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ストーリー by yoosee
sf.jpに翻訳機能を搭載!じゃ駄目? 部門より
sf.jpに翻訳機能を搭載!じゃ駄目? 部門より
tamo曰く、"OpenBSD の ports メーリングリストに Marc Espie が
the sorry state of japanese software
という投稿をしました。
「Anthy がいいって言われたけど、日本で開発された IM 関係のソフトって、英語の文書がなくて困るよ」
ということのようです。
彼はその前の話題として
Re: 3.8 japanese
というスレッドで ports 投入への強い意欲を示していただけに、非常に残念な状況です。
日本語がわからないとダウンロードの場所さえ見付けられないプロジェクトもあるようです。
我々日本人は普段、英語で書かれた資料について「和訳してくれる人はいないのかなぁ」と思うことが多々ありますが、
英語圏の人も「これ英訳してくれないかなあ」と思っているわけですね。"
外国人です(英語圏の人ではない)。 (スコア:5, すばらしい洞察)
言いたいのは日本のソフトウェアを世界に広げたければ日本人対外国人の考え方(極端ですみません)を捨て努力してminimumの英語ドキュメントでも作るべきだと思います。
偏見 (スコア:5, すばらしい洞察)
素朴な疑問なんですが、そんなこと思って作ってる人って多いんですか?
「自分が欲しい物を作ったけど、ついでだから公開」みたいな人が多いってイメージがあるんだけど。
だから、広めたければ広めたい人が翻訳すれば?
っていう感覚になってるんじゃないかと思うのですが。
「なんとかインチキできんのか?」
Re:偏見 (スコア:2, 興味深い)
本人にその気がないのなら、無理して英語対応する必要がないだろうというのはその通りでした。#831549 について言えば、その部分については私は疑問を持っている訳ではなく、あくまでも前半部分、その意志をまったく持たず公開している人はそんなに多いのかな? という点が気になっただけです。で、おそらくは、多くの人はそれなりに期するものがあるだろうという仮定のもと、英語文書あった方がいいんじゃないかなぁ、と思ったのでした。
で、今度は #831559 につながりますが、おっしゃる通り、だからといって拡げればいいというものではありませんね。私がやっているプロジェクトの場合、問い合わせの量は片手間にさばける程度なものだから、つい「多い方がいいよ」という発想になってしまいましたが、日本語対応だけでも手一杯なのに、さらに英語対応なんか無理だ、という場合もあるわけですね。
こういうのは場面々々で対応策も異なるでしょうから、私の経験談をこれ以上重ねてもしょうがないのでこの辺にしておきます。
Re:外国人です(英語圏の人ではない)。 (スコア:2, 参考になる)
そんなに近くない気がします.
スペイン行ってもフランス行っても,英語でのやり取りは四苦八苦しました.
#というかよっぽどの観光地の公共施設の人間でもないと通じなかった気が.
むしろ辞書片手に細切れの単語を並べたほうがよく通じるわけで,
青森や鹿児島と東京都の差よりは大きな格差があるんじゃないかと.
#感覚的には日本人が中国語の漢字表記を眺めているような感じ
#なのかなあと勝手に思っています.意味がわかるところもあるけど,
#わからんものや誤解するものが多いと言うような.
