り上げられることが比較的多く、2018年にはイギリスで流行語となり、一般的に定着した』

――IDEAS FOR GOODより引用――

『ガスライティングは精神的虐待の一種。心理的に誰かを操作し、相手の正気を失わせる行為です』

『被害者は『私が間違っているのでは?』と考えるようになり、自信を失います。これにより、被害者は虐待者により依存するようになり、結果として(加害者から)離れられない関係になるのです』

『ガスライティングの加害者は、被害者の状況認識を『奇妙だ』『常軌を逸している』と言いつづける、または完全に否定するのが特徴です』

――精神的DV「ガスライティング」とは?専門家が解説する実態と対処法 Cosmopolitanより引用――

  調べるとすぐに出てくるのでわかる話ですが、そもそもガスライティングというのは、このホームページで取り扱っている「組織犯罪としてのガスライティング」に限らず、昔から存在しているものなのです。

  例えば、親が子を支配したり、自分の所有物と考えたりして行う精神的虐待行為。子供が何をしても、「お前は悪い子だ」「お前は間違っている」「何度言ったらわかるのだ」と常に否定し続け、子供が自分に歯向かわないように、自分の頭で考えて自発的な行動を取らないように仕向ける。そうする事で子供を従順な操り人形にしてしまい、自分の完全な支配下に置く。この手の虐待の被害者は昔から一定数いて、よく聞く話なので、別に珍しいものではありませんよね。

  夫婦関係、カップル間でも同じで、やはり配偶者や交際相手を支配したり、自分の所有物と考えたりして行う精神的な虐待行為が該当します。とにかく頭ごなしに否定する。そして自分の発言と価値観が絶対だと相手に思い込ませて従わせる。そうする事で、相手を完全に自分の色に染め上げて、精神的に支配下に置いて、同時に自分に依存して抜け出せなくなるように仕向ける。これらも歪んだ夫婦関係やカップル間の関係ではよく見られるもので、目新しさはどこにもありません。

  また、この種の個人間で発生するガスライティングは、DVの精神的暴力に該当する部分と重複していると言えるでしょう。

  このような感じで、昔から存在していた現象に、心理学として新たな名称を与える事で、定義づけをして、分析と研究の対象にしたというのが、ガスライティングの実態です。

  しかし、組織犯罪としてのガスライティングは、通常のガスライティングとはやや定義が異なります。個人間のものと同じく、組織犯罪としてのガスライティングも古くから存在している点は同じですが、目的がやや異なっているのです。
  端的に言うと下記のようなものになります。

        執拗な嫌がらせで精神的に参らせ、判断力を鈍らせる事で、加害組織に恭順させる(=精神的な支配が目的)
        精神障害者に仕立て上げて、その事によって証言の信憑性を奪い、社会的に抹殺する
        執拗にガスライティングする事によって、被害者を常にイライラさせて、暴言を吐いたり、暴力を振るったりし易い状況を作り出す事によって、周囲の人間とトラブルを起こすように仕向ける。そうする事によって周囲の人間との関係が破綻するように仕向け、人間関係を自分で破壊させて孤立させ、自滅させる。
        被害者を常にイライラさせる事によって、暴力を振るわせたり、ストレスから犯罪を起こさせる事によって、警察に逮捕させる事によって、それでも不十分な相手には、全国ネットでの実名報道をさせる事によって、社会的に抹殺する。
        常に被害者に付き纏う事によって、精神的苦痛を与え続けて、統合失調症の患者らが、その障害に起因する精神的な苦痛から自殺するのと同様に、被害者が常時の付き纏いが何か月も何年も続いた事を原因として自殺するように仕向ける。
        精神障害者に仕立て上げた後も、それだけでは不十分という事であれば、執拗にガスライティングと付き纏いを繰り返す事によって、精神的な苦痛を与え続けて、自殺に追い込んだり、犯罪を起こさせたりして、完全に社会的に抹殺する。

  組織犯罪として行われるガスライティングの場合でも、加害行為を働いている組織に引き込む事が目的の場合には、1のような事をやります。この点は通常のガスライティングと同じですね。
  しかし、2~6に関しては、通常のガスライティングでは、あまり行われないと考えられます。個人が相手に恨みを抱いているような場合には、相手を自殺させる事や、相手を社会的に抹殺する事、破滅させる事を目的として行う為、全くないわけではないのですが(どうかするといじめの復讐でいじめの被害児童が加害児童にガスライティングを仕掛け、加害児童を破滅させようとするケースもあるようです)、ガスライティングはカップル間、夫婦間、親子間、あるいは閉鎖的で親密な関係の中で行われる事が多い為、やはり特殊な形だという事になります。

第二節
ガスライティングは増えているのか?

  ガスライティングはこのような性質のものの為、増えるとか、増えないといったものではないと考えられます。
  ですが、組織犯罪として行われるガスライティングは例外です。増えていると考えられます。

  組織犯罪としてのガスライティングは、昔からあるものではあるものの、あまり一般的な犯罪ではありません。かなり手の込んだ犯罪ですし、加害団体と規模にもよりますが、大勢の人間が必要です。
  増えたと考える要因は幾つかあるのですが、一つは、ガスライティングのマニュアル本がアメリカで販売された事で、人々が犯罪の類型として認知した事。
  二点目は、科学技術の進歩によって、ネットに接続できる小型の携帯端末(スマートホン)が普及した事と、SNS(LINE等)の登場により、個々人が組織的に連携して動く事が容易になった事です。
  最後の一点は、報道・ネットの影響です。

  マニュアル本というのは、1994年6月に発売された、『Gaslighting: How to Drive Your Enemies Crazy』というペーパーバックです。

  この本は、本の内容が犯罪を含むものとなっていて、『中学生や高校生が行うような陰湿ないじめレベルの方法だ』と酷評するような記事がガジェット通信から配信されているのですが、この本の本当の恐ろしさは、実は具体的な手口を説明している部分ではないのです。
『ガスライティング手法は、ターゲットの精神的バランス、自信、及び自尊心を破壊する数々の手口の集合体であり、ターゲットをおかしな人間に仕立て上げることができるように設計されています。ガスライティングは従来型の嫌がらせや物理的な攻撃ではなく、緻密で巧妙な心理戦争です。』
『ガスライティングのほぼ全ての手口からは、悪意のある加担者やその団体を指摘することが不可能なため、(従来のわかりやすい嫌がらせよりも)はるかに実態を捉えがたいのです。』
『(ガスライティングの手口には)ターゲットをターゲットの家族から、近隣住民から、仲間から、同僚から、そして雇い主から孤立させる方法までもが含まれます。』
『ガスライティングでは、ターゲットの自尊心を破壊し、ターゲット自身の能力を疑わせ、ターゲット自身に自分が正常であるかどうかを疑わせるのです。』
『ガスライティングは、攻撃の方法です。しかし、ガスライティングの目的は物理的な破壊ではなく、ターゲットの無形財産、すなわち、自信、自尊心、及び評判を破壊することです。』
『ガスライティングの手口を学ぶにつれて、全く見知らぬ人よりも身近な仲間を陥れるほうが簡単だということがわかるでしょう。』
『ターゲットに対してガスライティングを行うための準備にはいくつかの段階があります。初めにすべきことは、ターゲットの人生に付け入る隙を見つけるため、ターゲットに関しできるだけの情報を得ることです。次のリストは、最低限知っておくべき項目を示しています。
・フルネーム ・自宅の住所 ・自宅の電話番号 ・婚姻関係の有無 ・配偶者の名前 ・子供の数 ・子供の性別と年齢 ・その他親族 ・職業 ・職場の住所 ・職場の電話番号 ・上司の名前 ・同僚の名前 ・配偶者の職場 ・趣味と関心 ・所有する車やバイク ・ナンバープレート番号 ・クレジットカード口座 ・銀行口座番号
この基本となる情報によって、あなたはターゲットのライフスタイルを研究することができ、ターゲットの怒りと混乱を誘発するための最善の策を練ることが出来るのです。基本情報の他に、ターゲットの詳細な人間関係を知っておくことが助けになります。ターゲットはどれくらい家族とうまくやっているのか?友達とはどうか?同僚とはどうか?ターゲットのことを知れば知るほど、攻撃方法は多く見つかります。』
『(複数人による攻撃が有効なのは)ささやきキャンペーンを仕掛ける場合がそうです。ターゲットは誰か一人の人が自分を陥れようとしていると非難するでしょう。しかし、ターゲットが、複数人が自分を落としいれようとしていると言いはじめるとなると、ターゲットが妄想を抱いているということにできます。』
『この本ではそれぞれの手口が、感覚喪失を演出するものなのか、家族、友達や同僚と対立させるものなのかなどによって項目を分けています。ほかには、ターゲットの友達や仲間に、ターゲットが精神的におかしいのではないかと疑わせる手口もあります。しかし、それらの手口をくっきり区別する必要は全くありません。なぜなら、それぞれの手口と結果には相乗効果があるからです。それぞれの手口の多くは、ターゲットに自分自身が正常であるかどうか疑わせると同時に、仲間や親戚との望まない対立を生み出すといった1つ以上の影響を及ぼすのです。これが、ガスライティングの手口が有効である所以です。(中略)しっかり計画・実行されたガスライティングから身を守る手段は無いという事を覚えておいてください。』
『感覚の喪失を演出する目的は、ターゲットにターゲット自身を疑わせ、自信を失わせることにあります。』
『何もかもおかしいと思い込ませることでその効果が増します。』
『ターゲットの(家や車の)鍵を手に入れることは重要です。鍵を複製するだけの時間、ターゲットの鍵を“借りる”ことができれば、今後絶大な効果を発揮します。ターゲットがキーホルダーを机の上や椅子の上に置いていれば、誰も見ていないことを確認して、躊躇せずに拝借して鍵の複製を作りましょう。そして戻す時のコツは、見られないように、別の場所に戻しておくことです。そうすると、ターゲット自身に、どこに鍵を置いたのか忘れたのだと思い込ませることができる、というボーナス効果を得ることが出来ます。』
『出来るだけ微妙な違いにすることで、この手口はより効果的になります。』
『(一気に多くのものを変えると誰かの仕業だとわかるので)1度に1つのものを変えるようにします。』
『翌朝、ターゲットは環境の異変に、すぐには気が付かないでしょう。そのかわり、ターゲットは微妙な環境変化に対応しなければならず、居心地の悪さや妙な感覚が徐々にターゲットを襲います。やっと何かが変わったことに気づいたとき、ターゲットはその理由を説明することができません。だって、ターゲットの職場や自宅に忍び込んで、わざわざ電気スタンドを数センチずらすようなことをする人がいるわけがないのですから。』
『ターゲットの車に侵入できれば、職場と同じ手口が使えます。(中略)車のシート位置を数センチずらします。ハンドルが調整可能であれば、ハンドルの位置をちょっとだけ運転手側に引いておきます。』
『違いは微妙にしてください。ターゲットが、どうしてブレーキペダルを踏むのにいつもより足をのばさなければならないのか悩むように。』
『ターゲット自身の不注意が多いと信じ込ませるもうひとつの方法は、ターゲットの車の駐車中にヘッドライトを点灯させることです。(中略)ドアをあけ、ライトを点灯させればバッテリーが上がります。』
『(新聞受けから新聞を抜き取ることが出来れば、週に数度、抜き取っておくという)この手口自体はたいした手口ではありませんが、その他の手口によってターゲットの人生が狂い始めるにつれ、こういったつまらない手口がターゲットを心理的に追い詰めることになるのです。』
『ターゲットの不安意識をあらゆる方向に向けさせ、加担者を特定させない』
『ターゲットの妄想を育てる1つの方法は、人々がターゲットのことを話しているということを、明らかに分からせることです。この手口には、1、2人の協力者が必要です。(中略)話題がターゲットのことであることを分からせるために、協力者と共にターゲットのほうを見ながら、協力者にささやきます。ささやきの間に冷笑を加えると、ターゲットは自分が馬鹿にされていると思い、不快に感じるでしょう。ここでは対立を避けるための策略が必要です。たとえば、ささやいている間にターゲットが向かってきて、自分のことを話しているんじゃないかと言ってきた場合には、白々しく次のように言ってやり、ターゲットの自尊心を打ち砕きましょう。「なんだいそれ?みんなの噂になるような重要な人物だと思ってるんだ?妄想じゃないの?」協力者が多ければ多いほど、ターゲットの不安はあらゆる方向に拡散するでしょう。』
『ターゲットにターゲット自身の正気を疑わせることだけでなく、ターゲットの親族、友人や同僚に、ターゲットが正気であるかどうかを疑わせる』
『変態趣味の雑誌をターゲットの机に仕込むことも効果的でしょう。この雑誌を発覚させるひとつの手段は、同僚にこの雑誌を“発見”させることです。(中略)同僚が資料を求めてきた時に、それはターゲットに貸したからターゲットの机の中にあるかもしれないといえばいいのです。もしターゲットがその日外出していれば、その雑誌がターゲットのものではないと説明することはできません。別の人もターゲットの机の中のその資料を探すでしょう。はい!雑誌が発見されました。これで噂の歯車が回り始めました。』
『(雑誌は必ずしも性的なものである必要は無く)キーポイントは、その雑誌がターゲットの上司や同僚の倫理や文化に反しているものでなければならないということです。』
『この段階まで来ると、様々な相乗効果が現れています。ガスライティングはターゲットの神経をずたずたにし、その信用を低下させています。そのほかの効果として、ターゲットはいらいらしており、妄想状態に陥っています。ターゲットは他人と衝突しやすい状態にあり、悪魔のらせん階段を下り、破滅へと向かいます。』
『上司のオフィスに入る機会があったら、上司の見ていない間に、卓上ライターをあなたのポケットに滑り込ませましょう。上司が喫煙者でなければ、ペンや金メッキのレターオープナーなど、“借りる”ことのできる上司の私物があるはずです。上司のオフィスから出たら、拝借した品物を、ターゲットの机の上に落としておきましょう。』
『ターゲットがいくら何もしていないと否定しても、相手はターゲットのことを信用しないでしょう。』
『ガスライティングは軽いタッチで始めることができ、あなたが望むだけの期間、その状態を維持することが出来ます。その後、強烈かつ分散された数々の手口によって、ターゲットを追い込むことが出来ます。これは、船を沈めておいて、救命ボートで逃げ出した人々をマシンガンで攻撃するような手口です。あなたが望むだけ、多くの手口を活用してください。』

