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2022年5月27日のデベロッパー記事一覧(全2件)
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Java

米スターバックスのモバイルアプリで障害、口頭での注文が必要になってコーヒードリンカーを絶望させる 100

ストーリー by nagazou
コロナ禍でしゃべらないのに慣れた? 部門より
headless 曰く、

米国で 19 日、スターバックスのモバイルアプリに障害が発生してコーヒードリンカーを絶望させたそうだ (GeekWire の記事)。

スターバックスによれば事前注文機能と支払い機能が利用できなくなっていたといい、店員に口頭で注文を伝えることや、現金で支払うことが昔の人のようだといった苦情がコーヒードリンカーから出ていた。

スラドでは 2017 年に米スターバックスのモバイル注文システムが好調すぎて売り上げに悪影響を与えたことが話題となったが、2019 年にApple Payに抜かれるまではユーザー数で米国1位のモバイルペイメントシステムだったという。

個人的に口頭での注文は苦にならないが、現金で支払うのは面倒だ。スラドの皆さんはいかがだろう。スターバックスに限らず、アプリが使えないと利用困難になるような店は他にもあるだろうか。

15673506 story
ソフトウェア

Lotus 1-2-3、Linux に移植される 39

ストーリー by nagazou
存在を忘れてた 部門より
headless 曰く、

Google Project Zero のバグハンター、Tavis Ormandy 氏が Lotus 1-2-3 を Linux に移植したそうだ (Ormandy 氏のブログ記事GitHub リポジトリThe Register の記事動画)。

Lotus 1-2-3 が大好きだという Ormandy 氏は DOS 版の Lotus 1-2-3 R4D を DOSEMU2 上で実行するためのディスプレイドライバーも開発している。さらに数年前から Lotus 1-2-3 の機能を拡張できるアドインについて調査を進め、今回の Linux への移植につながったという。

Lotus 1-2-3 のアドインは LPL と呼ばれる専用の言語で書かれているが、SDK は 395 ドルで販売されていたことからユーザー数は少なく、SDK もコンパイラーも失われている。Ormandy 氏はアドイン開発の解説本をなんとか見つけたものの、SDK を手にすることができなかった。それから 1 ~ 2 年が過ぎ、Ormandy 氏は 90 年代の BBS シーンでシスオペだったという人物に出会う。彼は古い BBS システムのテープバックアップを保存しており、その中から不正コピー版の SDK を発見し、復元できたとのこと。

それだけでも大きな進展だが、BBS からはさらに Lotus 1-2-3 for UNIX が発見される。インストールディスクから見つかった「123.o」は UNIX の実行形式ファイル COFF であり、GNU objcopy により Linux の ELF 形式にできるが、システムコールや関数の互換性、リロケーションの問題などを解決する必要がある。そのため、Ormandy 氏は coffsyrup と呼ばれる小さなツールも作成している。

数多くのハックの結果、Lotus 1-2-3 は でクラッシュすることなく Linux 上で実行できるようになった。ライセンスファイル 「LICENSE.000」が見つからなければ起動を拒否する機能も搭載されているとのことだ。

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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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