Oralceの対Google訴訟、プログラミングの将来を危うくしている 124
ストーリー by hylom
まさかそんな 部門より
まさかそんな 部門より
danceman 曰く、
Oracleは、Android OSに使用されているJava APIがOracleの保有する特許を侵害しているとしてGoogleに対して訴訟を起こしているが、Dr. Dobb's記事は、もしOracleが勝訴することになれば「プログラミングの将来は終わる」と予測している(本家/.、Dr.Dobb's記事)。
Oracleとのライセンス契約がないまま、GoogleがJava技術を無断で使用したことが特許侵害に当たると判断されれば、GoogleはOracleに対して多額のライセンス料を支払わざるを得なくなる。話はこれで済めばよいのだが、この訴訟から多くの訴訟が派生する可能性があるという。
つまり、例えばPythonにおけるJythonやIronPython、PyPy、またRubyにおけるRubinius、CやVBにおけるRono、CにおけるGCCといった、既存言語処理系の再実装によって著作権侵害訴訟や支払い要求が起きる可能性が出てくる。同裁判でOracle寄りの判決が下されることになれば、プログラミングは負の結末を辿ることになるだろうとのこと。同記事は、Oracleの訴えが通ってしまうだろうと予測しつつも、予測が間違いであることを願うとしている。
最近は公開された機能まで使うと訴訟になるのか (スコア:5, 興味深い)
その昔、MicrosoftのMS-DOSにディスク圧縮機能を追加するサードパーティソフトウェアを作っていた
Stac Electronicsという会社があって、Microsoftはそれをタダでバンドルさせようと交渉したあげくフられ、
独自にディスク圧縮機能(Double Space)を開発してStac Electronicsと訴訟になったことがあったんだよね。
この時にMicrosoftはテキトーに圧縮技術の特許を買い漁って特許無効を主張し、案の定負けたのだけど、
ここでStackerがMS-DOSの未公開ファンクションを利用してディスク圧縮機能を実現していることに気づいた。
そこで、「我々は自社の製品で顧客が使ってよい機能と使うべきでない機能を選択し、利用者が使える、正しい機能だけを
利用するよう情報を提供している。しかしStackerはルール違反を行い、我々の知的所有権を侵害した」と主張したわけ。
結局これで和解に持ち込んだのだけど、未公開ファンクションなら当時でも「使うな」という主張があったんだな。
今回のはそれを一歩先に進めるものだと思う。公開していても「使うな」と言うことができるんだから。
Re:最近は公開された機能まで使うと訴訟になるのか (スコア:2)
いや、未公開ファンクションの使用を「リバースエンジニアリングに依る技術盗用」と判断されただけ。
DOSの公開APIは、OS本来機能で、正規ユーザなら当然使用する権利がある。
でも、Javaだと、ライセンス関係がグジャグジャだから揉める余地が一杯在るって訳。
-- Buy It When You Found It --
ようするにコンセントの話でしょ (スコア:3, すばらしい洞察)
ようするに、androidOS上でjavaアプリっぽいのを動かすために、
OSとアプリをつなぐコンセントみたいな部分が当然必要だけど、
コンセントの形を変えちゃったらアプリがハマらないから、
そこは仕方なく、最小限、コンセントの形だけは同じにしましたよ。ってことでしょ?
そしたら「コンセントの形、これ、おれのアイディアなんデスケド! 形パクんな金はらえ」ってオラクルが怒ってるということでしょ?
「コンセント使うのはいい。それはいい。だが! コンセント”作る”許可まではしてないということを、どうか思い出していただきたい…!」ってことだろうな、と思った。オラクルの言い分は。ようするに。
微妙な問題だと思う。どっちが正しいかはよくわからない。どっちもそれなりに当たり前の言い分な気はするし。
プリンタのインクに互換性を無くして、インクを専用品にすることで、「その素敵インクを使えるのは我が社のプリンターだけ」ってやれば、
客を囲い込んで儲けられるだろうし、そこで食うという、そういう商売もありだとは思うし。金稼ぐってそういうことだと思うし。
「勝手にインク使えるプリンターを作られてはこまる。うちはそこで食うつもりだったんだ」って言い分は、商売ならば仕方ないとも思う。
これの結果は、Cなどの言語処理系の再実装よりも、もっと挟み物の多いプラグイン系への影響の方が強いようなきがする。「プラグイン作るAPIは無料公開するけど、それを動かすプラットフォームは勝手に作るなよ。金払えよ」的な、そういう構図の。
タレコミの誤字 (スコア:2)
まちがい:CやVBにおけるRono
せいかい:C#やVBにおけるMono
Re:タレコミの誤字 (スコア:2)
それ以前に、タイトルが「Oralce」に
1を聞いて0を知れ!
