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3098 story

効率的なバグ報告をする方法 69

ストーリー by Oliver
考えて書けば答えが見える事も 部門より

k3c 曰く、 "PuTTYの作者Simon Tatham氏が書いた、効率的なバグ報告のあり方についてのドキュメント、"How to Report Bugs Effectively"が和訳され公開されている。「事実を省いてはならない」「エラーメッセージを書き留めよう」「おかしくなったら、何かをするのはすぐにやめよう」「診断もたまには役に立つが、いつでも症状を述べるようにしよう」「バージョン番号を提示しよう」…などなど、至言がいっぱい。ああ、顧客に読ませてやりたい。ていうか読んで?今すぐ?
この文章、プログラマの立場から読めば非常に良く理解できるし共感できるのですが、しかしタブン、知識のないエンドユーザーに読ませても全然理解してくれないんだろうなあ…。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2002年05月30日 19時25分 (#99861)
    経験からいくと、
    半端に知識のある人のエラー報告だと、自分で勝手に原因を推測してその方向でレポートを書いてよこすので、症状等が偏向して伝えられることが多くて困ってしまいます。
    何もわからないから、関係無いものまで症状を全部書いてよこす素人のほうが有難いです。
    • そういえばWindows2000で開発していた時、『ブルースクリーンで止まった』という恐ろしい報告が飛び込みました。

      で、結局はデスクトップ画面で止まっただけでした。(まぁこれも問題か)
      Windows2000の標準デスクトップは青い→青い画面→ブルースクリーン

      Shiftに勝手に張られたシールが悪さをして、スタートアップが実行されなかったみたい…。

      おぉ、こわ。
      --
      Tak.Miyoshi
      親コメント
  • by nekopon (1483) on 2002年05月30日 18時46分 (#99842) 日記

    アプリケーションプログラマがヨメ! (by OS屋)

  •  私がプログラマやっているときに、私の書いたバイナリがうまく動かないときは内線電話でオペレータさんからダイレクトに呼ばれていました。かなり急いでやらなければならない、外部から提供されたファイルの整形プログラムです。
     で、呼ばれていってみると大体は外部ファイルが規定時間を過ぎても提供されていないというタイムアウトエラー。そのときはオペレータさんといっしょに「今日も遅いですねぇ」と待つわけです。そして、待つだけしかできないのでそのうちに話しかけて、ナニげに仲良くなってその処理が終わった後にご飯食べにいったりしました。
     それはいいとして、そのオペレータさんには重々言い聞かせました。「何か起きたら、すぐに画面のメッセージをメモしてそのまま触らないように」それを守ってくれる人はいいんですけど、言ってもきかない人はいましたねぇ。
  • > この文章、プログラマの立場から読めば非常に良く理解できるし
    > 共感できるのですが、しかしタブン、知識のないエンドユーザーに
    > 読ませても全然理解してくれないんだろうなあ…。"

    新聞の身の上相談を題材にした清水義範の小説を思い出しました。
    # 今会社なんでタイトルとか調べようがないんですが。

    つまり、新聞の身の上相談欄の文章に悪文が多いのは、書いた人が問題を
    抱えており、悩み、困惑しているからだ、といったような趣旨でした。

    効果的な報告のできるできないは、知識のあるなしじゃなくて、
    いわゆる「羚羊」タイプの人か「マングース」タイプかによるんじゃないかな。
    これを読んでも効果的な報告ができない人は、相変わらずウンザリするほどいると思う。

    # この文が悪文なのは仕事の合間に書いてて、推敲の時間が取れないからです。私は決して…
    --
    あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
  • ログを取ろう (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2002年05月30日 19時26分 (#99862)
    業務用アプリのオペレータさんに読ませる事に関して。

    基本的にオペレータやお客さんは素人がやるもんだと考えて設計し、ログ採取とか行うようにしておけばどこで問題が発生したのかオペレータに聞く必要も(もちろん報告してもらった方がいいのは言うまでもないけど)無いわけで、エラーが発生したらメッセージ出力と共にログへ出力、一杯になったらバックアップするなりローテートさせるなりして場合によってはメンテ先へログを自動送付して保管しておくとかしておけば安心かも。