  『』内は何かというと、同著に記述されている文章としてネット上で引用され、紹介されているものです。
  これらを読むと、ガスライティングにおいては、そのような行動を取る目的がどこにあるのか、また、相手にどのようなダメージを負わせる事が目的なのか、詳細に書かれています。
  つまりこの本は、ガスライティングのエッセンスを詰め込んだ指南書で、本を読みこんでガスライティングの手口の要所をきちんと掴む事が出来れば、幾らでも、新たなガスライティングの手法が開発できる、という事なのです。
  これは非常に恐ろしい話です。
  こんな嫌がらせを組織や団体が徒党を組んで、大勢の人間が知恵を出し合ってガスライティングの内容を決めて、実行に移すような事でもされたら、一体どういう事になるのか。
  ブレインストーミングの手法がガスライティングの手口を生み出す方法として駆使などされたら、堪ったものではありません。被害者は一人なんですから、持ち堪えられるわけがないのです。
  こんな本が出回ったせいで、ガスライティングで人を陥れ、潰すのが容易になった結果、団体や組織によるガスライティング攻撃は、恐らく増えただろうと考えられます。
  また、英語さえ読めれば個人でも実行可能ですので、何人かの気の合う仲間、同じ目的を持った人間同士で結託して、グループ犯罪としてこれらガスライティングを働く事を容易にするものでもあります。
  そうした状況で、二点目で指摘した、ネットに接続できる小型の携帯端末が普及し、SNSの登場により、個々人が組織的に連携して動く事が容易になるという現象が加わったのです。
  ガスライティングは、複数の人間が実行した方が、より容易なのです。
  例えば、被害者と加害者二人の合計三人で公園にいたとします。周辺には三人以外には誰もいません。近くを小動物が横切ったとします。被害者が「何かが横切った」と発言します。加害者Aは、何も見ていないと嘘を吐きます。そこで被害者は、もう一人いる加害者Bに「横切ったよね」と聞いたとします。加害者BはAと示し合わせて「そんなものは見なかった」と嘘を吐きます。当然、二人から否定された被害者は、自分の目の錯覚だったのだと誤解します。
  ガスライティングは、間違った情報を与え、それを相手に信じ込ませて騙す事で、精神的虐待を加える行為です。定まった人間が一人で騙し続けるよりも、もう一人そこに加わって、その人物と共に偽の情報を被害者に与えた方が、より効率的に被害者を欺く事が出来ます。
  こんな行為をずっとやられ続けて、しかも、相手から「きみは疲れているんだ」「目の錯覚だろう」「気のせいだ」と言われ続けたり、「一度、病院で診て貰って来た方がいい」等と言われ続けたら、当然、被害者はそのうち、本当に自分はおかしくなってしまったのではないか、と悩み始めますし、自分の正気を疑うという状況に陥る事になります。
  一人で被害者を騙し続けていたら、被害者を完全に騙し切って自分がおかしくなったのだと思い込ませるまでに長期間かかりますし、また、加害者がぼろを出す時も必ず来ますから、その時に「何かがおかしい」と被害者が気づく事によって、ガスライティングは破綻する事になります。これが複数人が連携して被害者を陥れる形態となれば、騙す加害者は一人ではないわけで、相手を騙し切って自身の正気を疑わせるまでに要する時間も短くて済みますし、ガスライティングの成功率は、格段に高まる事になります。
  つまり、科学技術の発達によって、元は難易度が高かったはずの組織犯罪としてのガスライティングを、より容易にできる犯罪に作り変えてしまったのです。

  最後が、報道とネットの影響です。

  報道というのは言わずと知れた日刊サイゾーの例の記事です。邪魔になった従業員を退職させる為に、産業医の制度を悪用して、ガスライティングの手法を用い、従業員を精神障害者にでっち上げていた、という問題です。この問題は、日刊サイゾーの記事では集団ストーカーの手口でそのような事が行われていたと間違った表現が使用されている点がありますが、行われていたガスライティングの内容の一部は、はっきりと記述されています。また、記事の中には、この問題で行われていたのは集団ストーカーでなくガスライティングであると正しく表現しているものもあります。現実に発生した事件で、しかも民事裁判化したケースを紹介しているのですから、この報道の破壊力は極めて大きく、ガスライティングの手法を使えば、警察に捕まる事なく、邪魔者を排除できるという事実が広まったわけです。

  これは非常に危険な事です。

  仮に悪意を持った人間がいて、誰かを潰したい、自殺に追い込みたい、復讐したいと考えていて、その状態でこの記事を読んだらどう思うでしょう。

  実行する人間も、中には出てくるでしょう。そしてこれが恐ろしいのですが、ガスライティングは実在する精神的虐待行為ですので、実際に実行可能の上、効果も本当に発生するという事です。

  集団ストーカーという単語や、ガスライティングという単語をネットで検索すれば、その手口を解説したサイトが幾らでも見つかります。

  無論、その手のサイトは間違った解説をしていることが多い為、現実には行われていないような使えない手口が列挙されている事も多いわけですが、使える手口も当然紹介されています。

  中から使える手口だけを選択して実行し、それを長期間に渡って継続すれば、相手に甚大な被害を与える事になります。

  現在はガスライティングが心理学の専門用語として認知されていますので、組織犯罪としてのガスライティングを、一部の人達のように、ただの被害妄想だとか、精神障害者達が主張するだけの都市伝説的な犯罪だと誤解する事なく、その精神的虐待行為の特殊な類型なのだと気づき、実行可能で、現実に行われている組織犯罪である事に気づく人は、当然、増えていると考えられます。

  こうした事から、個人間のガスライティングは大して増えていないか、横ばいと考えられますが、組織犯罪としてのガスライティングは、確実に発生件数が増えているものと考えられます。