Re:[オフトピ] Re:タレコミの誤字 (スコア:1)
Oracle、の場合 O と l だけ背が高くて目立つので l の位置が変わると間違いに気付きやすいですね
日本の著作権法 (スコア:2)
ちなみに、API は日本の著作権法だと著作権が主張できませんね。
以下の、規約に当たると解されます。
3 第一項第九号に掲げる著作物に対するこの法律による保護は、その著作物を作成するために用いるプログラム言語、規約及び解法に及ばない。この場合において、これらの用語の意義は、次の各号に定めるところによる。
一 プログラム言語 プログラムを表現する手段としての文字その他の記号及びその体系をいう。
二 規約 特定のプログラムにおける前号のプログラム言語の用法についての特別の約束をいう。
三 解法 プログラムにおける電子計算機に対する指令の組合せの方法をいう。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S45/S45HO048.html [e-gov.go.jp]
Re:日本の著作権法 (スコア:1)
境界と言うか、相反する事ではないと思うので、規約であり解法でもある、というのはあると思うけど、
言葉としては、それぞれAPIとアルゴリズムでいいんじゃないの?
私の言うAPIとあなたの言うAPIと裁判での規約が完全一致するとは思わないけど。
あと、いずれにしても、扱いに違いはないし、争われることはないと思うので、判例もないと思うけど、弁護士じゃないので知らない。
一方その頃ヨーロッパでは (スコア:1)
プログラミング言語とプログラムの機能は著作権で保護されないという裁定 [europa.eu](注: pdf) が下された。
APIに著作権が認められたら (スコア:1)
奴が……奴がまた来るぞっ……!
「SCOは滅びぬ。何度でもよみがえるさ。SCOの力こそ著作権ゴロの夢だからだ!!」
Re:APIに著作権が認められたら (スコア:1)
Re:APIに著作権が認められたら (スコア:1)
intを返すかvoidを返すかで抜け道ができそう.
# ちなみにどちらが正しいんでしたっけ?
Re:APIに著作権が認められたら (スコア:1)
一般的な環境ならint、何を返そうがノーケアなフリースタンディング環境でならvoidもOK。
最近の本なら普通intの方しか載ってないと思うんですけど、時々voidで書いちゃう新人がいるのはどこで拾ってきた知識なんだろう…。
Re:APIに著作権が認められたら (スコア:1)
[迷信] void main(void) [kijineko.co.jp]
Re:APIに著作権が認められたら (スコア:1)
オープンソースのコード使ってるからって安直に裁判化しても
勝てないっつーの。
は? (スコア:0)
コードを丸パクしない限り著作権侵害なぞ起きないと思うが…
Monoの場合はMSの特許がからんでくるかもしれないし、rmsも警戒しているが、C#もCLIも標準化されているし、実際はMSも協力的ですらある
http://www.publickey1.jp/blog/09/cclimono.html [publickey1.jp]
http://www.mono-project.com/Moonlight [mono-project.com]
Re:は? (スコア:4, 参考になる)
Oracleは標準化されたAPIの仕様(インターフェース)に対して「著作権」を主張しているんだわ。
例えば今回の事例でOracleは、API仕様に「関数Aは関数Bに対して以下のような[具体的なコード]の処理を行ったものを返すとする」と書かれているケースについて、その[具体的なコード]は著作権保護対象となるコードである、と主張している。
当然API使用がコードないし疑似コードで表現されていることは往々にしてあるし、当然そのコードは「中の実装にそのまま使われる」ことになる。でなければAPI仕様に合致できないわけだから。
つまりその仮にOracleの主張が認められた場合、極めて広範なAPI仕様で「Oracleが主張するところの著作権侵害の類型」が発生することになる。
プログラマの常識ではAPI仕様に著作権は無いというのは当たり前だったから、Oracleの主張が認められたら激震だよ。
Re:は? (スコア:1)
APIの仕様に載っているようなコードで、誰にでも思いつくコードではないため著作権が発生し、なおかつ、他に書きようがないため著作権侵害を避けることができないようなコードってどんなんがある?
1を聞いて0を知れ!