英語文書を書く以外の方法 (スコア:5, 興味深い)
・使っている様子のムービーを作ってみる
・インストール手順の説明では、作業を実際にやった時のコマンド履歴を載せる
・あとは英語コミュニティのためのメーリングリストか掲示板を用意しておき、英語が話せるユーザー同士での情報交換に委ねる
というのはどうでしょう。経験がないのでうまくいくかどうかは皆目見当がつきませんが。
なんかしら、手段はあると思うんですよ。
とりあえず最初の一歩 (スコア:5, すばらしい洞察)
・最小限のドキュメントを英語(もしくは英単語の羅列)で書きます
・それをコピペして英語ページを作ります
・然るべきMLまたはニュースサイトにドキュメントの先頭部分(サマリ)をコピペしてタレこみます
---
・しばらく放置します。
・もしソフトウェアが十分に有用なものであれば、誰かが勝手に日本語詳細ドキュメントを翻訳して公開するでしょう(webやニュースサイトの併設掲示板で)。あるいはもともと日本語詳細ドキュメントが存在しなくても、勝手に英語詳細ドキュメントを作成するでしょう。
・連絡もらうなりググるなりしてその誰かの翻訳/解説サイトがわかったら、そこにリンクします。
・やる気と管理能力があれば、ここでその誰かを中心に公式翻訳プロジェクトに格上げします。なければ放置して「翻訳したけど公開していいか?」といったメールに返事するだけにします。
新しい方法
・上記「それをコピペして英語ページを作ります」->
それをコピペして(誰でも編集可能な)英語専用のwikiページを作ります。
※ダウンロードページだけは編集不可あるいはwikiとは別にしておくべきでしょう
これは、逆に考えて英語ソフトの日本語解説ページや翻訳ドキュメントが自然に発生する過程を考えれば、これで十分うまくいくのがわかると思います。
ポイントは「最小限のドキュメント」と「MLまたはニュースサイトへのタレコミ」です。
非日本語圏の人の目に触れる機会があり、
とりあえず起動して使用できる最小限の英語情報があり、
使用した人が自国語で紹介したいと思うほど有用なものであり、
その有用性のためにユーザー数が一定数を超えれば、
その中には翻訳ソフト/サイトを通したグタグダな英語をnativeに直す程度の日本語力(とヒマ)を持った人はいるので
英語(各国語)ドキュメントなんて自分以外の誰かが書きます。
今回の件に限れば、最小限の情報が不十分か、あるいは非英語圏でJapanese Input Methodを必要とするユーザ数がまだ一定数に達していないのではと思います。
冗談抜きで (スコア:4, すばらしい洞察)
アメリカ人なんて英語が通じない場所などないと思っているぐらいなんだから、たまには良い薬でしょ。
こんな態度が建設的だとは思わないのでAC
Re:冗談抜きで (スコア:5, すばらしい洞察)
が、Marc Espie 氏については詳しく存じないので、以下は「英語以外の言語を母国語
とする人である」と仮定した上での話です。
私なんかは英語以外の外国語がからっきしだめなので、たとえばあるソフトウェアの
ドキュメントがハンガリー語しかない場合なんかは、「英語も用意してくれよ」
と強く思うわけです。
もちろん日本語で書いてくれればこの上ない話ですが、英語の方が実現性を期待できます。
英語は日本語に比べて読解に時間がかかりますし、面倒だと感じていますが、
それでもそれ以外の外国語に比べれば格段に理解しやすい言語です。
そういう意味では Espie 氏の「英語でも書いてくれ!」という感覚はとてもよく理解できますし、
これが「英語以外を母国語とする人間」としての私の率直な感想です。
日本人にとっては英語が最も身近な外国語だと思いますが、それだけではないわけで、
逆に英語はもはやそれを「母国語とする」人たちだけのものではないというのが、
英語以外を母国語とする人たちとのコミュニケーションを経験した上での実感です。
Re:冗談抜きで (スコア:4, おもしろおかしい)
ハッカーなんてソースが通じない場所などないと思っているぐらいなんだから、たまには良い薬でしょ。
こんな態度が建設的だとは思わないのでAC
橋渡しの重要性 (スコア:3, 興味深い)
でも今回の件はMarc氏も理解しようとしてくれてるし、この話を通じてUnicodeとかの問題も広まっていけば良いと思います
(メールにちょっと言及ありましたが)。
コードも大事だけどドキュメントもねってことで、ドキュメントを整備する作業(翻訳含む)にもっと光があてられてもいいかなと思いました。
#以前に生txtのマニュアルをHTML化したら、思った以上に感謝されてびっくりするやらだったので。