    障害発生時にうまく報告してもらえなかった時のための保険をいくつ用意できるかがポイントかもしれません。

  • by t-miyoshi (5339) on 2002年05月30日 19時41分 (#99865)
    よくある報告が、
    『何とかが無いって表示されたんですけど…』
    ってヤツ。

    って、顧客だけじゃなくて身の回りでも、
    『何とかが定義されてませんってエラーになった』
    とか…。

    どれも現場やログを見に行けば済む話だけど、報告はちゃんとして欲しいよね。
    --
    Tak.Miyoshi
    • by nichonegre (5218) on 2002年05月30日 23時17分 (#99955)
      うちはMac系なんですが、
      「タイプなんとかエラーが出た」
      とか言われます。解りやすいんだから、ちゃんと覚えててくれ。
      それとも、2ケタの数字も覚えてらんないのか? と罵倒したくなる不良サポートスタッフ。
      親コメント
      • Re:虫食い報告 (スコア:1, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2002年05月31日 11時55分 (#100130)
        数字二桁なんて逆に覚えにくいんじゃないのかな。
        いやもちろん、その数字に意味があることが分かる人が
        相手なら、それでもいいんですけど。
        逆に、曰くありげな、でも素人には意味不明のメッセージ
        もやっぱり覚えにくいですね。

        そんなわけで、そういう時にはぜひ、

        「エラー:りんごの森は大騒ぎ」
        「エラー:青りんごのときめき」
        「エラー:ふじとむつの競演」

        などのインパクトの強いエラーメッセージを出すように
        しませんか? :-)
        親コメント
    • by sakamoto (8009) on 2002年05月31日 14時40分 (#100190) 日記
      何とかが無いって表示されたんですけど……
      と言われた時は、顧客じゃなければ「じゃあ、何とかを 入れて下さい」で済ませたいですね。
      --
      -- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
      親コメント
  • by kibayasi (3045) on 2002年05月30日 20時08分 (#99878) ホームページ 日記
    ログ出すかどうかは、アプリしだいですからねぇ。
    バグ報告できるアプリの開発ってことになりますんかねぇ。

    # 効率的なバグ?って思ったのは、俺だけ?
    • by kamuy (1690) on 2002年05月30日 22時26分 (#99929) ホームページ 日記
      ># 効率的なバグ?って思ったのは、俺だけ?

      私も初めに戸惑いました。
      元ネタの「てにおは」(っての?) はおかしいですよね。
      この内容なら「効率的 不具合を報告する方法」とかなるハズ。
      --
      -+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
      親コメント
      • 「『効率的な【バグ報告】』をする方法」ということであれば別に日本語としておかしくはないですね。

        こういうのは英語の表現では良くあるので、直訳するとそういう日本語になってしまいがちです。
        今回も直訳したからかな?と思いましたが、原題が "How to Report Bugs Effectively" なので、そういう事でもなさそうです。

        ということでこれらの方が原題に近いし日本語的で良いと思います。

         「効率的に不具合を報告する方法」by kamuy

         「効果的にバグを報告するには」by 件の和訳者

        #ちなみに助詞を意味するのは「てにおは」ではなく「てには」です。
        親コメント
    • Re:うぅむ (スコア:1, 参考になる)

      by G7 (3009) on 2002年05月30日 22時53分 (#99940)
      >ログ出すかどうかは、アプリしだいですからねぇ。

      どっちかというと、暗に、「アプリはログを出すように作っておいたほうが良いぞ」と
      言いたいのではないか?という気もします。

      ヘタにユーザーフレンドリーとかいうお題目のもと、こういう内部(?)情報を
      「隠蔽」しまくっているアプリだと、いざトラブルになると、原因調査のきっかけに
      なりそうな情報を得る手段が無くて、ユーザーも作り手も往生してしまいそう。
      てゆーか(笑)、往生します。

      ログとりのための仕組みで、便利な奴が有ると、色々嬉しいですよね。
      DebugWriteを「コンパイルオプションレベルでオフにしてmakeしなおして出荷する」
      のではなくて、
      「設定ファイルとかデーモンとかをちょっといじるだけで動的にいつでもDebugWriteを取り出せる体制になる」
      ようになってないと、色々しんどいっす。はい。

