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13524600 story
Windows

Windows 10 Insider Preview、AF_UNIXソケットによるWSLアプリとWin32アプリの相互通信が可能に 60

ストーリー by headless
相互 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Windows 10 Insider Preview ビルド17093では、Win32アプリとWSLアプリがAF_UNIXソケット(UNIXドメインソケット)によって相互に通信できるようになった。VcXsrvが対応すれば、TCPソケットを使わずにXクライアントを動かせるようになるかもしれない(Windows Command Line Tools For Developersの記事Windows Subsystem for Linuxリリースノート)。

なお、AF_UNIXソケット自体はビルド17063からWin32アプリで使えるようになっていたが、その時点ではWSLアプリのAF_UNIXソケットと互換性がなく、Win32アプリ同士でしか通信できなかった。

ビルド17093のWSL関連では、NTFSにディレクトリ単位でファイル名の大文字小文字を区別するフラグが追加されており、Windowsアプリケーションが大文字と小文字を区別してファイルを開けるようになっている。フラグを変更する手段は現在のところ用意されていないようだが、Bashで新たに作成したディレクトリではWindows側から大文字小文字のみ異なる同名ファイルを作成可能で、それぞれを区別して開くことも可能だった。このほか、ビルド17083に追加されていた診断データの閲覧機能に加え、ビルド17093では診断データの削除機能も利用できるようになった。また、Windows 10 SではMicrosoft Authenticatorアプリをインストールしたモバイルデバイスとの組み合わせにより、パスワードを入力することなく使用できるようになるなど、さまざまな新機能が追加されている。

13523899 story
iOS

GitHubで公開されたiOSのブートローダー「iBoot」のソースコード、Appleの要請で削除 54

ストーリー by headless
本物 部門より
iPhoneの重要なソフトウェアコンポーネント「iBoot」のものとされるソースコードがGitHubで公開され、米デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づくAppleの削除要請により削除されている(Motherboardの記事Mac Rumorsの記事9to5Macの記事The Registerの記事)。

iBootはiOSデバイスなどの第2段階ブートローダーとされ、リカバリーモードを実行するほか、カーネルが改変されていないかをチェックする役割を果たすという。公開されていたのはiOS 9のもので、不足しているファイルがあるためコンパイルすることはできない。ただし、最新のiOS 11でも共通部分があるとみられ、セキュリティ研究者による脆弱性発見などに役立つ可能性が指摘されている。

iBootのソースコードとされるものは昨年9月、リンクがRedditに投稿されていたものの、あまり注目を集めなかったようだ。今回のソースコードについては研究者らから本物らしいとされつつ確証はなかったが、Appleの削除要請により本物であることが確認される結果となる。AppleはiBootについて、iOSの安全なブート処理を確実にするもので、ソースコードは同社のプロプライエタリな著作物であり、オープンソースではないと削除要請で説明している。このソースコードはGitHubで多数フォークされたようで、Appleが別途削除要請したリポジトリは合計200件を超える。

その後、Appleはソースコードが本物であることを認めたうえで、同社製品のセキュリティはソースコードを秘密にすることで守られているわけではないとし、製品にはハードウェアとソフトウェアによる保護レイヤーが数多く施されているとの声明を出したとのことだ(Mac Rumorsの記事[2])。
13523657 story
統計

Android 7.x Nougat、最も多く使われているAndroidバージョンに 7

ストーリー by headless
逆転 部門より
GoogleがAndroid Developersサイトで公開しているAndroidプラットフォームバージョンごとのデータによれば、Android 7.x NougatがAndroid 6.0 Marshmallowを抜き、最も多く使われているAndroidバージョンとなっている。

今回のデータは2月5日までの7日間にGoogle Playストアアプリが収集したもの。0.1%未満のバージョンは除外されている。Android 7.0のシェアは1.2ポイント増の22.3%、Android 7.1は1.0ポイント増の6.2%で、Nougat全体では2.2ポイント増の28.5%となっている。一方、Marshmallowは0.5ポイント減の28.1%。メジャーバージョン別ではNougatに抜かれたものの、APIバージョン別では引き続きトップを維持している。