気持ちは判るが (スコア:4, すばらしい洞察)
たしかに、英語文書にすると広く読まれる可能性が出てくるというのもあるが・・・・・。
やはり、機械翻訳の進歩を待つしかないのかね。
Re:気持ちは判るが (スコア:5, 興味深い)
「学校での英語教育は役に立たない」というプロパガンダが蔓延しているせいか、みんな「自分の英語は英語圏の人にはまったく通用しないデタラメだ」と思い込んでいるようですが、中高での英語の成績がそこそこで、まがりなりにも英語の試験がある大学に合格しているのであれば、もちろん無茶苦茶な場合も多いけど、まぁ何を言おうとしているかは伝わる英語は書けています。僕はそれでいいから、英語ドキュメントは公開した方が良いと思います。それを読んだ人からの問い合わせのメールに返答したりしているうちに、自然に英語力は向上します。
ここで重要なのは、コミュニケーションを維持しようという、自分のやる気です。もしそのやる気があれば、どんなに難解な英文メールが来たとしても、「貴方の言ってることはよくわからないから、もうちょっと易しく書き直してくれ」とか、どんなに拙くてもいいから、会話を継続させましょう。逆にもしそこに意義を見出せないのであれば、それだけの労力を割く理由はありませんから、"I don't understand English. Bye." とでも書いて打ち切ってしまうしかありません。
結局、やる気・モチベーションの話になっちゃう。でも、もしやる気があるなら、自分のソフトウェアをいろんな人に使って欲しいと思っているのなら、どんなに拙くてもいい、まずは最初の1ページを書いてみることを強くお勧めします。
英語以前の問題です (スコア:5, すばらしい洞察)
問題は、日本では全てが減点法ということです。完璧な英語の文章を書かない限りは、減点だらけでヘタしたらマイナス100点とかになりかねない。とくに誰かに見られたら即死。
世界的には、まったく英語で書かないのが0点で、書くだけで+50点、意図が通じたら+70点なのですが、日本式だと三単元のSを忘れたら-5点、時制の一致を忘れたら-5点、ネイティブは使わない言い回しで書いてしまったら-20点、みたいな感じになってしまう。
周りに一人も日本人がいなければ英語で会話をしようとするけれど、日本人が一人でもいたら貝になってしまうというのが、日本の文化、病気なのです。これを治すのは相当難しいです。
Re:気持ちは判るが (スコア:2)
学校(特にコンピュータ系の高大・専門学校)などで、 英語の授業やサークル活動で翻訳に協力する [srad.jp]ってのはどうなんでしょうね。
# プログラムそのものの翻訳あるいは日本語化はできないけど、
# 最近某海外製ソフトのマニュアルを趣味で翻訳しているのでID
Your 金銭的 potential. Our passion - Micro$oft
Tsukitomo(月友)
Re:気持ちは判るが (スコア:5, 興味深い)
私の場合、海外での会議・ミーティングではよく、
とりあえず話す→通じない→「だーかーらー」と、表現を簡便にして再度挑戦
という手順を踏みます(それだけ私の英語が伝わりにくいことの証左ですが)。私見ではありますが、他の非英語圏から来ている人々は、伝えようという意地が強い。それに比べて、日本人は早々に諦めてしまう傾向があるように思います。「まったく通じない」と書かれていますが、多くの方は、ひと押しすれば通じるところにはいると思いますよ。そのひと押しをするか、学校教育のせいにして諦めるかの差ではないかと。
もちろん、最終的に重要なのは、そうまでして伝えたいというモチベーションがあるかどうかです。もし伝えたい何かを持っているのなら、ひと押しを頑張ってみて欲しい。意地になってでも挑戦して欲しい。「分からないのは相手の理解力が悪いからだ」くらいに開き直ってもいい。
Re:気持ちは判るが (スコア:3, 参考になる)
まったくその通りだと思います。
むかしロシアを旅行したのですが、意思を伝えようという気概というか
伝えられなきゃ死ぬ
という切実な状況に追い込まれたため、予備知識の殆ど無いロシア語でも
2週間ほどで多少の意思疎通は図れるようになりました。
ちなみにロシア渡航前に覚えたロシア語は「Што это?」(シュト エタ?・これは何?)だけ。
ロシア人をつかまえては「これは何?」を連発して 少しずつ語彙数を増やしました。
なまじ英語のように「正しい文法」を知らないだけに
めちゃくちゃなロシア語だったと思いますが、
やはり自分の意思を伝えようという気持ちは大事なのだと痛感した次第です。
And now for something completely different...
