Microsoft は 8 日、Windows 11 Insider Preview ビルド 22518 を Dev チャネルでリリースした
(
Windows Insider Blog の記事)。
本ビルドでは、タスクバー上のウィジェット表示を変更するテストのロールアウトが開始されている。Windows 11 のウィジェットは Windows 10 の「ニュースと関心事項」と同様の機能だが、Windows 10 ではタスクバーに天気の情報が表示されるのに対し、Windows 11 では表示されなくなっている。新しいウィジェット機能ではタスクバーの天気表示機能が復活 (もともと表示されていなかったので正確な表現ではないが) するほか、タスクバーが中央揃えになっている場合は、ウィジェットのボタンがタスクバー左端に移動する。
ただし、現在は一部の Insider に提供して様子を見ている段階だといい、手元の複数の環境では現行版のままになっている。個人的にはウィジェットが特に必要ないため非表示にしているが、タスクバーのアイコンに天気が表示されるなら非表示化をやめるかもしれない。
このほかの新機能としては、デスクトップの背景画像に「スポットライトのコレクション」が選択できるようになっており、アクセシビリティ機能に「音声アクセス」が追加されている。音声アクセスは現在のところ英語 (米国) のみをサポートしており、 Windows の表示言語を英語 (米国) に設定しなければ期待通り動作しない可能性があるという。
なお、手元の環境で表示言語を英語 (米国) にして試してみたが、設定の「Accessibility → Speech」で「Voice access」をオンにすると「VoiceAccess.exe」でアプリケーションエラーが発生して起動しない。英語版の Windows 11 Insider Preview で試しても結果は同じだった。