GNU/Hurdの概要と現状 5
ストーリー by Oliver
Hird-of-Unix-Replacing-Daemons 部門より
Hird-of-Unix-Replacing-Daemons 部門より
本家より:KernelTrapがGNU/Hurdの開発者の一人Neal Walfieldとのインタビューを掲載している。Hurdのアーキテクチャ紹介や開発がどこまで進んでいるか、開発者達が直面した問題などについて語られており、非常に興味深い。HurdはGNUプロジェクトが公式カーネルとして開発しているMachベースのマイクロカーネルだ。
Debian GNU/Hurd (スコア:2, 興味深い)
ディストリビューションとしての Hurd は、Debian が開発しています。モトネタのインタビュー記事にもあるように、現在のところ、Hurd に移植できたパッケージは、半分くらいだそうです。Debian の移植状況については、こんなグラフがあります。(このグラフ、横軸がようわからん)
オフトピックだけど、スーパーエッチもがんばれ! Hurd に抜かれそう。
Re:Debian GNU/Hurd (スコア:1, 参考になる)
Re:Debian GNU/Hurd (スコア:1, 参考になる)
SuperHの開発環境 GCC,Binutils,GLIBCは,すでにほとんどのパッケージのビルドに問題ないものになっています。
あとは、Debain SuperHがそのあたらしい開発環境を採用するという問題だというのが,こちらの認識です。
Debian, MontaVista に負けつつあるなぁ。
--- gniibe
L4カーネルへの置換って進んでいる? (スコア:1)
進んでいるヨという発言があるみたいですが、
L4カーネルって比較的簡単にMachを置換でき
るもんなんでしょうか?
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#そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
そろそろ触り時かな (スコア:1, 興味深い)
ただ、無理をしてもメインOSとしては使えそうもなかったので、
インストールしてもほとんど使わずに投げている状態でしたが、
やっぱり触らないと全然覚えられないですね。
以前はバイナリも全然なくてたとえインストールができたとしても
コンパイル猿にならないといけなかったのですが、
最近はDebianのおかげでパッケージが揃って来ましたから、
その点の敷居はグっと下がった気がします。
Debian GNU/Hurdなんて、まさにGNUって感じでイイです。
それでそろそろ触り時ではないかと思っていたんですが、
実はDebianにはずっと苦手意識があったんですよね……。
でも遊びで入れたStorm Linuxのstormpkgに衝撃を受けました。
dselectを上手にGUIにしてありますね、感心しました。
良いものを作っても生き残れない現実は悲しいのですが……。
というわけでStormのおかげで
dselectやapt-getにも何とか馴染んで来たので
ようやくHurdに手を出すことにしました。
いちいち再起動する気がしなくて使わないという
過去の轍を踏まないようにしたかったので、
Windows XPでVirtual PCにインストールして、
極力Cygwinの代わりに使うように心掛けています。
おかげでsettransとかにもやっと馴染めて来ました。
というわけでマシンパワーを持て余している人には
DOS窓感覚でのHurdはお勧めかもしれません。