Re:気持ちは判るが (スコア:3, 参考になる)
私も最初はよく「下手な英語でごめんね」って書いていたんですが、
下手な英語なのは読めば分かるし、メールアドレスが .jp だったりするので
かえって用件だけを頑張って書いたほうが好感度が高いようです。
私の場合、どう頑張っても時制や複数/単数が合わなかったりするので、
あとから見ると「あんなに頑張ったのにやっぱり日本人の英語だなあ」
と思うのです。
具体的に言うと、変に和英辞典を引いたりしないで、
* A is B.
* A works, but B doesn't.
* Yes/No/I don't think so.
* Use A instead.
とかいう程度の簡単な構文と簡単な単語だけでしのぐと
「ああ、頑張ってるな」と思ってもらえるし、伝わるみたいです。
ま、ソフトウェア添付文書の場合は頭に
FIXME: Broken English
とでも書いておけば良いのかもしれません。(^^;
Re:気持ちは判るが (スコア:3, おもしろおかしい)
最初の3つのコンポーネントをリリースするのに14年、
その後、ハードウェアの進歩に合わせてそれらのコンポーネントの新バージョンを準備するのに5年を要し、
第4のコンポーネントはβテストに入って3年経つがリリースの気配無く、
人々はまだ見ぬ5, 6, 7のコンポーネントを待ち望んでいるという。
FreeBSDの Warner Losh氏 (スコア:3, 興味深い)
あの時、Warner Losh氏が努力して日本のコミュニティに日本語のメールを出して来てくれたおかげで、日本のFreeBSD開発コミュニティは本家にうまく統合できたような。
日本人が英語の文章を書くことも大事だとは思うけど、英語圏の人にも努力していただく必要はあるよなぁ。
#日本語メインのMLなどでも、普通は英語での問いかけには誰かしらが英語で答えてくれるだろうし。
趣味で開発をしている人間には、「そうしよう」というモチベーションを提供しない限り動かないわけで。
Re:FreeBSDの Warner Losh氏 (スコア:5, 参考になる)
日本人のOS rider氏が「OpenBSDでもLinuxのようにuim Anthyを使えますように」と希望。
Marc Espie氏が「じゃあ手始めにURLを教えてね。お楽しみに」と返答。
↓
Marc Espie氏が教えられたAnthyのページ(wiki)で日本語の読解に悪戦苦闘。
日本のソフトウェアの閉鎖的な状況(体外的な英文書がないこと)に
ペシミスティックになり、「いつか英語になるのかな?絶対にならないよね」と
愚痴をこぼす。
この場合、お願いした日本人の側が道筋をつけるべく英訳してあげるべきだと思うんですが……
Re:FreeBSDの Warner Losh氏 (スコア:3, すばらしい洞察)
メリットは? (スコア:3, すばらしい洞察)
英語化が進まない理由を、望む方も考えたほうがいいんじゃないかと思う。
私が関わっているプロジェクトは、そろそろ外国語圏からのコンタクトも増えてきたので、英文での情報をWebに載せ初めました。
現在、様子見です。場合によっては止めちゃうかもしれないけど。
from もなか
(フィードバック数 : ユーザー数)の比率 (スコア:3, 興味深い)
自分でよかれと思った場合、かなり積極的に
フィードバックして下さるような印象があります。
#「自分で」というのがポイントで
#たまにオレオレ的な無茶な要求もある
かたや日本人はシャイというか、奥ゆかしいというか...
小さなバグがあっても、2ちゃんねるで暫定解決したりして
作者まで情報を届けてくれないことが多いのではないでしょうか?
