Windows Insiderは何をテストしているのか 48
ストーリー by headless
意味 部門より
意味 部門より
Microsoftは14日、Windows 10 Insider Preview ビルド20279(FE_RELEASE)をDevチャネルでリリースした(Windows Experience Blogの記事、
Windows Centralの記事)。
Devチャネルでは10月29日リリースのビルド20246でRS_PRERELEASEブランチからFE_RELEASEブランチに切り替えられ、それまでのビルドに含まれていた数々の新機能が削除されている。このブランチ変更についてMicrosoftでは、FE_RELEASEが特定のWindows 10リリースと一致するものではなく、ブランチの切り替え自体が目的だと説明していた。しかし、その後もFE_RELEASEブランチでのリリースは続き、Devチャネルのユーザーは大きな変更点がない新ビルドのダウンロードを週に1回程度繰り返すことになった。
12月10日にはビルド20277(FE_RELEASE)とビルド21277(RS_PRERELEASE)がDevチャネルで同時にリリースされ、ビルド21277ではブランチ切り替え時に削除された新機能が復活している。ビルド21277はオプションの更新プログラムとなっており、これをインストールしたユーザーにはFE_RELEASEブランチのビルドが提供されなくなるが、年明けにはDevチャネル全ユーザーをRS_PRERELEASEブランチに戻す計画も示されている。一方、ベータチャネルとリリースプレビューチャネルではWindows 10 バージョン20H2のリリース以降、20H2の累積更新プログラムが一般のユーザーとほぼ同時に提供され続けている。
Windows CentralのZac Bowden氏によると、FE_RELEASEはバージョン21H1(コードネーム: Iron)のWindowsなのだという。ただし、通常のデスクトップ版Windows 10 バージョン21H1はこのブランチからリリースされず、バージョン20H2と同様にバージョン2004とサービシングコンテンツを共有し、イネーブルメントパッケージが提供される小規模な機能アップデートになる。Ironコードベースの21H1が提供されるのはWindows 10 XとWindows Server 2021のみであり、Microsoftはビルド20279でWindows 10 Xをファイナライズしたとのこと。
MicrosoftはWindows Insider Program参加者にテスト内容に関する具体的な説明をする必要はないと考えている節があるが、テスト目的を知らされず、特に変更のない新ビルドが続けばやる気を失う人も多いだろう。Bowden氏はテスト内容とテスト目的を知らせることは重要であり、2021年にはMicrosoftがWindows Insiderに対してよりオープンになることが望まれると述べている。
Devチャネルでは10月29日リリースのビルド20246でRS_PRERELEASEブランチからFE_RELEASEブランチに切り替えられ、それまでのビルドに含まれていた数々の新機能が削除されている。このブランチ変更についてMicrosoftでは、FE_RELEASEが特定のWindows 10リリースと一致するものではなく、ブランチの切り替え自体が目的だと説明していた。しかし、その後もFE_RELEASEブランチでのリリースは続き、Devチャネルのユーザーは大きな変更点がない新ビルドのダウンロードを週に1回程度繰り返すことになった。
12月10日にはビルド20277(FE_RELEASE)とビルド21277(RS_PRERELEASE)がDevチャネルで同時にリリースされ、ビルド21277ではブランチ切り替え時に削除された新機能が復活している。ビルド21277はオプションの更新プログラムとなっており、これをインストールしたユーザーにはFE_RELEASEブランチのビルドが提供されなくなるが、年明けにはDevチャネル全ユーザーをRS_PRERELEASEブランチに戻す計画も示されている。一方、ベータチャネルとリリースプレビューチャネルではWindows 10 バージョン20H2のリリース以降、20H2の累積更新プログラムが一般のユーザーとほぼ同時に提供され続けている。
Windows CentralのZac Bowden氏によると、FE_RELEASEはバージョン21H1(コードネーム: Iron)のWindowsなのだという。ただし、通常のデスクトップ版Windows 10 バージョン21H1はこのブランチからリリースされず、バージョン20H2と同様にバージョン2004とサービシングコンテンツを共有し、イネーブルメントパッケージが提供される小規模な機能アップデートになる。Ironコードベースの21H1が提供されるのはWindows 10 XとWindows Server 2021のみであり、Microsoftはビルド20279でWindows 10 Xをファイナライズしたとのこと。
MicrosoftはWindows Insider Program参加者にテスト内容に関する具体的な説明をする必要はないと考えている節があるが、テスト目的を知らされず、特に変更のない新ビルドが続けばやる気を失う人も多いだろう。Bowden氏はテスト内容とテスト目的を知らせることは重要であり、2021年にはMicrosoftがWindows Insiderに対してよりオープンになることが望まれると述べている。