
訃報: PowerPoint共同開発者 デニス・オースティン氏 13
ストーリー by nagazou
お悔やみ申し上げます 部門より
お悔やみ申し上げます 部門より
headless 曰く、
PowerPoint 共同開発者のデニス・オースティン氏が 1 日、カリフォルニア州ロスアルトスの自宅で死去した。死因は肺がんの脳転移によるものだといい、76 歳だった (The Verge の記事、 Neowin の記事、 The Washington Post の記事)。
オースティン氏は 1947 年 5 月 28 日、ピッツバーグに生まれる。1984 年に Forethought へ入社したオースティン氏はソフトウェア開発担当 VP のロバート・ガスキンス氏とともに、ガスキンス氏が発案した OHP に代わるプレゼンテーションスライドソフトウェア「Presenter」の開発を開始。1985 年から主席開発者となった。名称はガスキンス氏が出張時に滑走路で見かけた標識から「PowerPoint」に変更されたという。
PowerPoint 1.0 は Macintosh 向けに 1987 年 4 月 20 日リリース。同年 8 月には Microsoft が Forethought を買収し、同社初の大型買収となった。オースティン氏は退職する 1996 年まで主席開発者を務めた (Beginnings of PowerPoint: PDF、 Computer History Museum の資料、 動画)。
軍でもPowerPoint (スコア:2)
映画『アメリカン・スナイパー』の原作である 『ネイビー・シールズ最強の狙撃手(邦題)』の著者にしてSEALの伝説の狙撃手だったクリス・カイル(故人)は、その著書内にて自分もPowerPointの訓練を受けたことと「特殊部隊員だってPowerPointを使う」と書いている。
一方アメリカ軍のある将官は、会議会議でPowerPointが使われるのが嫌になって、PowerPoint禁止令を出したとか。
関連 敵はパワーポイントにあり ? パワーポイントの弊害、米軍大将らが指摘 [it.srad.jp]
Re: (スコア:0)
DTPソフト化したMicrosoft Wordが生産性を阻害しているのと同様に、DTPソフト化・画像編集ソフト化したPowerPointも生産性低下の要因
Re:軍でもPowerPoint (スコア:2, おもしろおかしい)
生産性への批判が典型的な非生産的活動という皮肉。
Re: (スコア:0)
改善活動(の一環としての批判)は非生産的か?
Re: (スコア:0)
いったんおぼえたやりかた以外はもう一生ムリな人達や職場もあるから…
Re: (スコア:0)
改善が生産されたなら生産的であり、生産されなかったなら非生産的である。
Re: (スコア:0)
どっかの戦場で、パワーポイント化してファイルサイズの肥大した大した内容のない文書をみんながメールに添付するようになって回線がパンクしたってことがありませんでしたっけ?
Re: (スコア:0)
パワーポイントに食いつぶされる米軍ネットワーク [srad.jp]
オースティン・パワーズならぬ (スコア:1)
オースティンズ・パワーポイントか
葬式は (スコア:0)
パワーポイントのスライドなんだろうか
がんの脳転移 (スコア:0)
脳細胞は増殖しないからがんにならないと思ったけど・・・・
ってググったら転移性脳腫瘍ってのがあるみたいね。
たぶん脳の血管ほかががんになるって感じなのかな。
Re: (スコア:0)
脳腫瘍の1/3を占める神経膠腫は原発性(神経細胞を支持するグリア細胞のガン)なので、転移でなく脳でガンが発生することはさほど珍しくはなさそうですね。
逆に脳から他に転移することは稀らしいですが、髄芽腫(脳原発性の小児ガン)が肺に転移した症例があるようです。
そろそろ好発年齢なので脳ドッグを受診しよう・・・。
先月はブラム・ムールナーさんが (スコア:0)
先月は「vim」の開発者のブラム・ムールナーさんが亡くなったばかり。