ユーザー数が増える以上に有益なフィードバックが増えて
開発者として助かることが多かったですよ。
Re:メリットは? (スコア:2, すばらしい洞察)
へたくそな翻訳を見つけて「そんな程度ならやらないほうがマシ」
って文句を付ける(だけの)やつがいる、とか?
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
逆転の発想 (スコア:3, おもしろおかしい)
そこでSorry Japanese Only BSDを作るんですよ.(違
# あまりに馬鹿なのでAC.
たとえば (スコア:2, 興味深い)
日本語化とか日本語対応というと、日本語で日本人に分かればいいやっていう感じがまだ大きいように思います。
だからって成果物や議論まで英語にすべきだ、とまでは言えませんが、こういったリソースが日本語圏以外でも使われることがあるということを意識して、ドキュメントくらいは英語でないといけないかもしれませんね。
いや、僕もその点では考えなばあかんってのもありますが。orz
日本語は世界一難解な言語である(と言われているらしい)ことをお忘れなく。
# 日本語も英語も妙になまるUD
Re:たとえば SUSE Linux (スコア:3, 参考になる)
Re:たとえば (スコア:3, 参考になる)
これ、日本語を学んだ欧米人の感じる不思議の一つらしいですね。
「なぜが、日本人は、日本語が世界一難解だと思っている」
多言語を学んだ欧米人に聞くと、言語としては割と簡単な方だ、と言っていました。
書籍だと(マンガですが)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840112266/
この本が、それっぽいことが書いてあった気がします。
Re:たとえば (スコア:2, 興味深い)
そのサブセットとして日本語のUI部分やDocumentsを
作るようにしていかないと難しいですよね。
後からブランチ切って英語化するのはちとヤだ。
Re:たとえば (スコア:3, 参考になる)
しかし、世間的に日本語は難しいと言われています。何故か?
以前、同僚の外国人数人が日本語を学習する時に苦労した話をした事がありました。
殆どの人が「敬語」と「表現」に苦労したとのこと。
同じ意味のものでも、敬語や曖昧表現も含めるとその種類は一気に増える場合もあります。
あと、外国語に翻訳する際に表現の難しいとしてよく例に挙げられるものに「もちもち」「しこしこ」等の食感があります。
母国語にそれらを表現する言葉がないんだからしょうがないんでしょうね。
という訳で理論的な事はともかく現地で使う日本語というのは世界でも有数の難解な言語なのでした。
#アレゲなヤツが一人ほど外国人オタクのお約束を言ってくれました
#曰く「教材は日本語アニメと日本語主題歌」
#作品によっては日本文化にも触れられて一石二鳥だとか
Re:たとえば (スコア:2, すばらしい洞察)
ただ、英語が共通語として様々な人によって話されている状態では、敬語表現のような高度な言い回しを使いこなせなくても許容される、ということなのでしょう。
Re:たとえば (スコア:3, 参考になる)
>そのとおりだと思います. ネイティブ・スピーカなみの文章が要求されるわけではありませんから
私も同意見です。
せっかくportsに入れてくれようとしているのだから、最低限の英訳をすれば手っ取り早いのに。
別件ですが、日本語をサポートしようとしてくれている外国人のフリーソフト作者とやりとりしたときも、
まず、日本語文章のサンプルを送って、
こう見えているはずだ、というスクリーンショットを送って、
見えてないときは、彼らに「文字化け」という現象があることを教えて、「文字コード」を調整するんだ、といったり、、、
まず、表示してもらうだけでも一苦労です。
「なんか、面倒だから、日本語サポートはまたにするわ」と言われないか心配になることがあります。
Re:たとえば (スコア:3, 興味深い)
そのとおりで、正しく行儀の良い文章を書こうとすると非常に難解ですが、会話や文章の意味を理解できるようになるまでであれば、言われているほど難しくはないと思います。というのは、日本語は音が少なく(濁音等を含めて112音)、しかも(例外はありますが)ひらがな(カタカナ)の場合は音と文字が1対1に対応しているからです。
#参考: Q.E.D. 証明終了(6) [kodansha.jp]
英語のように、"e"が場合によって「あ」や「え」や「い」なることはなくて、「あ」は常に「あ」と発音すればよいし、「あ」と聞こえたらそれに対応する文字は「あ」なんです。文字と音が対応するというのは、文章を理解する上で助けになります。
#たとえば、三国志で登場人物の名前を読めなくて人間関係が上手く理解できなかったり、
#音と鍵盤が1対1に対応して順に並んでいるピアノの方がギターやヴァイオリンよりもとっつきやすかったりしませんか?