Re:は? (スコア:1)
つまりOracleはそういう「誰でも思いつくようなコード」の著作権を主張してるってことですよ。
API仕様に載ってるようなコードなので、お察しでしょうが実装本体が1行しかないようなコード(というか最早ただの「式」)が実際に取りざたされています。
まあ、よほどおかしな展開にならない限りOracleの主張は認められないでしょうが、「もしOracleの主張が認められた場合」はストーリー表題のような問題が起こることは容易に分かるでしょう。
もっともこの「著作権」問題についてはOracleも無茶な主張は承知の上でしょう。
ちょっと特許権の方で微妙な感じになっているのでゴネるネタを1つ増やしておこう程度の意味しかないです。
Re: (スコア:0)
ハードを操作する系や、他のAPIを呼ぶためのAPIなら、そういうこともありそうな気がするなぁ。
Re: (スコア:0)
特許権なの?著作権なの?
知的所有権でもまったく別物なんだけど。
Re:は? (スコア:4, 参考になる)
特許。
SunはIBMから特許料を大量に支払わされたことがあって、それ以降防衛用に特許を大量取得するようになった。その中に組込用Javaの特許が含まれる。
で、あるベンチャー企業がその特許を侵害した独自の組込用JavaVMを作成したんだけど、市場への影響力の小ささから当時のSunはお目こぼしをしていた。
その独自JavaVMをGoogleが買い取りAndroidの元とした。これは市場への影響力を無視できないから、Sunが訴訟(する準備だったか、したのか曖昧)。
そして、Sunを買い取ったOracleもGoogleを特許侵害で訴訟。
…の様な流れだったと記憶してる。正直、Oracleが勝利してもプログラミングの将来は終わらない。
でも、Javaの将来はもう終わってる。
Re:は? (スコア:1)
Re: (スコア:0)
このストーリーは著作権の話です。
(特許に関しては別の訴訟)
本家のストーリーではCopyrightについて書かれているので、
こちらのストーリーにある「特許」は誤訳でしょうね。
Re:は? (スコア:4, 参考になる)
まさに。
Oracleは著作権と特許権の双方に関してGoogleと係争中ですが、著作権のみが争点の第一段階が現在法廷論争中です。
この段階は終わりが見えてきているのですが、その中で裁判長が陪審員に"APIが著作権で保護されると仮定して、GoogleはOracleの著作権を侵害しているか"を判断しろと指示しました。
本当にAPIが著作権で保護されうるかの判断は、裁判長自体が下すことになります。
仮定の部分をすっとばしたメディアが、センセーショナルな記事を発表したのが現時点で大きな騒動になった要因です。
第一段階に一応決着がついた後、そのまま第二段階に移行する訳なんですが、そこで特許権関連の事柄を争うようです。
これに先立ちGoogleはUSPTOの再審理を申請して、現在までにOracleが主張していた幾つかの特許が無効と判定されおり、現在は2つの特許のみが残っているはず。
その内の一つも、無効と判定されるかもという状況です。
また、損害賠償の額もOracleは当初相当下駄を履かせていましたが、これも下方修正されるようです。Oracleが勝ったとしても当初言われていた数Bのオーダーではなく、数Mのオーダーがいいところという状況です。
ちなみに、売却前のSunもAndroidに関連した裁判を検討してはいたみたいですが無理と判断していたみたいです。
Re: (スコア:0)
オラクルがグーグルを特許侵害で訴えている最中なのはDDJの記事にも書いてある事実だから前半は誤訳ではない
問題の箇所はここ
> In a nutshell, if the jury sides with Oracle that the copyrights in the headers of every file of the Java source base apply specifically to the syntax of the APIs, then Oracle can extract payment and penalties from Google for having implemented those APIs without Oracle's blessing (or, in more specific terms, without a license).
俺には理解不能だが、Javaのライブラリとかのソースコードの頭に書いてある(んだろうな)著作権表示が「APIのシンタックス」にも適用される、でいいんかね
Re:は? (スコア:3, おもしろおかしい)
スレを追う前に言っておくッ!
おれは今本家のスレをほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『 Javaのソースベースの各ファイルの先頭の著作権表示は
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ APIのシンタックスにも適用される 』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ FUDだとか現実歪曲空間とか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
結論が妄想しすぎ (スコア:0)
言語の設計者もしくはその著作者と認められる団体が
それに著作権を求めたというのなら、まあそういうことも起きるんじゃねーの?