      結局、情報を隠せば隠すだけユーザーも作り手も損をするんだよな。
      そういう所はOpenSourceそのものとも通じるものを感じます。
      親コメント
      • by tix (7637) on 2002年05月31日 14時10分 (#100175) ホームページ
        結局、情報を隠せば隠すだけユーザーも作り手も損をするんだよな。
        バグ撲滅という面ではそうかもしれませんが、優れたソフトウェアを作るためには情報をいくらでも見せればいいというものでもないのが困ったところです。

        めったに再現しないバグが出るのを恐れて、いつでもログを吐くようにしてあると、ログを出力する方法によっては使いにくかったり目障りだったりします。 Unix の syslog というのは普通に動いている限り不要な情報を出力してもほとんど邪魔にならない点で優れていると思いますが、それでも何でもかんでも吐きまくることはできないし、別にファイルを自分で作って吐くようにすると、普段必要のないログを書いたファイルができるのは使いやすくない、ということで、やっぱり
        ログ出すかどうかは、アプリしだいですからねぇ。
        になってしまうと思います。

        まあ、どの程度普段からログを出力するか、というのは、明文化されていないけれど感覚的な基準があるように思うので、それに従うべきということでしょう。

        // Windows のイベントログって、どう使うことが想定されているのだろう?
        --
        鵜呑みにしてみる?
        親コメント
        • by G7 (3009) on 2002年06月01日 1時23分 (#100442)
          >ログを出力する方法によっては使いにくかったり目障りだったりします。

          「方法によっては」なのですか?
          じゃあ、その方法ってやつを洗練することを、考えましょうよ。

          よだん:
          これだけ保存媒体が安くなったんだから、それこそ方法しだいでは色々と、
          人に負担を感じさせないログ取りをやりやすいご時世なんじゃないかなあ?
          親コメント
        • >// Windows のイベントログって、どう使うことが想定されているのだろう?

          ありゃあ、まったくもって意味不明ですな。
          作った会社では、仕様なんだろうけどね。
          親コメント
        • by wosamu (4952) on 2002年06月01日 5時18分 (#100500) 日記
          >まあ、どの程度普段からログを出力するか、というのは、明文化されていないけれど感覚的な基準があるように思うので、それに従うべきということでしょう。
          SAMBAとかみたいにログレベル指定できるアプリあるじゃないですか。
          それで良いのじゃない?
          親コメント
          • by tix (7637) on 2002年06月01日 13時23分 (#100566) ホームページ
            SAMBAとかみたいにログレベル指定できるアプリあるじゃないですか。
            どのレベルでどれだけの情報を出力するかが問題だと思うのです。

            ログレベルが可変なのは重要です。特に、 #99940 [srad.jp] で G7 さんが書かれているように、 configure, make 時のパラメタではなく実行時のパラメタとして指定できると、報告者にとって便利です(報告者にとって便利であれば、もちろん開発者にとっても有利です)。

            なぜログレベルが可変だといいかというと、
            • 最低限の重要な情報はつねに出力して、ログの量を抑えつつ、めったに再現しないようなバグが発現した場合でも重要な情報が得られるようにしたい
            • 重要度の低い情報はログレベルを高く設定したときだけ出力して、再現性の高いバグについては多くの情報を得られるようにしたい
            という要求があるからです。バグの内容がわからない状態でどの情報が重要かを判断するのは、けっこう難しいことだと思います……というのが、ぼくが #100175 [srad.jp] で「どの程度普段からログを出力するか」と書いたときにぼくが思っていたことです。わかりにくかったですね。

            再現性の高いバグばかりならいいんですけどね。
            --
            鵜呑みにしてみる?
            親コメント
            • by tix (7637) on 2002年06月01日 13時25分 (#100567) ホームページ
              内容のない補足。
              再現性の高いバグばかりならいいんですけどね。
              再現性のまったくないバグばかりなら、それはそれでいいかもしれません。 :)

              ……などと書いていたら、危うく「バグがないのが一番いい」ということを忘れてしまうところでした。
              --
              鵜呑みにしてみる?
              親コメント
            • by wosamu (4952) on 2002年06月01日 23時16分 (#100829) 日記
              sambaのlog levelって確かsmb.confに指定する実行時のパラメータじゃないでしたっけ?
              というわけなので、当然、

              • 最低限の重要な情報はつねに出力して、ログの量を抑えつつ、めったに再現しないようなバグが発現した場合でも重要な情報が得られるようにしたい
              • 重要度の低い情報はログレベルを高く設定したときだけ出力して、再現性の高いバグについては多くの情報を得られるようにしたい