ただ、その次のステップに漢字という障害があります。たしかに、漢字を正しく使用できるようになるには相当の努力が必要ですが、漢字を正しく読ませるためには書き手が少しだけ気をつかってやれば解決できます。ルビを振れば良いのです。ルビさえ振ってあれば、知らない漢字でもどう読めばよいのか判りますし、読みがわかれば辞書で意味を調べることができます。
私も、このストーリーを最初に読んだ時には日本語を学べ [srad.jp]と思ったものでしたが、このあたりの経緯 [srad.jp]を知ると、日本語を学べ!という問題でもないと考え直しました。それでも、英語のドキュメントを用意するのは、多くの日本人にとっては非常に労力を要することですし、事実、私ではとてもやっていられません。ですから、英語のドキュメントを用意できないのであれば、せめて漢字を読めない人でも文章を読めるように漢字にはルビを振ってゆこうと思い至りました。
しかし、現在のHTML(あるいはウェブブラウザ?)ではルビは実装されていないと言っても過言ではない、と言うオチが。
実際にやってみた (スコア:5, おもしろおかしい)
・・・確かに分かった気がする。
Youthの半分はバファリンでできています。
テンプレート欲しいよね (スコア:2, すばらしい洞察)
メニューが常に日本語か英語かワンクリックで選べるのは少しずつ広がっていくと良いなぁと。ブラウザ情報やIPで表示言語を自動決定しつつ、ワンクリックで変更できると。
これなら、最悪ソフト、パッチの置き場所は分かります。
まぁ、あと肝心のドキュメントの英語化ですけど、個人でも英語版ドキュメントを公開している人も多い印象があって、正直、Anthyがそうしたドキュメント用意していないのが意外でした。
これは、JF辺りがテンプレートを作ってオープンソースコミュニティ全体に向けて配布するとか、どうでしょう。最低限の利便性は確保できるんじゃないでしょうか。プレスリリース(っぽいもの。概要、新機能、削除機能、既知のバグ、依存コンポーネント、インストールガイド、キックスタートチュートリアル、開発者の紹介、ライセンス、謝辞等々)とかね。項目は、必要に応じて対応ハードウェアとか。
Re:テンプレート欲しいよね (スコア:2, 興味深い)
Sourceforge.jp か、OSDL.jp あたり、あるいは IPA とかで、この辺をサポートできないかな。
翻訳サイト経由の簡易翻訳 (スコア:2, 参考になる)
翻訳サイトを知っている人はリンクがなくても自分で翻訳するだろうし、翻訳の質も読めるレベルではなかったりするのであまり意味がないかもしれませんが、やらないよりましかも。
略語 (スコア:2, 興味深い)
そして私は「和訳したときに略語にしないで欲しいなぁ」と思うことが多々あります
# IM:インスタントメッセージングかと思った
英語でページを公開していると (スコア:2, 興味深い)
Re:日本語を学べ (スコア:2, 興味深い)
タレコミにあるような、
”Anthy がいいって言われたけど、日本で開発された IM 関係のソフトって、英語の文書がなくて困るよ”
とのたまうなら、まず自分で日本語に翻訳したのを載せるべきではないか?それがたとえ機械翻訳だとしても。
と思いますが。
その上で上の発言なら解りますが、そー言うことなしに、何でも自分の判る言語で書いて欲しいと取れるような発言は誠にもって厚かましいだけのように感じますね。
(下の書き込みだって日英翻訳はぢつは日本人がやってる・・ってあるし)
Re:日本語を学べ (スコア:2, すばらしい洞察)
英語圏とかの人が普通にセットアップした環境に
日本語フォントとかはデフォルトで入っているものなのだろうか?