それ自体特に悪いことではないっしょ。
CとかRubyとか、そういうことが全く起きそうもない言語を持ち出してまで
元記事作者が何を言いたいのかは分からんが、
少なくとも「プログラミングの将来が終わる」ことはない。
Javaしか使えない連中もしくはそういうことが起きそうな言語しか使えない人が食いっぱぐれるだけ。
Re:結論が妄想しすぎ (スコア:1)
AT & T が癇癪をおこして「ioctl システムコールを初めて設計したのは俺達だからすべての *nix ベンダ (含リーナス) はライセンス料払え」とか言い出さないと断言できる?。
もしそうなったら今あるこの世界が終わるよね。
Re:結論が妄想しすぎ (スコア:1)
うちに25年はたってるAT&Tのモニタがあるなぁそういや
Re: (スコア:0)
味噌もクソも一緒にするなって。
Re: (スコア:0)
極めて低い確率だし、万が一そういうことがあったら
さすがにMP3やJPEGのときくらいの反感は持つけど、
けどこればっかりはしょうがないんじゃないかね。
がんばって設計した当事者が、それ相応の対価を求めるのは自然なことだし
それをギョーカイの慣例だから、みたいな理屈で「縛る」のは不自然だと
近年になって思うようになった。
無報酬で開発されたものを自分は感謝しつつ使うけど、
それを当たり前、とか、そうあるべき、とか思ってしまいたくはない。
#ただまあ今回の場合、James Goslingらが訴訟したのなら文句言わないけど
#Oracle相手なのでゴネたい。という気持ちはある。
Re:結論が妄想しすぎ (スコア:3)
>がんばって設計した当事者が、それ相応の対価を求めるのは自然なことだし
社会的に認められるような、相応の対価なら誰も文句を言わないんじゃないかな。
何にどんな権利を認めるかは法で決められるわけだけど、社会の発展に有害なら認められない。著作権は著作権者にだけ利益があると考えてしまう人もいるけど、没後50年とか経ると権利が消滅して誰しもが自由に使える社会の文化的資産となることもお忘れなく。
>#ただまあ今回の場合、James Goslingらが訴訟したのなら文句言わないけど
>#Oracle相手なのでゴネたい。という気持ちはある。
James GoslingはSunから相応な対価をもらっているだけでは。
Re:結論が妄想しすぎ (スコア:2)
>これって、「プログラミング言語のAPIに著作権を認めるべきではない」という意見と
>どこかしら衝突してしまうよね?というのが、まあ元コメ書いた心情だったり。
特に衝突しません。権利者に認められる権利が著作権とは限らないし、APIのデザインに著作権を認めても良いし、認めなくても良い。
認めるとしても、それに対する対価が社会の発展に障害とならない程度なら問題とならない。
小説の文庫本を買った多くの人が、この代金に含まれている印税が高すぎると感じていないなら、印税は適切な額と言える。
(APIのデザインであれば、充分に安く、かつ、非商用なら無料とかなら、問題ないと思う)
>あと、社会の発展のためなら著作者は無視していい、なんてのはちょっと都合よすぎだと思う。
そんなことはまったく書いていない。何かを反論する前に、相手の文章を読み返しましょう。また、著作権法の概要さえご存じないのでしたら、ググるなり、入門書を読みましょう。
現行法では、著作者の没後50年(権利者が団体の場合は発表後50年、映画は70年)で著作権が切れます。国や対象によって期間は異なりますが、未来永劫に権利が継続するような著作権法は、主要国にはないでしょう。
社会の発展のためが気持ち悪いのであれば、文化も経済も停滞した方が良いとお考えですか? 無法地帯が理想ですか? 公共のために個人の権利が制限されることがあるのは、一般的なことです。そうでないと、警察も消防も自衛隊も高速道路も鉄道も空港も……成り立たないでしょう。
検察や警察には捜査権があって、逮捕状があれば犯罪容疑者を逮捕できますが、逮捕とは拘束のことで、個人の自由を奪っています。これは社会の秩序、治安を維持するために個人の権利が制限されているのです。
(ちなみに現行犯なら誰にでも逮捕が認められる。そうでないと万引き犯を店員が拘束できない)
商業的に淘汰、自然消滅などという現象も、法の範囲で行われている行為だということはお忘れなく。契約は守られるし、代金は支払われる。独占は禁止される。そういうルールを守った上で成り立つのが商行為です。
Re:結論が妄想しすぎ (スコア:1)
うーん。主張していることが認められて欲しい(あるいは認められるべきと思っている)のか認められてほしくないのかがわからない。
おそらくあなたの中での結論もまだしっかりとは出てないから定まってないように見えるんだろうけどね。
でも「自ら公知にしたAPIに対する著作権での保護」は作り手の権利として強すぎじゃなかろうか。
これを認めるとフリーなコンパイラの実装とか無理になるんじゃないのかな? gccとか全部リッチーの著作権侵害になっちゃうよね。
# しかも著作権なので過去の時点から自動発生してたことになる。これはまずかろう。
作り手はむしろ一番最初に権利が発生することろで、制限をかけなければ基本的にすべての権利を持つわけで
リバースエンジニアリングの禁止ができるようなライセンスを設定できたり、実装したものに対する著作権やら
関連する特許やらですでに保護されると思うんだけどどのあたり「作り手の権利がちょっと弱い」と思うのだろうか?
