GNOME 2.3解説 7
ストーリー by Oliver
いざすすめ 部門より
いざすすめ 部門より
4月上旬にGNOME 2.4にむけての開発ブランチGNOME 2.3.xが分岐された。不思議とその時にはタレコまれなかったが、japan.linux.comにGNOME 2.3における変更点を解説する記事が掲載された。統合されたパネルやXFree86のXRandR拡張機能を使った動的な解像度や色数変更、デフォルトブラウザや新コンポーネントについて紹介されている。GNOMEユーザはもちろんのこと、今はユーザでなくても未来のGNOMEに興味があれば目を通しておくべきだろう。
しゃべる妖精 (スコア:4, 参考になる)
gnome_speech 経由で使える音声合成エンジンには Festival,ViaVoiceの他にFreeTTS [sf.net]というJavaで書かれたものがありました。
FreeTTSの発声をためしてみましたが思っていたより自然にしゃべるので、 面白い使いかたができそうです。
XRandR (スコア:1)
解像度や色深度変更というのはrootしかできない、というイメージがなぜかあり、一般ユーザで変更できるというのは少々気味が悪いですが、KDEだと前から実装されていたようですね。(試したことはありませんが)
#ところで、この話題はBSDセクションでいいのですか?
Re:XRandR (スコア:1, 参考になる)
CTRL+ALT+テンキーの'-'
CTRL+ALT+テンキーの'+'
なんて方法もありませんか?
fontilus って既に入ってる? (スコア:1)
個人設定 - フォント - 詳細 - Go to font folder - とたどると出くるやつですが、2.4 向けの説明を読むと、そのものみたいな感じです。フォントの個別表示もできるし、Windows の機能をそのままパクってるなぁ、と言う感じですが。(もっと何か改良するっていうことかいな?)
の
Re:fontilus って既に入ってる? (スコア:4, 参考になる)
fontilus [daa.com.au] そのものは GNOME のサードパーティアプリケーション集である Gnome 5th Toe [lyrical.net] の 2.2.0 に含まれているので、GNOME 2.2 環境でも 入ってたりするかもしれません。
Debian (sid) な人なら apt-get install fontilus で入ります。FreeBSD なら x11-fonts/fontilus ですね。
より正確に書けば GNOME の中心たる GNOME Desktop release に含まれるかも [gnome.org]、という話みたいですね。
これに限らず Windows のパクリみたいなものは多いです。 例えば、コンポーネントモデルの Bonobo だって COM に影響受けてたりするし...。あれ以上のものを目指そうという 気持ちはあるでしょうが、まずは足元から順々に固めていくってところでしょうか。
よさげなものにちゃちゃ (スコア:0)
>これは、XFree86のXRandR拡張機能を利用し、ディスプレイの画面サイズやリフレッシュレートを動的に変更する、というものである。
これは便利そうですね。どんなインターフェースになるんでしょうか。
>しかし、ここのところのMozillaのGTK+ 2対応は進んできており、かなり安定してきた。日本語入力などで必要なXIM (gtk_immodule)の対応に難があったが、この問題もほぼ解消されてきたようだ。
根拠はなんでしょう、フィーリング?
>fontilus
TrueType エディタもぜひ搭載してほしい。
Re:よさげなものにちゃちゃ (スコア:4, 参考になる)
>でしょうか。
現在のところ簡単なダイアログが出て、オプションメニューで画面サイズやリフレッシュレートが選択できます。で、「適用」を押して「ほんとに適用するか」みたいな選択をすれば適用されます。
適用を選択せずに20秒ほっておくか「元のやつを使う」を選べに戻に戻ります。このあたりは Windows といっしょですね。
>根拠はなんでしょう、フィーリング?
一つにはフィーリングですが、Bugzilla #176514 [mozilla.org] の修正が Mozilla のツリーに入った、てのがあります。このバグが修正されるまでは、Mozilla + GTK+2 ではそもそも XIM などが使えなくしてありました。