PHP4の最終版「PHP 4.4.9」公開

タレこまれていなかったので投入 曰く、

8月7日、PHP 4.4.9が公開されました。PHP4系は「2007年いっぱいでオフィシャルなサポートが終了し、以降、2008年8月8日まで重大なセキュリティ問題が発生した場合のみ対応する」といったステータスになっていました。そのため、このPHP 4.4.9がPHP4系の公式な最終版になります。

ChangeLogによると、修正点は正規表現エンジンのアップデートと、4点のバグフィックスのみ。まだ既知のバグは残っているそうですが、PHP4系においてその修正が行われることはないようです。

php4送別会

[yukichi (12361)]

8/8 にあったみたいですね。
http://d.hatena.ne.jp/i_ogi/20080729 [hatena.ne.jp]

思い出のPHP４

[hayakawa (15854)]

私が最初にWebアプリケーションを作った言語がPHP4でした。

それまではプライベートではC言語、お仕事ではVB6を使ってました。PHP4で初めてWebアプリケーションを作ったとき、「こんなに簡単にいろいろできるんだ」と感動したのを覚えています。その後、すぐにPHP5に移行してしまったのでPHP4を触る機会はあまりありませんでしたが、私にとっては（様々な意味で）いろいろな勉強をさせてもらった良い言語でした。

……もうそろそろ、PHP6に手を出してみようかな……。

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混沌の中にこそ真実がある・・・かもしれないけど探すのめんどい

既知のバグ

[b-wind (13096)]

SRAOSS が提供しているPHP4保守サービス [sraoss.co.jp]では対応しているんでしょうか？

実際のところが良くわからないんで使っている人がいれば感想を聞きたいです

Re:

[Anonymous Coward]

PHP5のバックポートされていないセキュリティパッチが対象。バグを直してくれるサービスではない。

セキュリティ上必要な必要な機能で無い物にも対応していて、mysql_set_charset()の追加とかpg_escape_string()の引数追加パッチとかもある。面白いところではhtml_entitiesとか、mb_check_encodingとかも。PCREのバージョンが上がったのは、このサービスの成果の一つ。

PHP6の足音

[Anonymous Coward]

6もぼちぼち話を聞くようになってきました。
4のサポート終了発表後にバタバタと5を導入して併用→移行を示したレンタルサーバー屋さんたちは、
5が終わるときにも同じようなバタバタをやってくれるのか気になるです。

LAMPのPになってひとつの時代を作ったPHP4、おつかれさま！そして皆様、5の面白い機能を臆すことなく使いましょう！

Re:

[Anonymous Coward]

私のまわりでは、未だに PHP4 で運用されているレンタルサーバが多い気がします。
GMOとか、アイルとか、OCNとか、ロリポップとか…。
これってどれも安価なレンタルサーバだからですかね？

今回の「最終版」という言葉の響きに驚いて、
重い腰を上げて PHP5 の導入が進めば良いと思います。
ベンダに PHP のバージョンは 5 で開発してくださいね、
なんて指示はもう出したくないですよ。

Re:PHP6の足音

[Anonymous Coward]

> ベンダに PHP のバージョンは 5 で開発してくださいね、

ベンダに PHP のバージョンは 4 で開発してくださいね、
の間違いでした。

レンタルサーバ上で稼動するシステムをよく発注するのですが、
今は全部 4 でお願いしているんですよね。

Re:PHP6の足音

[Anonymous Coward]

Linuxの場合、ディストロによってはディストリビュータが独自にサポート期間を定めているものがありますから、それらを利用しているサイトではしばらくPHP4が残るのではないでしょうか。
例えばPHP4.3.9が含まれるRHEL4はサポート期間が2012年2月末まであります。

そのようなサイトでPHP5を利用しようとするとディストロごとバージョンアップするか、非公式パッケージや自前コンパイルなどの保証外となる手段しかありません。
そこまでするメリットがあるかどうかは各サイトの判断によるでしょう。