              みたいな用途を想定したものだと思ったのですが。
              まあ、個別のアプリの話してもしようがないですけど、そういうソフトも結構あるよ、ということで。
              親コメント
  • by Anonymous Coward on 2002年05月30日 20時27分 (#99884)

    受け取る相手に寛容さが皆無な場合は悲劇にしかならない。

    「このファイル(相手もアクセス可能)を読み込んで、こーやってあーやって操作すると、こんなメッセージを吐きました。メッセージから推測すると、これが原因ではないかと思うのですが」

    という私の報告に「あんたのファイルが悪いんだろ(文章は当然違うが、文意は同じ)」と返事が返ってきたときには、さすがにキレた。

    ファイルがどうのという前に、せめて「再現出来ませんでした」と言えないのか。てゆーか、そもそも再現させようとしてないだろ?こっちは、複数のマシンおよびユーザーで再現することを確認してから報告したんだが。

    結局のところ、こいつらは同じ社員で、要は「単なるハードのお守り役」なので細かいとこはよく判らん、というのが真相らしいが。

    報告するにしても、相手は選ばないとね。選べるなら。

    • by Anonymous Coward on 2002年05月30日 21時11分 (#99894)
      それは本当にそのファイルが悪かったんじゃなくて?

      この説明だと、本当に仕様外のファイルを読ませて仕様外の操作をした結果、仕様外だっつーのっていうエラーが表示されたのを、「エラーだ!」と騒ぎ立ててバグ報告をして、向こうに「だから仕様外だって言ってんだろ!」と呆れられた、というシチュエーションも想像できてしまいます。

      バイナリファイルをcatしたら画面が崩れた、とか。

      あと「メッセージから推測すると、これが原因ではないかと思うのですが」という報告は基本的に必要無いものです。メッセージがあれば開発者なら原因は推測できるし。
      むしろ余計な推測を挟まれると気分を害する人も居ますし、推測が的外れだった場合にはプログラマに小ばかにされるだけですし。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2002年05月30日 21時44分 (#99907)
        それは本当にそのファイルが悪かったんじゃなくて?

        例えて言うなら「Photoshopでデータを読み込んで、ツールパレットのとある機能を選択した瞬間に落ちる」という感じ。

        • データの読み込みは正常終了
        • 他の機能は使える
        という状態。どう考えても、その機能自体にバグがあるとしか考えられなかった。

        むしろ余計な推測を挟まれると気分を害する人も居ますし、推測が的外れだった場合にはプログラマに小ばかにされるだけですし。

        小ばかにされても結構。それで結果的にこっちの仕事が進むなら。「バグではなく仕様です」と言い切っても構わん。他の手を考えるだけだから。

        # 実際Windowsじゃ、そうでもしなきゃやってられないでしょ?
        #(この件はWindows上の話じゃないけど)

        私は使うことが仕事であり、向こうは使う人の面倒を見ることが、少なくとも仕事の一部なはずなのに、自らの職務を放棄した態度が許せなかっただけっすよ。

        そんな彼らを「プログラマ」と呼ぶことには思いっきり抵抗がありますが、少なくとも一流のプログラマに必要な資質の一つとして「バグはバグとしてきちんと認める」つーのもあるかな、と思った次第。

        親コメント
        • この件で開発者の態度がどうだったかはぼくにはわからないのでコメントしませんが、原因の推測については少し気になったので。
          どう考えても、その機能自体にバグがあるとしか考えられなかった。
          だとしたら、推測をバグレポートに含めることに害はないかもしれませんが、そうする意味もありませんよね。

          バグレポートに原因の推測を含めないも意味がない理由は、
          • 明らかでないことは、間違っていて判断の邪魔になるかもしれない
          • 明らかなことは書かなくてもわかる
          からです。バグレポートに原因の推測を含めないほうがいい理由は、原因の推測を書くことで報告者が安心してしまって、開発者が必要としている情報を書き落とす可能性があるということでしょう。

