Java 11リリース、リリースサイクル変更後初のLTS版 38
金を払えば解決する話ではある 部門より
Oracleは26日、2014年3月のJava 8以来となる長期サポート (LTS) 対象の「Java 11」をリリースした(リリースノート、Publickey、GIGAZINE、InfoQ)。
既報の通りJavaのリリースサイクルはJava 9以降、大きく変更されており、Java 9、10はサポートの短い半年ごとの新機能リリース版であったため、多くの利用者にとってはJava 11がJava 8以前からの乗り換え先となる。11では言語的な変更点は小さいが、それ以上にサポートが有償になるのではないかという点で大きな注目が集まっている。
Javaのサポートを巡ってはスラドでもたびたび記事が取り上げられているが(2017年10月、2018年2月)、Oracle公式のOracle JDKでは有償サポート契約によりLTS期間を通じてパッチが提供される一方、無償のOpenJDKでLTS期間にわたってパッチが提供されるかは情報が二転三転しており、いまだはっきりしない状態が続いている。Java 8の無償サポート終了は2019年1月を予定しているため、移行までの猶予期間は限られている。