  なお、この観点から見た場合、このホームページの存在も、決して良いものではない、という事も、伝えておきます。
第三章 ガスライティングの手口
第一節 準備段階

  組織犯罪としてのガスライティングは、地域住民が徒党を組み、組織的に嫌がらせを働くもの、ママ友軍団が気に食わないママ友に集団で嫌がらせを浴びせるもの、職場ぐるみで一人の従業員相手に総出で嫌がらせを働くもの、といった比較的少人数の人間が結託し、グループを作って行っているようなものから、宗教団体が信者を大動員し、被害者と面識のない信者達を使う事で、被害者が犯行の立証をし難くなるようにした上で、入念に計画されたガスライティング行為を組織的に連携して実行し、そのような行為を数か月間、あるいは数年以上にも渡って行うといった、極めて高度に組織化された真正の組織犯罪まで、幅が非常にあります。
  前者の場合、後者のような高い組織性、綿密な計画性はないのですが、後者が行うガスライティングの一部が丸被りしているような感じになりますので、後者の手口を理解すれば、ガスライティングの実態を理解できます。
  ここでは後者のような組織犯罪に的を絞って、解説して行きます。

■被害者の個人情報を徹底的に調査する■

  被害者の幼少期の友人や知人とその頃を知る人達、小中高校時代の友人や知人とその頃を知る人達、大学時代の友人や知人、職場の同僚や上司、行きつけの店があるんならそこの店員など、とにかくその人物の事を知る人間から徹底的に被害者の個人情報を聞き出します。目的はより効率的にガスライティングを行う為です。マニュアルにあるように『この基本となる情報によって、あなたはターゲットのライフスタイルを研究することができ、ターゲットの怒りと混乱を誘発するための最善の策を練ることが出来るのです。基本情報の他に、ターゲットの詳細な人間関係を知っておくことが助けになります。ターゲットはどれくらい家族とうまくやっているのか?友達とはどうか?同僚とはどうか?ターゲットのことを知れば知るほど、攻撃方法は多く見つかります』という事です。
    被害者の趣味、嗜好、性格、どんなテレビ番組を見ているか、どんなアニメや漫画を好むか、好きな異性のタイプ、付き合った異性の名前、利用しているネット掲示板やSNSのアカウントなど、あらゆる情報を取得し、丸裸にします。

  また、この際、被害者には確認しづらいような内容の、被害者の悪評を吹き込んでおいて、彼らが被害者と距離を置くように仕向ける下準備も行われます。

  ガスライティングにとって大敵なのは、加害行為の情報を持つ者の中から、被害者に加勢し、被害者を助けようとする人間が出る事だからです。

  その芽を摘む目的で、このような行為が行われます。

第二節 具体的な嫌がらせの手口

0-1.通称・監視小屋システム

  宗教団体による組織犯罪としてのガスライティングが実行される場合、被害者宅は常時監視されています。

  監視小屋システムとも言われ、以前は被害者宅を監視できる賃貸マンション、賃貸アパートなどを借りて、そこから出入りを監視していた、とも言われています。

  現在は、被害者宅の前後左右斜向かいの家の住民に監視させて、被害者宅が集合住宅なら、真上の部屋との下の部屋、両隣の家の住民にも監視させる手口を取っています。

  薄気味の悪い話ですが、夜間は、被害者宅の遮光カーテンから漏れる室内の光が何時頃までついていたかを確認する事で、何時まで確実に起きていたのかを把握し、何時頃に家のカーテンが開いたのかを確認する事で、起床時刻まで把握し、室内から漏れる様々な音から、在宅かどうかを確認し、被害者宅の壁や床が厚くない限り、大抵の家は、会話がある程度、外にまで漏れますので、その会話の内容すら、盗み聞きされているという現状があります。プライバシーが全くない状態に陥るという事です。また、そのような活動をしているので、被害者が出かける時になれば、それすらも室内から漏れ出る音などでわかるわけです。

  言うまでもない事ですが、そうした被害者の情報は、SNSに投稿され、近隣住民達がその情報を共有するという、薄気味の悪い事が行われています。

0-2.被害者の情報は全てSNSに記録され、加害者間で被害者の全情報が共有されている

  非常に重要なので、覚えておいて欲しいのですが、被害者の位置情報は、全てSNSに記録され、全加害者間で共有されています。

  ただ尾行や監視をして、位置情報を記録するだけでなく、誰と会ったか、どのような会話を交わしたのか、どこの店に立ち寄り、どのような商品を見て、何を購入したのか。

  全て調べられ、SNSに記録されます。

  信じられないでしょうが、例えば、コンビニで食べ物を買ったとしたら、何を買ったのか、その詳細すら店員から聞き出して、SNSに記録するのです。

  完全にストーカー行為ですし、薄気味悪い事この上ありませんが、実行犯達にはモラルが一切なく、善悪の判断もつかないので、平気でこういった事を、上からの指示で実行します。

  ガスライティングや嫌がらせを実行する際、加害者達はSNSを駆使し、組織的に連携して行うわけですが、この位置情報の共有があるからこそ、有効で合理的にガスライティングが実行されている現実があるのです。

  宗教団体による組織犯罪としてのガスライティングが実行される場合、被害者宅は常時監視されています。

  監視小屋システムとも言われ、以前は被害者宅を監視できる賃貸マンション、賃貸アパートなどを借りて、そこから出入りを監視していた、とも言われています。

  現在は、被害者宅の前後左右斜向かいの家の住民に監視させて、被害者宅が集合住宅なら、真上の部屋との下の部屋、両隣の家の住民にも監視させる手口を取っています。

    薄気味の悪い話ですが、夜間は、被害者宅の遮光カーテンから漏れる室内の光が何時頃までついていたかを確認する事で、何時まで確実に起きていたのかを把握し、何時頃に家のカーテンが開いたのかを確認する事で、起床時刻まで把握し、室内から漏れる様々な音から、在宅かどうかを確認し、被害者宅の壁や床が厚くない限り、大抵の家は、会話がある程度、外にまで漏れますので、その会話の内容すら、盗み聞きされているという現状があります。プライバシーが全くない状態に陥るという事です。また、そのような活動をしているので、被害者が出かける時になれば、それすらも室内から漏れ出る音などでわかるわけです。
  言うまでもない事ですが、そうした被害者の情報は、SNSに投稿され、近隣住民達がその情報を共有するという、薄気味の悪い事が行われています。

1.尾行や監視、付き纏い

  以下、その1~その4が、全て実行されます
その1 定点監視

  宗教団体が大規模に、そして組織的に尾行や監視、付き纏いを働く場合、先程も説明しましたように、事前に被害者の情報は全て収集されています。

  その為、出勤時、退勤して自宅に戻る際のルート、行きつけの店に行く際のルート、何曜日の何時頃にどこに出かけるのかといった情報は、全て把握しています。

  ルート上に存在する民家や店舗に自分のところの信者がいれば、その信者を、また非信者の宅に、被害者の悪評を吹き込んで、監視されて当然の危険人物であると思い込ませて、監視に協力させます。

  毎日同じ人間が監視していると、露骨な監視となり、証拠が残ってしまうので、曜日ごとの担当を決めて、監視実行犯が毎日監視しなくていいような態勢が整えられています。

  住民間トラブルが発生した、近隣住民によるトラブルの場合だと、決まった曜日に決まった家の人間が監視してくるような事が多く、監視しているのがバレバレだったりするようです。
    また、監視されていることに気づかせる目的で、家の前にわざとらしく立ち、スマホを構えて、歩道側をじっと観察するような態度を取らせる事もあります(特にやりすぎ防パト)。

  よく知られる手口として、ルート上にコンビニがある場合、コンビニの前で監視者を待機させて、被害者がコンビニ前を通過するのを確認する、というものがあります。コンビニの前に何人も人を配置するといった被害報告例もあります。
  この手口の変形として、大きな駐車場があり、喫煙スペースがある店舗などがあると、そこで煙草を吸うふりをして待ち伏せて、被害者が店舗前を過ぎ去るのを確認後、連絡を入れて、車に乗って帰宅するといったものもあります。
  コンビニや店舗の喫煙スペースを利用して行われるこの手の監視行為は、その1とその2の中間型だと考えて下さい。

これもよく知られている手口ですが、被害者が使用するルート上に、ハザードをつけた車両を故意に停止し、わざとらしく見せつけるといった行為も行われます。パターンを崩してくる事もあるので、必ずしも同じであるとは限らないのですが、手口としては、必ず、決められた場所で、かつ、被害者の視界に入る場所に、そのような車両を停める、というやり方をします。行われている目的は、監視に気づかせる事、『第三章 ガスライティングの手口 第二節 具体的な嫌がらせの手口 16.同じ事を執拗にやり続ける』の実践等が考えられるものの、正確なところは不明です。

  その2 通行人を偽装した監視

  歩行者やジョギングをする人、自転車で通り過ぎる通行人を偽装して、何度も何度も信者達を前方から歩かせて、被害者とすれ違わせます。

  これには監視の意図もありますが、常時、付き纏う事によって、また、その事実を被害者に認識させる事によって、精神的苦痛を与え続けるという効果があります。

  一人になる事が常時ない状況に置かれれば、プライバシーがない状態になり、蓄積するストレスも、非常に大きなものとなります。

  すれ違わせる頻度は、二十mに一人とか、距離で表せればその程度ではないかと考えられますが、とにかく、執拗にすれ違わせる点に特徴があります。

  また、変形パターンとして、背後から、足音が聞こえる程度の距離を置かせて尾行させる(五mから十mくらいの距離)、向かいの歩道を気づかないように歩かせて監視する等の手口もあります。

その3 車両による監視

  これは一部では有名になっているもので、大勢の信者達を動員し、道路に車を走らせて、執拗に監視と付き纏いを繰り返すというものです。

  被害者やその家族の誕生日、生まれた西暦の年、被害者にとって思い入れのある記念日等、または加害行為を働く宗教団体にちなんだ数字などのナンバーを取り付けた車両で実行します。