          なので、やっぱりバグレポートはなるべく推測を排除して書いたほうがいいと思います。

          // 以前ぼくもとあるソフトウェアに関して、「原因の憶測」を付けたバグレポートを書いてしまったことがありますが、たぶん意味はなかったでしょう。害にならなかったみたいなのでまあよかったですが。
          --
          鵜呑みにしてみる?
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2002年05月30日 22時57分 (#99943)

            では元ネタのまとめを参考に、自分のバグレポを振り返ってみました。

            バグ報告の最初のねらいはプログラマに自分の目で故障を分からせることである。彼らのところに行って失敗するところを見せることができないなら、彼ら自身で失敗させることができるような詳細な指示書を与えよう。

            ソフト、ハードのセットアップは彼ら(私がバグレポをした相手)が行ったものです。したがって環境はすべて把握しているはず。基本的にユーザーが環境を変更することは許されていないし、実際していませんでした。そういう環境下で、特定のファイルを読み込み、特定の操作を行うことで確実にフリーズする、という内容でした。

            確かに蛇足だったかもしれない推測は、裏で動いてたシェルのコンソールに出力されていたメッセージを全文引用し、その上で自分の考えを書き添えたものです。

            最初のねらいがうまくいかなくて、プログラマ自身では失敗が確認できなかったら、バグ報告の次なるねらいは何がおかしくなるのかを記述することだ。全てを詳細に記述しよう。何を見たのか、どうなるべきだと思うのか述べよう。エラーメッセージを書き留めよう。特に数字が含まれているものは。

            彼らが確認できたのかどうかすら判りませんでした。これではその先に進めません(藁

            ホントに最初のコメントの内容(「お前のファイルが悪い」)としか書いてなかったんですよ。ま、電子会議室上での文字データだけのやり取りの話なので、バグレポの内容がどうの以前にコミュニケーション能力に問題あり(私もその一言で頭に血が上ったんで、多分双方とも)、ということではないかと。

            親コメント
            • >ソフト、ハードのセットアップは彼ら(私がバグレポをした相手)が行ったものです。したがって環境はすべて把握しているはず。基本的にユーザーが環境を変更することは許されていないし、実際していませんでした。そういう環境下で、特定のファイルを読み込み、特定の操作を行うことで確実にフリーズする、という内容でした。

              つまり動作環境に関しては報告しなかった、ということですよね?
              こういう~だから~はず(今回だとセットアップしたのは彼らだから動作環境は把握しているはず)みたいなのは報告を聞く側としては嬉しくないでしょうねえ。
              異常動作したファイルというのは開発側に提供されたのでしょうか?

              >(私もその一言で頭に血が上ったんで、多分双方とも)
              なんにしろ短気すぎでは。
              親コメント
          • >バグレポートに原因の推測を含めないも意味がない理由は、
            >
            > 明らかでないことは、間違っていて判断の邪魔になるかもしれない
            > 明らかなことは書かなくてもわかる
            >
            >からです。

            開発者の立場からするとそうなのだろうな、ということは参考になります。

            ある実行環境のバグを再現するためにプログラムを書いて報告する際に、バグが
            現れたソースから徐々に問題なかった部分を削っていってできるだけシンプルな
            ソースにして送ったことがありましたが、その際には完全にピンポイントでは
            報告できないが問題なかった部分はこれとこれだからサンプルコードに含まれる
            あれかこれに原因があるのではないか、とメールを書いたことがありました。

            他にもあるファイルを読み込ませると異常な動作をすることが再現できても
            秘密の保守のためなどでそのファイルを渡すことができない場合、推測でも
            参考になるだろうと期待して報告することはありましたが、それも邪魔なので
            しょうか。反論ではなく開発者の立場から考えたらどうなのだろうと。
            --
            kaho
            親コメント
            • あ。ぼくは開発者ではないので、過度に参考にしないでくださいね。 #99924 [srad.jp] では自信を持った口調で書きすぎました。すみません。ぼくも「そうなのだろうな」というレベルの理解しかしていません。開発者の人の意見が聞きたいですね。

              データが秘密のため開発者に渡せないというのは、開発者にとっても報告者にとっても もどかしい状況ですが、そういう状況にどう対処するというノウハウって何かあるのでしょうかね。やっぱり報告者に推測してもらうしかないのでしょうか。