基本的に「権利者」は強いので(皆が持ってない権利を持つ者だ)無茶しないように制限かけなきゃ、という流れなんじゃなかろうか。
> 設計者があこぎな会社にその権利ごと買収されて今回みたいな妙な使われ方をするってのは
> 要するに言語設計自体ではマシな生活ができないってことの裏返しなわけだから。
これはパテントトロールに捕まったらみんなそうじゃないかな。Unixだろうがなんだろうが一緒。
それ自体で稼げるかどうかは関係ない。
ディズニーのようにがっぽり稼いでいても権利を振りかざしてアコギなことをするのは居るわけだし。
Microsoftの庭へようこそ (スコア:0)
C#の時代が来ますね。
Re:Microsoftの庭へようこそ (スコア:3, 参考になる)
Javaと.NETの特許問題への短い紹介 [infoq.com]
Re:Microsoftの庭へようこそ (スコア:1)
「従わなかった」てのは違和感があるなあ。
歴史的には、Javaを標準化しない事に対しては、外野も同意していたでしょ。
変に第三者を入れるより、Sunが一元管理する方が良いだろうという判断で。
そのとき、みんなの頭にあったプログラミング言語標準化のモデルケースがC++だったてのが不幸の始まりかと。
javascriptもECMA Scriptとして標準化して何か良くなったかというと、そうでも無いしねえ。
Re:Microsoftの庭へようこそ (スコア:1)
というか本家には既にAndroidのJava部分をC#に機械翻訳で移植することに成功した [slashdot.org]ってストーリーが立ってる。
Re: (スコア:0)
GoogleはMicrosoftとSunのJavaを巡る争いについて何も学ばなかったんだろうか?
Re:Microsoftの庭へようこそ (スコア:2, 参考になる)
スラ土民は (スコア:0)
どうせ口だけでプログラムなんて書けないんだから関係ない
Re:スラ土民は (スコア:1)
口述でプログラムってのは、隠し芸ぐらいにはなるかな。
#そんな事書くと、昔はバイナリで会話したもんだという人が出てくるぞ
Re:スラ土民は (スコア:1)
Re:スラ土民は (スコア:1)
私は、バイナリで会話とか、fax に電話して絶叫とかは知りませんが。
なおかつ、口述プログラミングでもないのですが。
ネットやウェブが夢物語であった時代のこと。
遠隔地の障害対応で、コンソールにタイプする文字列を
電話越しに口頭でオペレータに伝え、
操作結果の表示をこれまた口頭で返してもらう
というオペレーションで対処した人が居たそうです。
「すらすら びーおーおーてーゆーぴー スペース …… 」みたいな感じで。
Re: (スコア:0)
>どうせ口だけでプログラムなんて書けないんだから関係ない
自己紹介乙
Re:スラ土民は (スコア:1)
ちゃんとバリバリプログラム書いてる人いっぱいいますよ~。
Re:スラ土民は (スコア:1)
まさよし、まさよし、って
そんなにハゲをいじめるなよ。
つまりどういうことですか? (スコア:0)
もはやHadoopとScalaの土台以外には何の役にも立たない糞言語Javaをメンテしていた糞サーバに定評のあるSUNが
IT業界で最も悪徳糞企業ことボラクルに買収されたおかげでオワコン路線が加速してヤバいって話です?
Re:Javaを使わない選択肢では、いけませんか? (スコア:2)
Java は、近年のプログラミングスタイルにマッチしてないですねえ。分野によりますけども。
Unicode でエンコードされた Key/Value で構成されたデータがネットワークを駆けまわる、そういう構造を扱うときには、スクリプト言語のほうが短く書けてコードが濃密になる。