  被害者が車での付き纏いを受けている事に気づかせる目的で、このようなナンバーの車両を用いていると言われています。

  仮に被害者が一度外出した際にすれ違う信者の車両を、三十分平均で十台程度とすると、会社や学校の行き帰りに往復で一時間×五として五十台。

  休みの日に付き纏わせる車両を二十台くらいとしても、九十台の車両を用意できれば、重複者を出さずに車両による監視・付き纏いが可能です。

  また、宗教団体が行う嫌がらせの場合、先程から指摘していますように、地域住民や被害者の知人、友人らを協力者として巻き込んでいます。

  信者達自身が自分の友人や知人に声をかけて参加させた人間もいるわけですから、この程度の台数であれば、非常に簡単に揃えられるのが実情です。

  それに万が一、尾行や監視、付き纏いを受けていると被害者が訴えても、信者達も近隣住民達も、この地域の人間である為、偶然だと反論されれば、それ以上、追及する事は困難です。

  この種の行為を行う場合、SNSで情報交換と情報の共有、連携をしている事から、その証拠が見つかれば、それら行為があった事を証明できますが、その為には内部告発者が必要になります。

  言うまでもない事ですが、そのような都合のいい人間が出る事などあるはずがない為、結局、この手の被害を受けると、被害を受けた側は泣き寝入りせざるを得なくなります。

    また、その4とも関係しますが、4で解説している手口とは別に、被害者が家の外に出ると、信者が車を走らせてきて、道路上ですれ違い、そのまま走り去る行為を、外出の度には執拗に行ってくるという手口もあります。これは『第三章 ガスライティングの手口 第二節 具体的な嫌がらせの手口 16.同じ事を執拗にやり続ける』の実践であると考えられます。同じく、帰宅時には、被害者が自宅に向かい、自宅が近づくと、遠くから走ってきて、被害者宅前の路上から見えるポイントで、 右左折等をして路地に入って姿を消す、といった監視と付き纏い、尾行を兼ねた嫌がらせも行われます。
  図で紹介しているのはその手口の一つです。パターンは幾つもあります。
  この種の嫌がらせを目的としたわかりやすい監視は二台一組で行われるようで、行きの場合はややズレて二台の車両と遭遇する事が多いのに対し、帰りのものは、二台が連なって走っている事が多いようです。
その4 出発時と帰宅時の付き纏い(近隣住民によるもの)
■出発時

●家の外に出た時

① 向かいから車が走ってきて、近くの家の住民で、車を家の前の駐車スペースに停める

② 近所の家の住民が車でどこかに出かけるふりをして、車を発車させるが、観察していると自分の家がある区画を一周だけして戻ってきて車を停める

③ 近所の家の人間が、家の手入れをしているふりや、知り合いと会話している風を偽装して家の前に立ち、家を出たかどうかを監視してくる

どこかに出かけるふりをして、 家の前の駐車スペースに置いた車のエンジンをかけて車に乗っているが、被害者が外出したのを確認すると、エンジンを停めて家の中に戻る

●家に戻ってくる時

④家に向かって歩いていると、前から車が走ってくる。そしてすれ違うとすぐに停まり、近くの家の住民だったようで、車を家に停める

⑤ 家に向かって歩いていると、近所の家の住民が車でどこかに出かけるふりをして、車を発車させるが、観察していると自分の家がある区画を一周だけして戻ってきて車を停める

⑥ 家に向かって歩いていると、近所の家の人間が、家の手入れをしているふりや、知り合いと会話している風を偽装して家の前に立ち、家を出たかどうかを監視してくる

どこかに出かけるふりをして、家の前の駐車スペースに置いた車のエンジンをかけて車に乗っているが、被害者が帰宅したのを確認すると、エンジンを停めて家の中に戻る

  読めばわかると思いますが、被害者の外出と帰宅を監視しているのですが、監視している事実を誤魔化す為の偽装として、このような行為をしているのです。

  また、そうして言い訳が可能な体制を取りつつ、そうとわかる露骨な監視する事によって、被害者に付き纏い、精神的苦痛を与え、ストレスを溜め込ませる事も、目的の一つとなっています。
  被害者に証明させる隙を与えない事を目的として、被害者が外出する際には、必ず①~③を、帰宅する際には④~⑥を実行しつつ、それを実行する家を、必ず毎回変えているという点も特徴です。
  被害に遭っている側は、やってくる家が違うだけで、行きには必ず①~③、帰宅時には④~⑥の被害に遭う為、住民グループが悪意から嫌がらせ(付き纏い)を働いてきている事を容易に認識できますが、証拠を示せと言われても、その現場を動画等で撮影したとして、それだけでは、嫌がらせが行われている証拠としての根拠が弱い為、本気でこの種の問題で加害者達に勝とうと考えた場合、探偵に依頼して、その他の証拠を集めて貰う以外にないのではないかと考えられます。

  ⑦は地図の範囲を広め、被害者宅周辺で監視行為を働く家をピックアップしたものですが、宗教団体による組織犯罪としてのガスライティングが実行されるような土地は、その団体の信者が暮らす割合が比較的多い地域ですので、信者と非信者の協力者を合わせたら、家の周囲は全員、信者と非信者の協力者となっていて、四面楚歌になっている事は珍しい事でも何でもありません。ですので現実にはこの図で書いたよりももっと酷い事になっている方が多いという事を伝えさせていただきます。

  なお、この種の監視の手口は、その1、その2、その4は、地域住民が徒党を組んで働く付き纏い、尾行や監視でも、行われている事が知られている手口です。
  その3の車両による付き纏いに関しても、地域住民らの嫌がらせで行われる可能性はある為、ないとは言い切れません。

2. 騒音攻撃

  これは有名なので、御存知の方も多いと思います。

  家の前を通りかかったり、通り過ぎると、それに合わせて自宅のドアや窓、引き戸、サッシ等を思い切り閉める。

  被害者が自宅にいる時に、被害者宅の前に車を停めて、思い切りドアを閉める、車のエンジンを空ぶかしする。

  同じく被害者が自宅にいる時に、前後左右の隣屋・斜向かいの家・集合住宅の場合は真上と真下の階に両隣の部屋で、わざと生活音を大きくして、騒音を出して嫌がらせを働く。
  被害者宅の近隣住民が実行するパターンに関しては、毎日同じ家が同じ行為を実行すると証拠が残る為、役割分担がされています。

  具体的には、騒音攻撃を実行する家をランダムに決めていて、かつ、それら攻撃を実行する時間帯も、証拠を記録させないよう、同じ時間帯ではないようにしているのが一般的です。
  外を歩いている時に行われるものも同様で、ドアバンに関しては、攻撃を仕掛けてくる家はランダムです。
  加害者達はSNSを通じ、被害者の情報を、位置情報も含めて

  これにはいつ攻撃してくるかわからなくする事で、被害者の精神を疲弊させる効果を期待したものであるとも考えられます。

  ドアやサッシ等を思い切り閉める行為は、ドアバン攻撃等とも呼ばれていますが、恐らくこれは、村八分に由来する嫌がらせが源流なのだろうと思います。

  家の中にいて、窓の外の路地を見ている。村八分の対象になっている一家の人が歩いてくる。すると家の引き戸をこれでもかと言うくらいの大きな音を立てて思い切り閉める。

  ルーツ的には相手に疎外感を与えるタイプの陰湿ないじめ的嫌がらせだったのでしょうが、現代は、音を使用した嫌がらせに変化しているようですね。

  これらの生活音は、生活しているとどうしても出てしまう音という事で、法規制は非常に緩くなっています。しかし、騒音攻撃は他人の精神に最もダメージを与えられる嫌がらせです。

  これか原因で毎年傷害事件が何件も起きていて、殺人事件が起きる事もごく普通にあると言われているわけですから。

  法に抵触しない嫌がらせとして、住民らが徒党を組んで働く嫌がらせでも、好まれて使われる傾向があるようです。

3 .睨みつける(見つめる)

  これは日刊サイゾーが報道した記事に出ていたので、言うまでもないと思います。

  被害者が駅のホームに立っていると、面識のない宗教団体の信者が立っていて、睨みつけてきたり、目をじっと見つめてきたりする。

  これは「目を見つめる」「睨みつける」という動作さえ取ればいいので、例えば、被害者が使用するルート上にある店舗のスタッフに依頼して、窓を開けて被害者が来たら顔をじっと見るように指示を出すとか、被害者と信者との間に信号があり、距離も50メートルは最低でも離れた距離にいる時に、指示を出して被害者をじっと睨みつけさせるとか(こうするのは被害者が攻撃してきた場合、何が起きるかわからない為、逃げる時間を稼ぐ意図があるのだと考えられます。)

  そうして実際に見つめたり、睨みつけたりしておきながら、「他人の視線が気になる」という精神障害の症状を持っている事にでっち上げるという、構図を知ったらこの上なく馬鹿馬鹿しい、陰湿な嫌がらせです。

  しかし、被害者を精神障害者にでっち上げる上では有効なガスライティング行為であるので、好まれて使用されている現実があります。

4. すれ違い様に何かを囁く

  これも日刊サイゾーが報じた記事の中に出てきた手口です。

  「○○、死ね」とすれ違い様に面識のない信者が囁く。それを知らない人からいきなりそんな風に罵られるわけがないのだから幻聴を聞いたのだろう、という事にでっち上げる目的で行われる行為です。

  被害者が客商売なら、客を偽装して来店して、レジを担当している時に、被害者に対してカウンター越しに「くたばれ」「死ね」等と罵ったりする事も行われています。
5. 進路を塞ごうとしたり、進路を塞いでしまう

  ネット上の説明を見ていて、これが一番わかりにくいのではないかと思いました。ですので図を描いてみました。

1を見て下さい。状況としては、25mくらい離れた距離で、向かいから、こちらに向かって人が歩いてきている状況です。

  こちらは左端を歩いていて、相手も左端を歩いています。当然ですが、距離も大して離れていない事から、お互い、相手の顔が見えている状態です。

2を見て下さい。こちらが向こうに向かって歩いているのがわかっているにもかかわらず、いきなりこちらが歩いている左端に向かって、斜めに歩き出すわけです。

  挑発しているわけでもないのに、いきなりそういった、不自然な行動を取るわけですね。

3を見て下さい。その後、再び逆方向に斜めに歩き出して、こちらから見て右端に当たる場所に戻って歩いてきます。

  これがネットでよく言われている「道(進路)を塞ぐような、不審な動作を取る」というガスライティングです。

  被害に遭った側から見ると、酔っ払いが、ふらつく足でおかしな進路の取り方をしているようにも見えます。

  この動作に関しては、被害について語った時、被害妄想の気があるのではないかと思わせる事や、こんな馬鹿な進路の取り方をする人間などいませんので、幻覚を見たり、夢と現実との区別がつかなくなっているのではないかと誤解させる事(=即ち、精神障害を発症していると思い込ませる事)が目的ではないかと考えられます。