              // でも、それができない状況も多々ありそうですし。報告者に正しいバグの原因がわかるというのは、稀な状況のような気がします。

              もちろん、報告者が開発者に渡せるような秘密でない(でもちゃんとバグが再現する)テストデータを作ってあげることができれば一番いいのでしょうが。
              --
              鵜呑みにしてみる?
              親コメント
    • 書き方だの、憶測を含んでいる点についてつっこみを入れたい気持ちもわからないではないが、「ユーザの気持ちを知る」という意味ではむしろ「参考になる」と評価すべきでは?
      相手の気持ちを推し量ることも、効率のためには軽視すべからざることかと思います…自分はできてないけど。
      親コメント
  • 理想的なことがたくさん書いてありますね。
    バグを報告したいならそれで良いでしょう。
    でも多くの場合、ソフトウェアは利用したいからが利用するのであって、バグ報告をしたいから利用するものじゃないんですよね。

    誰か、「効率的なバグ報告を受けるには」をマイクロソフト向けに書いてくれないかな~。

    受け取る側がへそ曲がりだった場合はどうしたら良いんでしょうね。
    マイクロソフトのコードにバグはない [unixuser.org]
    • by zeissmania (3689) on 2002年05月31日 13時18分 (#100156)
      >受け取る側がへそ曲がりだった場合はどうしたら良いんでしょうね
      この場合は単純でしょう。バグフィックスされた新バージョンは新機能がなくとも金になる、ということを説明してあげればよろしい。
      #問題はほとんどのユーザーがバグをバグと認識できず、自然現象だと思ってることだろうけど(笑)
      親コメント
    • >受け取る側がへそ曲がりだった場合

      あの文章は、人間がヘソを曲げたかどうか?に報告の品質が依存しないようにする、
      ための指南だと思います。

      事実を脚色なく伝えることにより、人間の技量やヘソに依存せずにすむわけです。

      こういうことを考えると結局、ソフトの内部状態を
      あまさず(大袈裟か)さらけだすような構造になっているほうが
      ソフトってものは(トラブルな時には特に)幸せなんじゃないか?と
      思ってしまいます。

      余談:
      事実によってしか、ソフトは動きません。
      そういう不粋なものであることを、いいかげんIT時代とか言われて何年もたってるんだから、
      人々(ユーザーも作り手も)が学習してほしいもんだなあ。
      そして、不粋ゆえに却って(従来の他のものには無かった)便利さが醸しだせてるということもね。
      親コメント
    • 一言いいわすれたので追記。

      あの文は、「伝言ゲーム」状態を回避するための指南です。

      #その指南としてどれくらい優れた文か、は俺にはよくわかりませんが、指向としてね。
      親コメント
  • もらえないことが多いんですよね。

    社外秘だとか言って。

    そういう時はユーザに指示して、ユーザ自身がバグが再現しつづけることを
    確認しながらデータを修正してもらうんだけど、これがまた厄介。

    結局社外秘の部分なしには再現させられなかったり、いつのまにか
    エラーメッセージが変わってることにユーザが気が付いてなかったり。
    --
    あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
    • by Dot.Zeile (1169) on 2002年05月31日 14時11分 (#100176) 日記
      そうは言っても、特許書いてる真っ最中にワープロがハングしたのでバグ報告、ってのをやったことある(Win3.1時代だった)けど、書きかけの特許部外者に見せるわけにいかないし。

      結局、この文章は、オープンソースコミュニティとか、内製のイントラのソフトみたいな、ある程度開発者と使用者の間での協調関係みたいなのができている空間でバグを報告する際には、という話でしかないのだと思います。パッケージ売りする普通のソフトには適用できない。そもそも「一般ユーザ向け」ソフトだったら、エンドユーザに一定の「報告者」スキルを期待する(せざるをえない)のはやっぱり欠陥だと思う。

      で、まあ、クラッシュしたらログを自動的に落としてネットワーク経由で送信するように、とかやることになるわけですよね。これまた、クラッシュ時の文書の内容とかを丸ごとログに含めると、それこそ情報漏洩だセキュリティだ、という話になる。難しいですよね。

      もちろん、この文書は役に立つしいろんな人に読んでほしいものだと思います。でもこれがちゃんとできるシチュエーションって限定されるのを認識する必要はあると思う。結局は品質評価をしっかりやりましょう、ってことでおさめるしかないのかも、とちょっと思いました。
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    • 今まさにそんな状態…(T_T)
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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