Android 8.x Oreoは0.4ポイント増の1.1%となり、初めて1%を超えた。内訳はAndroid 8.0が0.3ポイント増の0.8%、Android 8.1が0.1ポイント増の0.3%。このほかのバージョンはすべて減少しており、Android 5.x Lollipopは0.5ポイント減の24.6%、Android 4.4 KitKatは0.8ポイント減の12.0%、Android 4.1.x~4.3 Jelly Beanは0.6ポイント減の5.0%。Android 4.0.x Ice Cream SandwichとAndroid 2.3.x Gingerbreadはいずれも0.1ポイント減で、それぞれ0.4%と0.3%まで減少している。

NougatはNexusデバイスへのロールアウトから約17か月でメジャーバージョン別1位となった。これはLollipopの約16か月よりも遅いペースだ。一方、Marshmallowは約14か月でAPIバージョン別1位となったが、メジャーバージョン別1位になるまでには約20か月を要している。OreoはNougatとほぼ同等のペースでシェアを伸ばしているようだ。
13523005 story
プログラミング

プログラムの写経、もしくはカーゴ・カルト・プログラミングを抜け出すきっかけは? 105

ストーリー by hylom
ほしい物はコピペで作れなかったから 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

スラド読者の皆さんは、プログラムの勉強の為に、教科書や参考書通りにプログラムを入力する「写経」の様な行為や、カーゴ・カルト・プログラミングの様な事を経験した事があると思う。

その段階を抜け出したきっかけは何だろうか?

その処理が何を意味しているかを深く考えず、不必要であるものも含めてとりあえず動いているコードをコピペするようなプログラミングスタイルを「カーゴ・カルト・プログラミング」などと呼ぶそうだ。

カーゴ・カルト」とは、文明レベルに差のある人々が交流したとき、文明の遅れたほうの人たちが進んだ方の人たちの所有物を「神が作った物」と考え、その中身ではなく外見を模したものを作り出す行為。コードを理解できずにコピーすることからこういった名前が付けられたそうだ。

13522477 story
Windows

Windows 10の次期大型アップデートはSpring Creators Update? 56

ストーリー by hylom
もう次のアップデートの話が 部門より
headless曰く、

Microsoftが3月~4月に提供開始するとみられるWindows 10の次期大型アップデート(コードネーム: Redstone 4/RS4)について、名称が「Spring Creators Update(春のCreators Update)」になるのではないかと報じられている(NeowinSoftpediaOn MSFT)。

この話の根拠となっているのは、RS4に向けてMicrosoftが現在実施しているBug Bashのクエスト「Try Windows Defender Application Guard for Edge」だ。このクエストでは、Hyper-Vを使用した保護機能をWindows 10 Professional/Enterpriseの「our Spring Creators Update」で拡大した、という説明が表示されていたらしい。ただし、該当部分はその後「our RS4 update」に修正されている。昨年4月に提供が始まった「Creators Update」も「春のCreators Update」なので非常に紛らわしいが、実際にはどうなるだろうか。

今回のBug BashではWindows 10 Home/Pro/Enterpriseを「Windows 10 Sモード」で実行するというクエストも見つかっている。実際には必要なコマンドスクリプトが存在せず、クエストを完了することはできなかったとのことだが、その後ThrottがWindows 10 S SKUは廃止となり、「Sモード」として提供されることになると報じている。

なお、Throttの別記事では、OEMパートナー向けのWindows 10で5つのSKU「Entry」「Value」「Core」「Core+」「Advanced」が4月以降提供されるとも報じている。使用可能なSKUはCPUのグレードおよびRAM/ストレージ容量、画面サイズによって決まり、価格は25ドル(Entry)~101ドル(Advanced)になるという。さらに、MicrosoftはOEMパートナーに対し、Microsoft Edgeを既定のブラウザーにすることやLinkedIn UWPアプリやOfficeのプリインストール、Win32アプリの数を制限することを求めていくとのことだ。