  嫌がらせされている事を相手に認識させて、常時付き纏っているのと同じ効果を持たせ、ストレスを溜め込ませる事も目的にしているのではないでしょうか。
  なお本当に進路を塞いでしまう嫌がらせ(ガスライティング)もあります。

6. 咳やクシャミを利用した嫌がらせ(条件付けを悪用したガスライティング)

  これもガスライティングとしては非常に有名な手口ですね。
  『1.尾行や監視、付き纏い』の項目で、宗教団体が組織犯罪としてガスライティング行為を働く際、徹底した監視と付き纏いが行われる事が理解できたと思いますが、これの最中にやります。

  その2をやる時、すれ違い様に、わざと咳をしろ、クシャミをしろと指示を出すわけです(ちなみにその1の監視役にも、咳やクシャミをするよう指示を出す事もあります)。

  一日のその人の行動を、社会人だと仮定してお話しさせて頂きますと、まずは駅まで歩き、駅から電車に乗り、電車を降りてから会社まで歩くわけです。

  この駅までの歩き、駅内での移動、電車を降りてから駅構内を出口まで移動、駅を出てから会社に辿り着くまでの歩き、その間、すれ違った信者達が、全員、指示通りに咳やクシャミをします。

  行きだけでも10人くらいはすれ違うでしょう。ですので1日20人です。

  最初の内は、被害に遭っている側は、風邪が流行っているのかな、とか、花粉症の季節なのかな、と思っているのですが、それが何日経っても終わらない、1週間を過ぎても続いている。

  そうなってくると、散々、異常な嫌がらせを受け続けていますので、そろそろ「ああ、これは嫌がらせでやられているのだな」と気づき、強い怒りと憎しみを抱き、精神的苦痛を感じ、ストレスを溜め込むようになります。

  ここまで来たら加害行為を仕掛けている側の価値です。『咳やクシャミ=嫌がらせ』という条件付けが完了しているからです。

  大体、三週間くらい連続して行って、条件付けができたと考えたら、咳やクシャミをさせるのを止めます。

  そうなると、咳やクシャミが嫌がらせと条件づけられている為、どこかで咳やクシャミが聞こえてくると、嫌がらせを受けているのではないか、と不快に思ったり、怒りの感情が湧くようになります。

  また、この条件付けを悪用して、例えば騒音攻撃を働く際、実行犯の信者らに、わざと「わざとらしい咳やクシャミ」をさせる事で、故意に騒音を出している事実を理解させ、被害者を苦しめる事などにも用いられます。

  これなどは極めて悪質な、心理学を悪用した嫌がらせであり、最低最悪の行いであると言えるでしょう。

7. 片目ライト、片目ブレーキランプの車で付き纏う

  これも『1.尾行や監視、付き纏い』関連で、その3を夜間にやる時に実行します。

  ヘッドライトやブレーキランプの片方を意図的に接触不良状態にした車両を使用し、執拗に付き纏うのです。

  ちなみにヘッドライトやブレーキランプを思い切り掌で叩くとつく程度ですので、本当に軽く接触不良状態に、人為的にしているだけです。

  これはストーカー行為が行われている事実を被害者に確実に認識させる効果を期待して行われているものと考えられます。

8. ハイビームを浴びせる

  7と同様、これも『1.尾行や監視、付き纏い』関連で、その3を夜間にやる時に実行します。

  被害者が仕事を終えて帰宅している途中であれば、使用するルートは、普通は同じですから、車を先回りして停車させる事が出来ます。

  また、会社帰りでなかったとしても、外出時刻と曜日、室内から漏れ聞こえる会話等から、行き先とルートは大体推測が付きます。

  そこで車を先回りさせて、被害者が現れたら、ハイビームを照射するのです。

  何もないところに車を停めて照射した場合、証拠を押さえられると言い逃れ出来ない為、パターンを変えて照射する事も行われているようです。

(例えば被害者が通過するコンビニの駐車場に車を停めて、車道側にヘッドライトが当たる形にして、被害者の出現を待機する等)

9.ありえないところでありえない行動を取らせる

  閑静な住宅街で、通勤・通学時間帯以外だと、静かで人が路上に誰もいないような場所ってありますよね。

  そういう場所にいきなり高齢者が現れて、立小便をし始めたらどう思うでしょうか。

  そんな事を見たと言っても、誰も信じないか、信じたとしても、認知症の老人が、トイレと間違えて用を足したと思うだけでしょう。

  こうした「ありえないところでありえない行動を取らせる」、そしてその姿を被害者に見せつける行為も、ガスライティングとして実行されています。

  これも行われる目的は5と同じ、即ち、被害について語った時、それを聞いた第三者に、被害者には被害妄想の気があるのではないかと思わせる事や、こんな馬鹿な事をする人間などいないので、幻覚を見たり、夢と現実との区別がつかなくなっているのではないかと誤解させる事(=即ち、精神障害を発症していると思い込ませる事)が目的ではないかと考えています。

  もしも組織犯罪としてのガスライティング被害に遭っている時に、芝居がかったおかしな行動を取り、派手に映画かドラマの中にでも出てきそうな行動を取る変な人達が出てきたら、これが行われている可能性を考えるといいでしょう。仮にその場には大勢の人が居合わせたとしても、そういう経験を何度もして、被害について語った時、その事を話せば、それが全て本当の事であろうが、その一つ一つには他の目撃者がいて証言が出来る状態であろうが、話を聞かされた第三者からすれば、証言ができる人が大勢いるという話を信じる事は出来なくなるので、結局、頭がおかしくなったのではないかと、誤解する事になると思われます。

  そこまでの事を加害組織側が仕掛けてくる時には、何らかの事情から、かなり追い詰められた状態だと考えられますが、これが行われる基本形は、そのようなものだと考えて下さい。

  ちなみにこれが、ネット上では「ストリートシアター」等と呼ばれている行為の、本当の目的と手口です。

10.就労妨害、退職(解雇)工作、昇進(昇任)妨害

  職場で被害者の悪評を広める事で、被害者が職場に居辛くなって、退職するように仕向ける退職工作、被害者が辞めないなら店を利用しない等と不買運動などをちらつかせて、解雇を迫る解雇工作、会社幹部に根拠のない中傷を引き込んで、被害者が職場での昇進や昇任が(会社側の意向で)停止させられてしまう昇進(昇任)妨害、解雇工作や退職工作の結果、職を失った被害者が求職活動をすると、ストーカー行為をして、面接を受けた企業・事業所等を特定して、被害者の悪評を企業や事業所に吹き込み、採用しないように工作する就労妨害などがあります。

  これはガスライティングでなく、純粋な嫌がらせであり、また、被害者を経済的に追い詰めて、困窮させる事と、その事でも精神的苦痛を与え、追い詰める事が目的であると考えられています。

11.中傷拡散攻撃

  被害者の職場や居住する地域で根拠のない中傷を拡散し、故意に悪評を立てる嫌がらせです。この根拠のない中傷の拡散攻撃は波状攻撃で幾度も行われ、最初の内は、その噂は本当なのかと半信半疑だった人達も、徐々に拡散された根拠のない中傷が、裏付けも取らないまま、既成事実化して行き、事実だった事にされてしまって、「あいつだったらやりかねない」という心理状態に陥った人達が、根拠のない中傷を信じてしまい、被害者の事を危険人物や要注意人物だと認識するようになったり、あるいは、宗教団体の策略として、被害者に地域住民や職場の人間達が、激しい憎しみと憎悪、怒りを持つように仕組んだりもします。

  結果、被害者は孤立し、白眼視される事で、どこに行っても生きた心地のしない状態となり、外出しているだけで強い精神的苦痛を感じるところまで追い詰められる事になります。

12.人間関係破壊工作

  11と関連しますが、加害団体である宗教団体にとって、最も恐ろしいのは、加害行為を知る人が被害者に味方をして、ガスライティングの全貌が露見してしまう事です。

  ここまでお読み頂けたらわかると思いますが、こんな異常な事をした加害団体や加害者達の事を、社会は絶対に許しませんし、存在そのものを確実に拒絶すると考えられます。

  身勝手な話ですが、加害行為を働いている宗教団体側からすれば、ことの露見は教団存続の危機に直結しているのです。

  被害者の味方になる人物を出さない為にも、11を徹底して行い、被害者の全ての人間関係を破壊し、被害者がその土地に、友人も知人も誰一人としていない、孤独で孤立した状況に追い込むのです。

13.転居強要工作

  宗教団体がガスライティングを働く場合、その目的は、邪魔者の排除です。

  ですので転居強要工作も活発に行われますし、10、11、12を行う目的の一つは、当然、転居させる事でもあるわけです。

14.自殺強要工作

  この話も13と関連する話です。邪魔者の排除である以上、転機をさせるか、自殺に追い込んで殺してしまうか、この二つのどちらかという事になります。

  宗教団体が行う組織犯罪としてのガスライティングには被害者を自殺に追い込んで殺害する目的でのガスライティングが必ず含まれており、精神的な苦痛を与え続けて、鬱病を煩わせる事によって、被害者が自殺する可能性を高めたり、また、そのような状態になった被害者に対して、自殺の引き金になりそうな言葉(自殺や死亡という文字や言葉)を見聞きさせて、自殺を誘発しようとするような、卑劣で異常な行為を行った事等も、過去の被害報告例から判明しています。

15.ネットストーカー

  加害団体側は準備の段階で被害者のあらゆる情報を持っている為、立ち回り先の主要掲示板も、SNSも、またSNSのアカウントも、文章の癖すらも見抜いています。

  その事を利用して、ネット上でも粘着質に絡みつき、例えば、被害者に変な渾名をつけて、その渾名に対する悪口雑言を複数の信者で行わせてネットリンチを働いたり、相手の精神を少しでも疲弊させよう、絶望させて自殺に追い込もう、苛々してブチ切れて、殺人事件や傷害事件を起こし易い精神状態に追い込んでやろうと、躍起になってネットストーカー行為を働くのです。

