Linus Torvalds氏、「GitHubが生成するマージは使い物にならない」と語る 47
ダメ絶対 部門より
Torvalds氏は8月にNTFS3カーネルドライバーの統合許可を行い、Paragon Softwareに対し、「とにかくGitのpullリクエスト出してほしい」と伝えていたそうだ。対してParagon Softwareは3日にプルリクエストを送ったと回答していたものの、それはTorvalds氏の意向に反し、GitHubのウェブインターフェースから送信されたものだったとのこと。
Torvalds氏は、将来のプルリクエストを改善するため、Paragon SoftwareのKomarov氏にいくつかの注意を行っている。一つはGitHubのウェブインターフェースからLinuxカーネルにコードをマージするのは「絶対に」避けるべきだとするもの。
曰く、GitHubが生成するマージは全く使い物にならない。Linuxカーネルのマージは「適切に」行う必要があるが、マージに関連する情報を含む適切なコミットメッセージが必要だ。しかし、GitHubのマージはすべてを台無しにすると話している。ほかにも、GitHubのアカウントを使用する場合、プルリクエストにブランチだけでなく署名付きタグを付けてほしいなどに関しても指摘している(Linus Torvalds氏のコメントその2)。