追記(by headless): クエスト「Try Windows Defender Application Guard for Edge」が日本語化されて「Edge 用 Windows Defender Application Guard を試す」となり、「Spring Creators Update」の表記が復活した。英語版は「RS4 update」のままになっており、日本語版は修正前のバージョンを翻訳したものとみられる。

13518984 story
統計

1月のデスクトップOSシェア、StatCounterでWindows 10が初の1位に 33

ストーリー by headless
初物 部門より
StatCounterの1月分Windowsバージョン別シェアデータによると、Windows 10がWindows 7を上回り、初めてデスクトップOSシェア1位となっている。

Windows 10のシェアは前月から1.09ポイント増の42.78%、Windows 7は0.03ポイント減の41.86%となり、Windows 10が0.92ポイント上回った。Windows 7のシェアはほとんど減っていないが、Windows 8.1(0.44ポイント減、8.72%)とWindows XP(0.24ポイント減、3.36%)、Windows 8(0.42ポイント減、2.44%)の減少分をほぼWindows 10が吸収したようだ。日単位のデータでは週末にWindows 10が増加し、Windows 7が減少する傾向は変わっていない。ただし、年末年始には変動が小さくなり、1月の後半には平日にもWindows 10がWindows 7を上回る日が多くなっている。

地域別にみると、南米でWindows 10がWindows 7に1.13ポイント差まで迫っている。アフリカではWindows 10が1位になる国も増えているが、全域ではWindows 7が50%を占めており、Windows 10のシェアは30.8%にとどまる。日本ではWindows 10が初めて50%を超えた。デスクトップOS全体ではWindowsが前月と変わらず82.68%。Windows 10のシェアをデスクトップOS全体に換算すると35.37%、Windows 7は34.61%となる。このほか、OS Xが12.80%(0.26ポイント減)、Linuxが1.43%(0.11ポイント減)、Chrome OSが0.90%(0.01ポイント減)となっており、減少分はUnknownに吸収されている。
13514201 story
Java

Java 6u171と7u161からJava Pluginなどが削除 73

ストーリー by hylom
さようなら 部門より

Java 6および7のアップデートで、Webブラウザ向けのJavaプラグインなどが削除され利用できなくなったという(「黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition」ブログ)。

Oracleは2015年、JDK 9のリリースに合わせてJavaブラウザプラグインを非推奨にすると発表していた(2016年のInfoQ記事Java.comの「JDK 9およびJavaプラグイン」記事)。ただ、2017年9月のJDK 9リリース時にはまだJavaプラグインや関連APIは利用可能で、またJava 9のランタイムではJavaプラグインはまだ利用できるものの、非推奨である旨が表示されるという状況であった(Qiita)。

13513963 story
Windows

Windows 10 MobileのInsider Previewビルドはもう提供されない 8

ストーリー by hylom
終了 部門より
headless曰く、

昨年から終了が噂されていたWindows 10 Mobile向けのInsider Programだが、明確なアナウンスがないまま終了していたようだ(Windows CentralOn MSFTNeowinWindowsBlogItalia)。

MicrosoftのJoe Belfiore氏は昨年10月、今後Windows 10 Mobileに新機能が追加されることはないと明言している。これに関連した質問に対し、Insider ProgramチームのBrandon LeBlanc氏は「モバイルビルドの提供を続ける計画がある」、Jason Howard氏は「モバイル向けのInsider Programは継続する」と回答していた。しかし、モバイル版のInsider Previewビルドは昨年10月のビルド15254.1以降出ておらず、新しいビルドが一般ユーザー向けにリリースされる一方でInsider Program参加者には提供されていなかった。

今回モバイル向けInsider Previewビルド提供終了という話のきっかけとなったのは、PC版Windows 10 Insider Preview ビルド17083の提供開始を知らせるDona Sarkar氏のツイートだ。このツイートにモバイル版はどうなっているのかを尋ねるコメントが付き、LeBlanc氏がモバイル版は来ないと回答する。ここまでは今回新しいモバイル版ビルドの提供はないという話にもみえる。しかし、前出のLeBlanc氏とHoward氏のツイートを引用したWindowsBlogItaliaのAlexandre Milli氏の返信に対し、Howard氏が「計画は変わる」と回答したため、モバイル版Insider Previewビルドの提供は今後一切行われないと受け取られる結果となった。