われわれの場合,英語とかのページで意味はわからなくとも,表示はできるけど,
向こうの人らの場合表示すらできないんちゃう?
日本人が英語とかの言語に接するハードルと,
その逆ではハードルの高さに違いが結構あるんじゃないかな?
われわれの場合コピペでエキサイト翻訳とかにかけるのは容易かもしれないけど,
向こうの人の場合,コピペする環境構築するまでの道のりがあると思うと,大変じゃないかな?
Re:日本語を学べ (スコア:4, おもしろおかしい)
常々思っていることがあります。
プログラム言語をC++に統一して、「ソースは最高のドキュメントだ」という考えを浸透させるのです。
プログラム用の言語とドキュメント用の言語を使い分けるのなんて、脳のリソースの無駄遣いだと。
# ↑という事をC++で書けと言われても困るのでAC。
Re:日本語を学べ (スコア:3, すばらしい洞察)
全世界の言語が必要なら、全世界の言語をまなばなきゃならないのでは?
で、現在のところはそれが無理だというので、妥協点として英語を使っているのだと認識しているのだが。
Re:日本語を学べ (スコア:2, おもしろおかしい)
# いや,言ってみただけですよ...
旅に出ます.(バグを)探さないで下さい.
Re:日本語を学べ (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:mhatta曰く「無能なお前らが翻訳しる!」 (スコア:2, 興味深い)
仮定「スパハカーは雑用もハックも凡人の6倍こなす」
結論「だからスパハカーにはハックをやらせるべきだ」
…論理が飛躍してますがな。
この仮定だと、6人の凡人と1人のスパハカーのチームなら、
凡人6人が雑用してハカー1人がハックしても
ハカーが1人で雑用して凡人6人がハックしても結果は同じってことになる。
高度なハックが「スパハカーにしかできない」とか「きわめて少人数でしかできない」とかいう前提が抜けてるよ?
Re:mhatta曰く「無能なお前らが翻訳しる!」 (スコア:2, 参考になる)
文書を読んでないね。それじゃ、比較優位が生きない。
ハックでは、スパーハカーは凡人の12倍、
雑用では、スパーハカーは凡人の6倍なんだ。
Re:mhatta曰く「無能なお前らが翻訳しる!」 (スコア:2, すばらしい洞察)
モチベーションが高くない」という点ではないかと。
だから、「地味な翻訳汁!」って言ってもすぐに飽きて放り出します。
飴を感じられないと人は動きませんからな。
--- (´-`)。oO(平和な日常は私を鈍くする) ---
Re:あま~い考え方としては (スコア:2, 興味深い)
技術文書を「読んで」と頼んだら、
「全く分からない」と2行ほど読んで突き返されました。
historyを「歴史」、Archiveを「古文書」と読んだら
後が繋がらなかったとか。
ここまで知識が無い例は無いと思いますが、
非IT業界の人にこの手の翻訳はかなり難しいと思います。
Re:その投稿を読んで見ましたが (スコア:4, 興味深い)
予想だにしなかったレベルで海外からの引き合いがあり、英語版はないのかというメールを大量に受け取る羽目に。
しょうがないので(英語苦手なのに)泣きそうになりながら英語版をでっちあげたら、
海外某サイトで「Japlish」と揶揄されてマジ凹んだことがあります。。。
じゃあ、と言語設定ファイルに「これはJaplishだから、もっと良い翻訳を送ってくれよ!」と(Japlishで:-))書いておいたんだけど
結局誰も何も送ってくることなくそのまま1年弱放置。
そして最初に翻訳の改善案を送ってきてくれたのは日本人でした…。
# 全部実話。翻訳の改善案をいただいたのは本当につい最近の話。
# 送ってきてくれた人もひょっとしたらここ見ているかな?