  これに関しては完全に精神的虐待行為に当てはまりますし、また、ガスライティングが当てはまる内容も含んでいる為、ガスライティング行為の一つと見てよいでしょう。

16.同じ事を執拗にやり続ける

  例えば、1を実行するにしても、必ず同じ車と外出時に一度は遭遇させたり、毎日、同じような付き纏いを受け続けさせる事で、同じ景色を執拗に見せ続ける。そうする事によって、相手にストレスを溜め込ませ、周囲が気づかない手口で、精神的苦痛を与えるといったテクニックも、これらのガスライティング行為の中では実践されているようです。これは「付き纏われる事からくる精神的ストレス」を利用したものだと考えられますが、残念ながら、自分の立場からは、これに関しては「こういう手口はあるよ」という事は知っていて、詳しい話までは出来ない為、参考意見と考えて下さい。

17.煙草を使った条件付けのテクニック

  これは独立させずに6に含めてもよかったのですが、わざとらしく監視する際、煙草を吸っているふりをする、というものがあります。

  煙草も条件付けによく使われるもので、初期の頃などは、ガスライティングで嫌がらせだったり、虚偽の情報を流す際に、わざと虚偽を流した人物に煙草を吸わせる等をさせます。

  そうして煙草=ガスライティング要員という条件付けをやった後で、露骨な監視をする信者に煙草を吸わせ、その姿を被害者に見せつける事で、煙草=監視という条件付けも行います。

  用事でどこかに出向くと、わざとらしくタバコを吸っている人間がいて、監視が行われている事に気づいたり、あるいは被害者が使用するルート上に煙草の残り香を残す事で、監視の事実に気づかせたりします。

18.仄めかし

  敢えてこの項目を最後に持ってきました。

  これは有名ですので、もう言うまでもないと思いますが、露骨な仄めかしの情報がパピマミというサイトから記事として配信されていますので、それを貼ります。

『家を出た瞬間に目の前にいた人から「昨日の晩ご飯はシチューだったでしょ」と言われ、恐怖を感じました。その場からすぐ離れたのですが、他にも周囲の視線を感じることが多くなって……。次第に外出することができなくなり、プライベートが失われてしまいました』(30代女性/事務)

『不注意でお風呂場で転んだことがあったのですが、翌日家の前にいた2人組が「風呂で転ぶと痛いよな」…と会話をしていたんです……。直接話しかけられたわけじゃないけど、自分に関係あることで、偶然とは思えませんでした。しかも似たようなことが異常な頻度で起こるんです。気になって自宅を調べてみたら、盗聴器が出てきました 』(30代女性/主婦)

  被害者から盗んだ個人情報を使用して、その個人情報を、言葉で仄めかしたり、動作で仄めかしたりして、相手に嫌がらせを働く。

  これが仄めかしと呼ばれるガスライティングです。

  爆サイで掲載された「コンビニ店員がニヤニヤした」という話や「ジャイアンツの話をしろと言われて指示に従ったら客が驚いていた」という話も有名ですよね。

  その他、例えば、被害者が自宅で何か物を燃やしたら、住宅街の路上で、野焼きなどする人間が絶対に出るはずのない地域で、一斗缶てせ野焼きをする姿を見せつけて、仄めかしをしてみたり、紙のゴミをシュレッダーにかけて出したら、それと瓜二つな紙のゴミを入れた袋を、被害者が使用するルート上に翌朝置いて、ご丁寧にも、裁断した写真と似せたゴミまで混ぜるという再現度で、仄めかしを働くなど、この「仄めかし」と呼ばれる行為は、被害者にストーカー行為を働いている事実に気づかせて、不快にさせる、激怒させればそれでいいだけですので、手口は無数にあります。

19.被害者に自分を精神障害者だと思い込ませようとする、否定的な言動を取る

  これは通常のガスライティングと同様です。

  通常のガスライティングでも、被害者に対して、加害者は「お前はおかしい」、「疲れているのではないか」、「そんなものは見えなかった」、「幻聴が聞こえたのではないか?」、「気のせいだ」、「被害妄想だ」、「心の病かも知れないから病院に診せに行った方がよい」等と、被害者が自身の正気を疑うように仕向けます。また、組織犯罪としてのガスライティングの特徴として、被害者の周囲の人間を協力者として加害団体側に落としておいて、彼らに対し、被害者に「あなたはおかしい」、「疲れているんだよ」、「何も見なかったよ」、「空耳じゃない?」、「気のせい」、「被害妄想」、「心の病かも知れないから病院に行ったら?」等と事あるごとに言うように指示を出しておき、被害者の周囲で、執拗に、被害者がおかしいという言動を取らせるようにするものがあります。

  ガスライティングの場合、特に、語源となった映画『ガス燈』がそうなのですが、本当は夫が物を隠しているのに、妻が紛失したのだと言い張って、妻は物忘れが酷いとか、盗み癖がある等と、嘘を吐いてガスライティングを働くわけですが、実行と嘘がセットになっています。外出時、離れた所からわざと見つめる人物を配置する、それでいて被害者がその事を話せば、そういう人物がいた事を知っている癖に、「そんな事やる暇人いるわけないでしょ。偶然だよ」、「気のせい。あんたおかしいんじゃない?」と、被害者がおかしくなっていて、他人の視線が気になっているだけだと嘘を吐いたり、外出時、誰かにすれ違い様に「死ね」と囁かせておきながら、それでいて被害者がその事を話せば、そういう人物がいた事を知っている癖に、「そんな事やる人いるわけないでしょ。あんたどうかしてるよ」、「幻聴でも聞こえたの?」と、被害者がおかしくなっていて、幻聴を聞いたのだろうと嘘を吐く。こんな嘘を日に幾つも吐かれ、しかも何人もからそのような言動を取られ、それが何か月も何年も続けば、心をへし折られて、本当に自分がおかしくなってしまったのではないかと思い込んだり、精神的な苦痛から自殺してしまうのは当然の事です。こんな行為のやれる悪意の塊は、最早、人間とは呼べませんし、悪魔以外の何者でもないでしょう。
  何をしても否定的な言動を取り、被害者を無能だ、無知だ、と見下すような言動を取り、被害者の人格も否定し、被害者が自身に誇りを持てないようにして、自尊心を砕き、自己評価を下げる言動も、執拗に取られます。そのようにする事によって疲弊させ、精神を弱体化させて、判断能力を低下させる事、マインドコントロールや刷り込み効果の効き目が強まる事を狙っています。被害者の精神を支配し、思うがままに動かす事が可能となれば、精神障害者に仕立て上げて潰せる可能性も高まるからです。
第四章
団体・組織の犯行と、集団との犯行の違い

  以上が宗教団体による組織犯罪としてのガスライティングの手口ですが、あまりの内容に驚かれた方も多いのではないでしょうか。まだこれでも完璧に書き切れたわけではありません。
  このような異常な事が行われているのは紛れもない事実です。
  近年、京都府で道路族住民達が結託し、嫌がらせやストーカー行為を働いた事件の報道をきっかけに、そのような事件が全国的に多発していると言われるようになりました。
  京都府で道路族住民達が行ったと報道されている嫌がらせについて、ここに列挙してみます。

・脅迫文を送りつける
・家の前で出会うと睨みつける
・被害者宅前で車やバイクのエンジンをわざとふかせる
・卑猥な言葉を投げる
・インターフォンに向かって威嚇
・住人が玄関前に立ち外出させない
・宅配便がやってくると「何を買ったの? 夫が汗水たらして稼いだお金で、しょうもないもの買ったの?」と大声で叫ぶ事をはじめとする中傷行為
・家の中にいる被害者の姿をカメラで撮影
・引っ越したらいいだろうと言い放ち、案に引っ越しを強要するような言動を取った
・玄関とガレージに防犯カメラをつけても、カメラに映らないところで睨み、大声での嫌がらせも続ける
・警察に相談しても迷惑行為は一向にやまない
・10人を中心に近隣住民達が被害者宅を共同で始終監視しており、「今、○○家で馬鹿笑いが聞こえた」「ナンバー××××の車が○○宅前に止まっている」等と住民同士がグループLINEで逐一やり取りしていた。

京都府の道路族住民らによる嫌がらせは、法に触れない嫌がらせ、警察が取り締まらない嫌がらせを、住民達が一斉に浴びせる大人のいじめだったと被害者の弁護士が語っており、行われた嫌がらせの内容的にも、ガスライティングと似ている(被る)ような部分はあるものの、組織犯罪としてのガスライティングと比較すれば、凶悪性や悪質度の点では、まだまだだと言えます。
しかし、SNSを利用した組織的な監視が行われている事や、被害者宅を訪れた人間の車のナンバーまで仲間内で共有している事実、相手に精神的苦痛を与え続ける言動が多数取られている事等、あくまでも、団体や組織が行うガスライティングよりはましだというだけで、非常に深刻な内容となっています。
これら事件が多発していても、なかなか表面化しないのは、まず、国が取り締まるべき法律を制定していない事に加えて、多くの被害者達が、難を逃れる為に転居しており、また、転居後は被害者達は嫌な記憶を忘れたい一心で口を閉ざす一方、加害者達は逆に自分達の嫌がらせが存在しなかったかのような態度を取る為、結果としてこのような陰湿な嫌がらせがあった事実が隠蔽されているためだと推測されています。
また、嫌がらせに参加する仲間を、友人や知人に声をかけるという選択肢だけでなく、SNSで募集を掛けたりすれば、被害者と面識のないガスライティング実行犯らを大量に揃える事ができて、被害者が自身の被害を証明するのが、極めて困難な状況に陥ります。当ホームページで懸念を表明していますように、組織犯罪としてのガスライティングの手口をネットで検索して手に入れて、実行に移した場合、最悪の場合、被害者が自殺に追い込まれたり、精神障害者にでっち上げられてしまうリスクがある等、非常に危険な事態に直面する事になります。
第五章
対処法