Microsoftでは新たなモバイルデバイス「Andromeda」にWindows 10 Mobileとは別エディションのOSを採用するとみられており、Windows SDK Insider Previewではモバイルエディションの定義が削除されている。そのため、モバイル版Insider Previewビルドの提供終了は驚くべきことでもないが、Insider Program参加者へ状況を明確に伝えないことに対する批判のツイートもみられる。

13508577 story
プログラミング

「技術同人誌」に興味ある? 38

ストーリー by hylom
ブログに書くのもある意味同人のようなもので 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

最近、技術者が知識を同人誌としてまとめ、即売会で頒布するという流れができつつある。元々はコミケなどでも「知る人ぞ知る」マイナージャンルであったのだが、専門の即売会である技術書典の開催だけでなく、Developers Summit(デブサミ)のような開発者カンファレンスで同人誌のスペースが設けられたりしている。

一方、同人誌の文脈から来た人と、勉強会やカンファレンスの文脈から来た人の視点の相違も気になるところ。皆さんは、同人誌という形の技術書について、どう捉えられているだろうか。

13507965 story
教育

ティム・クック曰く、自分の甥にはソーシャルネットワークを使わせたくない 30

ストーリー by headless
保護 部門より
英イングランド・エセックスのハーロウ大学を訪れたApple CEOのティム・クック氏が、自分の甥にはソーシャルネットワークを使わせたくないと学生たちに語ったそうだ(The Guardianの記事Mac Rumorsの記事VentureBeatの記事)。

クック氏の訪問は、Swift言語を使用するAppleのモバイルアプリ開発カリキュラム「Everyone Can Code」の導入を記念したものだ。クック氏によれば、常にテクノロジーを使用するのが成功の道だなどとは思っておらず、テクノロジーを使いすぎるべきではないとのこと。コンピューターを使用するグラフィックデザインのような授業でもテクノロジーに支配されるべきではないとし、文学の授業でテクノロジーを多用する必要はないとも述べている。クック氏に子供はいないが、甥にはいくらかの制約を課しているとしたうえで、ソーシャルネットワークを使わせたくはないと述べたとのこと。

Appleは1月上旬、子供たちのiPhone依存を防ぐよう有力投資家から要請され、今後のiOSで保護者による制限機能を強化することを約束している。
13507821 story
Ubuntu

Canonical、Ubuntu 18.04 LTSでは現行版のNautilusを使用する計画 39

ストーリー by headless
維持 部門より
GNOME 3.28でFile (Nautilus)からデスクトップアイコン表示機能を削除する計画が明らかになったことを受け、CanonicalはUbuntu 18.04 LTSで現行版のNautilus 3.26を使い続けることにしたそうだ(Softpediaの記事Ubuntu Community HubのスレッドIRCログ)。

GNOME 3.28は3月14日のリリースに向けて開発が続けられているが、Nautilusからデスクトップアイコン表示機能を削除し、GNOME Shell側に移動する計画が年末発表された。デスクトップアイコン表示にはGNOME拡張を使用する方法が提案されており、ごく初期の段階のプロトタイプが公開されている。

しかし、プロトタイプは数多くの機能が不足している。4月26日リリース予定のUbuntu 18.04 LTS (Bionic Beaver)はフィーチャーフリーズを1月半ほど先に控えており、Ubuntu Desktopチームでは自前で用意するにしても間に合わないと判断したようだ。そのためNautilus 3.26を使いつつ、3.28以降への対応を進めるとのこと。
13505891 story
プログラミング

JavaScriptで「(a ==1 && a== 2 && a==3)」の結果を真にする手法が議論される 60

ストーリー by hylom
JavaScriptに不可能はない 部門より

JavaScriptで「(a ==1 && a== 2 && a==3)」という式の結果を真にするにはどうすればいいのか、StackOverflowで議論されている。

