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Java

コーヒー豆を挽くときの静電気を抑制することでエスプレッソの味がよくなる可能性 63

ストーリー by nagazou
ほほう 部門より
headless 曰く、

コーヒー豆を挽くと摩擦帯電や破砕帯電による静電気で挽豆 (粉) がコーヒーミルに吸着してしまうが、帯電の度合いに影響を与えるコーヒー豆の性質についてオレゴン大学などの研究グループが研究成果を発表している (オレゴン大学のニュースリリースArs Technica の記事論文動画)。

研究では市販のコーヒー豆と自前で焙煎したコーヒー豆を使用しており、当初は焙煎の色が濃いほど帯電が強くなると思われたが、特に市販の豆で色による予測と異なる結果になるものがあったようだ。結果として帯電に影響を与えるのは豆の水分であり、水分 2% 付近を境として水分が多い方で正の帯電、少ない方で負の帯電がみられたという。このほか、豆の挽き方も帯電に影響を与え、粗く挽けば帯電が弱く、細かく挽けば強くなったとのこと。

豆を挽く前に微量の水を加えて静電気の発生を減らし、コーヒーミルへの挽豆の吸着を防ぐ手法は「Ross Droplet Technique」として知られるが、研究ではこの手法の効果も検証している。実験動画によると、スプレー容器から水を一吹きするだけで豆を挽くときに発生する静電気が水なしの 10 分の 1 に減少している。また、特に豆を細かく挽くエスプレッソの場合は粒子凝集が抑制されて流れが変わるためか、より濃いコーヒーが抽出されるようになったとのことだ。

興味のある読者には自分で水を加える実験を行うことが推奨されるが、コーヒー豆の量と挽き方を変数として含めることが推奨されている。

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プログラミング

Visual Studio 2022のプレビュー版にAIが識別子の名前を考えてくれる機能 53

ストーリー by nagazou
キラキラ識別子 部門より

識別子の命名はコードの可読性と保守性に影響を与えるため、適切な名前をつけることが大切だが、その場で合う名前を付けるのは難しい。そんな中、「Visual Studio 2022」v17.9 Preview 1に、AIが開発者に識別子(変数やメソッド、クラスなどの名前)を提案する機能が導入されたそうだ。(Visual Studio ブログ窓の杜)。

この機能は、「GitHub Copilot Chat」拡張機能(サブスクリプションが必要)を活用したもので、デフォルトでは無効化されているが、オプション画面で有効化できる。利用するには、任意の識別子を選択し、右クリックして名前の変更コマンドを実行すると、パネルに文脈に応じた名前の提案が表示されるそうだ。開発者は提案の中から選んでEnterキーを押すことで、選んだ名前に識別子がリネームされる。ただし、最新のPreview版ではまだ若干の問題が残っている模様。

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マイクロソフト

Microsoft Edgeの開発者ツール、Copilotが利用可能に 31

ストーリー by headless
Microsoft Edge の開発者ツールで Copilot (旧 Bing チャット) が利用可能になった (Microsoft Learn の記事Microsoft Edge Blog の記事Neowin の記事)。

Microsoft Edge Blog の記事にはバージョン 120 から開発者ツールで Copilot が利用可能になったとしか書かれていないが、実際に使用するには「edge://flags」で「Explain DevTools with AI」 (edge://flags/#edge-ai-explain-devtools) を「Enabled」に設定しなければ有効にならない。また、Copilot の「アプリと通知の設定」で「Microsoft にページ コンテンツへのアクセスを許可する」をオンにしておく必要もある。

開発者ツールで Copilot を有効にすると利用可能な機能は、コンソールに出力されたエラーメッセージの内容説明と、選択したコードの内容説明だ。エラーメッセージの内容を説明するにはメッセージ各行に表示される Copilot アイコンをクリックすればいい。コードの内容説明はコードを選択して右クリックし、コンテキストメニューでCopilot: Explain these lines of code」を選択する。ただし、こちらは現在のところ日本語化されていないようで、英文での説明となる。また、数行選択しただけで応答しなくなることもあるようで、実際に役に立つ情報が得られるかどうかは不明だ。スラドの皆さんのご感想はいかがだろうか。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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