  組織や団体による犯行の場合、個人で太刀打ちする事は不可能です。被害者と面識のない人間を大動員してガスライティング行為とストーカー行為を繰り返す為、実行犯である加害者を正確に特定する作業から入る必要があります。何故、そうなるかというと、元々、ガスライティングは、被害妄想や気のせいだと誤解されるような嫌がらせを大量に行う点に特徴がある為、加害行為を受けたと被害者が思っていても、その時は偶々で、相手は加害者ではなく、偶然だったという事もあれば、その逆に、偶々で気のせいだろうと思っていたものが、実際には加害者側が仕掛けたガスライティングだった、等という現象も起きる為です。ことストーカー行為を働いてくる大勢の面識のない人間達の存在に関しては、挙動から監視者だと見当がつくだけなのですから、正確に特定する事など不可能です。
  それに近年の手口として、わざと被害者に証拠の動画等を撮影させて、その姿を第三者に目撃させる事によって、被害者を逆に不審人物や要注意人物、危険人物にでっち上げて潰そうとするような企てを計画する人間達も出てきているようなので、本人が証拠の動画や写真を撮影したり、音声を録音する事自体にリスクが生じてきているのが実情です。
  また、例えば、通称ドアバン攻撃を参考にお話しさせて頂きますが、兵庫県明石市で、2019年3月、被害者宅周辺において、被害者に対し粗野乱暴な言動をし、嫌がらせ行為を反復して行ったとして、県迷惑防止条例違反で兵庫県警明石警察署に60代の女性が逮捕される事件が発生しました。この事件も内容が酷くて、しかも嫌がらせが20年以上にも渡っていたそうで、テレビの情報番組でも取り上げられて、ちょっとした騒動になったのですが、その際、被害者が撮影していた被害記録の動画がテレビでも放映されました。すると驚いた事に、この女性、自宅二階の窓かサッシを、二度ほど連続して思い切り閉めている姿が映っていて、有名なドアバン攻撃を行っていたのです。他には手を叩いて被害者宅周辺の練り歩いたり、被害者に執拗に罵り、食ってかかって行く異様な姿も映し出されていました。

  その時、こう思いました。ドアバン攻撃など撮影して、よくそれが証拠になったものだな、と。

  ドアバン攻撃は、毎日、同じ家がやってきているわけではありませんし、明石のケースに関しても、毎日やっていたわけではないのでしょう。撮影したとしても、偶然なのか、故意によるものなのか、その判別がつかない為、嫌がらせでやっていると断定する事は難しいはずなのです。嫌がらせを働いた時、偶然であり、被害妄想であると抗弁する事によって言い逃れのできる犯行が多いのが、組織犯罪として行われるガスライティングの手口の特徴なのです。夜間の外出時にハイビームを浴びせるものにしても、記憶に残りやすい車両を大量に付き纏わせるものにしても、全て、記録したところで、偶然だと加害者に攻撃されて、証拠を出せと開き直られてしまったら、それまでなのです。『第三章 ガスライティングの手口 第二節 具体的な嫌がらせの手口』のところで、被害者の情報は全てSNSに記録されていると書きましたが、言うまでもなく、加害者が持つスマートホンを調べて、その記録を突きつけてこれが証拠だと言えば、加害者は最早、ぐうの音も出なくなるでしょう。しかし、そんな事をする権限があるのは警察だけであり、被害者には、加害者のスマートホンを調査する権限などないのです。

  被害者と接するリスクのあるガスライティング類は、実行犯は必ずしも一人でなく、最低でも二人一組で行われる事も多いので、すれ違った相手が一人だったとしても、実はもう一人、他の場所にいて、その様子を確認してスマホからSNSに記録するといった事も行われている可能性がありますので、こと、被害者が抗議してくる可能性の高い相手の場合であれば、その種の対策は講じられている可能性を想定した方がよいでしょう。接する方の実行犯が自分のスマホを仲間に預け、手ぶらになっていたとか、小細工して犯行に使用していないスマホだけを所持した状態ですれ違ってきていたとしたら、無駄骨を折るだけになります。

  もし万が一、この状態で抗議してスマホを出させたとしても、スマホを調べたとしても、何も出てこないだけでなく、逆に被害者が、何もしていない人に被害妄想から因縁を吹っ掛けて、抗議してきた危険人物にでっち上げられるリスクさえ出てくる事になります。

  ガスライティングは、加害行為が行われたその現場と、SNS等で被害者の情報を共有し、実際にその加害行為を働いた趣旨の記録が残るSNSのデータ、この二つが揃った時、初めて現場の記録が証拠として有効となるのです。ここは非常に重要な部分ですので、是非、覚えておいて下さい。明石のケースでドアバン攻撃が嫌がらせとして認められたのは、その他の嫌がらせが行われていたからで、その他の嫌がらせがあったからこそ、ドアバンも嫌がらせで行われたのだろうと、そのような看做され方をしただけなのです。
  従って、このような被害に巻き込まれたら、まずは探偵事務所に相談に行くことが望ましいと思われます。

    嫌がらせ実行犯達の特定作業などは、常時監視されている被害者には出来ない事ですし、その特定作業を通じて、組織犯罪としてのガスライティングの全体像を把握する事は、素人に出来るものではありません。
  その際に注意すべきなのは、ホームページを確認して、「電磁波」「思考盗聴」「音声送信」「テクノロジー犯罪」「エレクトリック・ハラスメント」といった、おかしな文言が出ていて、そうした行為の調査を行っていますと声高に叫ぶような探偵事務所は、回避すべきだという事です。恐らくその手の探偵事務所はいわゆる「統失ビジネス」と呼ばれる精神障害者の人達を相手にした商売を展開している人達であって、本当にこの種のガスライティング問題に取り組む気がある事務所ではないと考えられる為です。
  組織犯罪としてのガスライティングであったり、地域住民らが徒党を組んで嫌がらせを働くケース、ママ友間のガスライティング等は、認知度が上がり、そのような問題が本当にある事が世間に認知されるようになって来たとはいえ、まだまだ、この種の問題を知らない人は大勢います。それに団体や組織の仕業の場合、調査する側も命懸けになる可能性が高い事から、探偵事務所も、弁護士事務所も、相手を恐れて仕事を引き受けてくれない可能性が十分に考えられるのが現実です。
  長々と書き綴ってきましたが、ここで書いた情報が、被害に遭わせている方達の参考になれば、幸いです。
  最後に、言うまでもない事ですが、組織犯罪としてのガスライティングで、「電磁波」「思考盗聴」「音声送信」「テクノロジー犯罪」「エレクトリック・ハラスメント」等と言ったものが行われている事実は一切ありません。

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15695892 submission
お金

障害発生、その原因は?

タレコミ by headless
headless 曰く、
Uptime Institute の 2022 年版 Outage Analysis 報告書によると、重大な障害の発生原因で最も多いのは電源障害だという (プレスリリースThe Register の記事)。

報告書は複数の調査や Uptime Institute のメンバーおよびパートナーから提供された情報、公表された障害の情報をまとめたものだ。ダウンタイムや経済的損失を引き起こす重大な障害の 43 % が電源に関連する障害だといい、特に UPS の故障が多いそうだ。

その一方で、深刻度にかかわらず IT サービスのダウンタイムを引き起こした障害の原因はネットワークに関連する問題であり、ニュースとして報じられるような一般向けサービスの障害は 70 % がクラウドなど外部の IT プロバイダーに起因する問題だという。また、過去 3 年間に 40 % の組織がヒューマンエラーに起因する大きな障害を経験しているが、その 85 % はスタッフが手順を守らなかったことや手順自体の欠陥が原因とのこと。

過去 3 年間で重大な障害はわずかに増加しており、損害額が 10 万ドルを超える障害の割合は 2019 年の 39 % から 60 % に増加、損害額 100 万ドルを超える障害の割合も同期間で 11 % から 15 % に増加している。復旧までの時間も長くなる傾向がみられ、復旧に 24 時間以上かかった障害の割合は 2017 年の 8 % から 2021 年には 30 % 近くまで増加したとのことだ。スラドの皆さんのところはいかがだろうか。
15695896 submission
iPhone

iFixit、Apple の iPhone 修理用工具を分解

タレコミ by headless
headless 曰く、
Apple のセルフサービス修理プログラムで iPhone の修理に使用する工具を iFixit が分解し、動画を公開している (The Verge の記事iMore の記事)。

分解されたのはレンタル用の工具キットにも含まれる「Display Press (動画内ではScreen Pressと呼ばれる)」「Battery Press」「Heated Display Removal Fixture (HDO)」という大型工具 3 点だ。工具キットをレンタルする場合にはデポジットとして 1,200 ドルが必要になることから「1,200 ドルツールの分解」といった動画タイトルになっているが、これらの工具のみを購入する場合の価格は計 587 ドル 35 セントとなる。

iFixit ではレンタルの工具を分解するわけにはいかないとして購入しており、HDO で使用する Heated Display Pocket(Hot Pocket) も購入したようだ。Hot Pocket の価格はディスプレイサイズによって異なる (108ドル~116ドル)。なお、iPhone SE (第 3 世代) 用の工具キットに HDO と Hot Pocket は含まれず、シンプルな構造の Universal Display Fixture に置き換えられる。

Display Press は修理後の組立時、ディスプレイと本体の各所に適切な圧力を加えて再接着し、IP レーティングを復元するための工具だ。iFixit ではその機構が動く様子を白鳥が飛び立つ様子にたとえ、非常に美しいと高く評価している。一方、Battery Press はバッテリーの接着に使用するものだが、iFixit では手で押さえるのでも十分だとして、訴訟を回避するための退屈な弁護士プレスだなどと評価する。

HDO は Hot Pocket と組み合わせてディスプレイを加熱し、接着剤を柔らかくして筐体を開くための工具だ。中にいろいろ詰まっていそうな外見だが、iFixit は白鳥プレスと弁護士プレスの中間的なものだと考えてあまり期待していなかったようだ。しかし、実際に分解してみると未使用のコネクターやスイッチ、タッチスクリーン、アップデートにより追加された RFID 機能などが見つかり、動画の半分以上の時間を割り当てている。
15695904 submission
ストレージ

Western Digital、フラッシュメモリ事業の分社化を検討

タレコミ by headless
headless 曰く、
Western Digital は 7 日、同社のフラッシュメモリ事業と HDD 事業を分離する戦略代替案を検討していると発表した (ニュースリリースThe Register の記事)。

Western Digital は 2015 年に SanDisk を買収してフラッシュメモリ事業に参入。SanDisk はキオクシアとの合弁事業でフラッシュメモリを製造している。しかし、フラッシュメモリを自社製造することなくストレージデバイスに専念する Seagate が HDD 市場 1 位、HDD 事業を売却してフラッシュメモリに専念する Samsung がフラッシュメモリ市場 1 位となっており、HDD 市場 3 位の東芝もフラッシュメモリ事業を投資家グループ (現キオクシア) に売却している。その結果、唯一両事業を手掛けるのは Western Digital のみとなるが、両市場でシェアを減らしている。

そのため、Western Digital に 10 億ドルを投資している Elliott Investment Management は 5 月、フラッシュメモリ事業を分社化して価値を高めることを提案した。Elliott は分社化により Western Digital の株価が 2023 年末までに現在のおよそ 2 倍となる 1 株当たり 100 ドル以上に到達すると予測し、フラッシュメモリ事業に対する 10 億ドルの追加投資も提案していた。Western Digital の取締役会は Elliott の追加投資提案も含めて検討しており、Elliott との慣習的な秘密保持契約とレター形式の契約書に署名したとのことだ。
15695939 submission
お金

ふるさと納税で現金バックの「キャシュふる」がサービス発表後2日で終了

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
ふるさと納税の返礼品の代わりに現金が受け取れる「キャシュふる」がサービスを終了した。
発表後に金子総務大臣の「返礼品は、寄付を受け入れた自治体がお礼の気持ちを表すためのもので、代わりに現金を受け取ることは制度の趣旨から大きく外れる」と苦言を呈した。

寄付者に代わり運営会社が自治体に直接申し込むため、手数料を自治体からではなく寄付者から取るとしているが
寄付予定先として挙げられた佐賀県上峰町、新潟県魚沼市、宮崎県宮崎市はいずれも事前の連絡はなかったとのこと。
キャシュふる運営担当者は「ふるさと納税に前向きに取り組んでいると思った自治体を寄付の候補先として例示した。見る人によっては『自治体と提携している』などと誤解を与えたと思い、削除した」と弁明している。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220609/k10013664221000.html

サービス開始の理由について運営担当者は「ポータルサイトへ多額の広告費や手数料を支払っている自治体の現状をなんとかしたく、問題提起も含めて提供開始に至った」とのことだが総務省への確認はしていなかったとのこと。

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15696011 submission
アメリカ合衆国

動物園のカメラに二足直立の謎の生き物

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
米テキサス州アマリロの動物園のカメラに謎の生き物の姿が捉えられ、当局が市民に正体を推測するよう呼び掛けている。
アマリロ動物園内に設置されたカメラが外周フェンス越しに撮影したもので、市の当局者はツイッターで「夜に出歩くのが好きな人が奇妙な帽子をかぶっているのだろうか?」と問いかけ、この生き物を「未確認アマリロ物体(UAO)」と形容した。
生き物の正体については、「ファンタスティックMr.FOX」のキツネ、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のアライグマを始め様々な説が寄せられている。

ただし動画は存在せず、ツイッターのある投稿者はフェンスに飛び付くコヨーテだという自説を説明するために耳や尾などの部位を示す図を作成した。

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15696052 submission

【国民投票】R-360といえば?

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
・体感型ゲーム用筐体 (セガ R-360)
・クーペ (マツダ R360 2ドアの乗用車)
・国道360号 (天生峠越えの区間は酷道)
・対艦巡航ミサイル (ウクライナ R-360 ネプチューン)
・ポケット角度計 (タイガー医療器 R-360)
・GPUチップ (ATi Radeon用 150nm R360)
15696120 submission
通信

世界初、国家標準時の維持に光格子時計を利用 〜NICTが持つ時計のみで協定世界時との同期が可能に〜 2

タレコミ by pongchang
pongchang 曰く、

世界で初めて、光格子時計を参照した国家標準時を生成
標準時システムに光格子時計を加えることで、協定世界時に対して10億分の5秒以内の時刻維持が可能
標準時を光格子時計に基づいて運用することは秒の再定義のために望まれる条件の一つ
(NICT報道発表資料)

でも光格子時計は厳密過ぎてビルの5階と50階で時間が違うからやり過ぎじゃないの?

近年は過度なGPSへの依存に対して世界的に注意喚起が行なわれている状況で、日本がUTCやGPSなどの他国のシステムに依存せず正確な時刻を刻めることは、経済安全保障にもつながるとしている。このほか災害への耐久性の観点から、NICT本部(東京都小金井市)の原子時計のみによる標準時生成を、NICT神戸副局などを利用して分散化することにも取り組む。(Impressの記事)


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15696236 submission
Windows

Windows 11 Insider Preview、エクスプローラーのタブ表示を再びテスト

タレコミ by headless
headless 曰く、
Microsoft は 9 日、Windows 11 Insider Preview ビルド 25136 を Dev チャネルで提供開始した (Windows Insider Blog の記事The Verge の記事Softpedia の記事The Register の記事)。

本ビルドではエクスプローラーにタブ表示機能が追加され、ナビゲーションウィンドウも更新されている。Windows 11 Insider Preview ではビルド 22572 にタブ表示機能が無効化された状態で追加されていたが、この時は特に発表がなく、その後のビルドで削除されていた。今回は正式に追加が発表され、段階的にロールアウトしていくとのこと。まだ有効になっていない環境でも ViVeTool のようなツールで構成 ID「37634385」を有効にして Windows 11 を再起動すれば利用可能になる。

なお、タブにファイルを直接ドロップすることはできないが、ドラッグしたファイルをタブ上でホバーするとタブが切り替わるため、別のタブに移動・コピーすることは可能だ。タブを並べ替えたり、他のウィンドウに移動したりといったことはできない。ビルド 22572 で発生していた「タイトルバーとウィンドウ枠線にアクセントカラーを付ける」オプション有効時の問題は解消している。

更新されたナビゲーションウィンドウには OneDrive のプロファイルフォルダーが追加され、「PC」に既知の Windows フォルダーが表示されなくなる。このほか、ウィジェットで気象情報以外のニュースアラート等もタスクバーに表示されるようになるとのこと。これらの機能も段階的なロールアウトとなるため、有効化されるまでに時間がかかる可能性もある。
15696301 submission
宇宙

NASA、未確認航空現象を科学的視点から調査へ

タレコミ by headless
headless 曰く、
NASAは 9 日、未確認航空現象 (UAP) を調査するための独立した研究チームを今秋初めにも立ち上げると発表した (NASA のニュース記事The Verge の記事Ars Technica の記事The Register の記事)。

研究チーム立ち上げの目的は航空機なのか自然現象なのか特定できない UAP を科学的な視点から調査することだ。研究では既存のデータと将来のデータ収集方法の特定、収集したデータをどのように用いて UAP の科学的理解につなげていくかといった点に注力するという。

UAP は国家安全保障の面でも航空の安全性の面でも興味深い現象であり、研究は NASA の目的の一つである空域の安全維持にも一致する。なお、俗に UFO とも呼ばれる UAP だが、NASA は UAP が地球外から到来したことを示す証拠はないと念を押すのも忘れていない。

NASA の研究チームは宇宙物理学者のデービッド・スパーゲル氏が率いる予定だ。国防総省 (DoD) の UAP タスクフォースやその後継となる飛行物体特定・管理同期グループ (AOIMSG) の一部ではないが、幅広い政府機関と連携していくとのことだ。
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変なモノ

二要素認証未対応の楽天を偽装したサイトが乱立

タレコミ by nemui4
nemui4 曰く、
https://twitter.com/ack_io/status/1534903207733760000

出張のホテルを予約しようと、Googleで「楽天トラベル」を検索して、一番上のリンクを開いたら、見た目もロゴも楽天トラベルそのものなのに、ドメインがsmilelife.xyzというサイトに繋がった。広告リンクを開いたのが悪いんだけど、これは騙されるよな。いやこれダメだろ

https://twitter.com/ack_io/status/1534905930864676864

何回か試してたら他のドメインも出てきた。やりたい放題だな。

https://twitter.com/natsu99999/status/1535191887887626241

この件、google広告って商標は広告文の中で使えないはずなのに何故?って思ってよく見たら「楽」と「天」の間に半角スペース入れてすり抜けてる

https://twitter.com/3rIaoeQq2cy5n5L/status/1535260032543375361

踏んでみた。 リンク先は画像でした。 画像に楽天トラベルへのリンクが設定されています。 楽天トラベルまで飛ばなければ、Googleの広告費のみが飛ぶ?

https://twitter.com/ZETA_fumio/status/1535177281227763712

上のリンク開いたら変なサイトに変わってた

https://twitter.com/isawo2000/status/1534923297833746432

確かにコレは酷い。 リンク先見たらキャプチャで画面全体を撮ってあって、全体がリンクになってる。 どこでもタップするとバリューコマースを挟んで、本物の楽天トラベルに行くので、完全にアフィリエイト目的、ってことだけど…Googleに広告出して儲かるのかコレ…? みなさんお気をつけください。

【ご注意ください】楽天を偽装したサイト・メール等
https://ichiba.faq.rakuten.net/detail/000010716
一休.comでも同様のサイトが発生しているらしい。


情報元へのリンク
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論説

ヤフーニュース、3つのメディアにおいてヤフコメ無期限閉鎖を決める

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
国内最大級のニュース配信サービス「ヤフーニュース」は、3つのニュース提供元について「コメント欄」の無期限閉鎖を行ったことが分かった(47news)。対象は以下3つである。

・小学館「NEWSポストセブン」
・主婦と生活社「週刊女性PRIME」
・東京スポーツ新聞社「東スポWeb」

これまでもヤフーは、AIを用いて問題のある投稿の削除、ランキング制御、コメント欄全閉鎖などを行ってきた。しかし問題投稿は収まらず、小室圭さんの結婚を巡る報道トピックについては、「妬みの感情」から一万件以上の中傷が集まったという(記事1記事2)。

ヤフーはニュース提供メディアに対して「釣り見出し」を避けるよう要請していたが、協議の結果、3メディアについてはコメント欄閉鎖でニュース提供を続けることで合意したとのこと。
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり

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