「aは1でもあり2でもあり3でもある」という状況は一見矛盾しているが、たとえばaをオブジェクトとし、文字列として評価されるごとに異なる結果を返すようにすれば簡単に実現できる。また、ホワイトスペースではなく文字として認識されるハングルの半角スペースを使って同じように見えるが実際は異なる3つの変数を定義するもの、getterを利用するものなど、さまざまな方法が提案されている。

13500075 story
Android

Android NougatのシェアがLollipopを超える 24

ストーリー by hylom
順調な移行 部門より
headless曰く、

GoogleがAndroid Developersサイトで公開しているAndroidプラットフォームバージョンごとのデータによると、Android 7.0/7.1 NougatのシェアがAndroid 5.0/5.1 Lollipopを上回り、2番目に多く使われているメジャーバージョンになっている。

今回のデータはGoogle Playアプリが1月8日までの7日間に収集したもので、0.1%未満のバージョンは除外されている。Android 7.0のシェアは1.8ポイント増の21.1%、Android 7.1は1.2ポイント増の5.2%で、Nougat合計では3ポイント増の26.3%となった。一方、Android 5.0は0.4ポイント減の5.7%、Android 5.1は0.8ポイント減の19.4%で、Lollipop合計では1.2ポイント減の25.1%となっている。Android 7.0(API 24)はAndroid 5.1(API 22)を上回り、APIバージョン別でも2番目に多く使われているバージョンとなった。Android 6.0 Marshmallowは1.1ポイント減の28.6%となっており、来月にもNougatが上回る可能性が出てきた。

このほかのバージョンで増加したのはAndroid 8.0/8.1 Oreoのみ。Android 8.0は変動なしの0.5%だが、初登場のAndroid 8.1が0.2%を獲得し、Oreo合計では0.2ポイント増の0.7%となった。Android 4.4 KitKatは0.6ポイント減の12.8%、Android 4.1.x~4.3 Jelly Beanは0.3ポイント減の5.6%。Android 4.0.x Ice Cream SandwichとAndroid 2.3.x Gingerbreadは変動なしで、それぞれ0.5%と0.4%となっている。

昨年1月と比較すると、最も減少幅が大きかったのはKitKat(9.8ポイント減)で、Lollipop(8.3ポイント減)、Jelly Bean(6.0ポイント減)が続く。Marshmallowは4月に初めて前月から減少したものの、6月まで横ばいが続いて7月8月には再び増加していた。その後は減少が続き、最終的には1.0ポイント減となった。一方、増加したのはNougat(26.3ポイント増)とOreo(0.7ポイント増)のみとなっている。

13497075 story
統計

12月のデスクトップOSシェア、Windows 10がWindows 7に肉薄 43

ストーリー by headless
薄肉 部門より
StatCounterの2017年12月分Windowsバージョンシェアデータによると、Windows 10がWindows 7に肉薄したものの、わずかに及ばなかったようだ。

Windows 10のシェアは0.33ポイント増の41.69%。Windows 7は0.62ポイント減の41.89%で、0.2ポイント差で1位を維持した。地図でみるとWindows 10が1位の国は南米やアフリカ南部で増加しているようだ。週単位では11月の終わりにWindows 10がいったんWindows 7を上回ったものの、その後は再びWindows 7が1位となっていた。12月の最終週にWindows 10が1位となったが、Windows 7との差は0.03ポイントとわずかだ。日単位ではクリスマス前後からWindows 10の土日のピークが小さくなる一方、平日のWindows 7とWindows 10の差も小さくなっている。

デスクトップOS全体でみると、Windowsのシェアは0.06ポイント減の82.68%。Windows 7のシェアをデスクトップOS全体に換算すると34.63%、Windows 10は34.47%となる。このほか、Mac OSは13.06%(0.17ポイント減)、Linuxは1.54%(0.03ポイント減)、Chrome OSは0.91%(0.07ポイント減)であり、減少分はUnknown(1.8%)が吸収している。年間ではデスクトップOS全体に占めるWindows 7のシェアが5.42ポイント減、Windows 10は6.75ポイント増となる。
13495947 story
GNU is Not Unix

GnuPG2のフォーク「NeoPG」、開発中 54

ストーリー by hylom
刷新となるか 部門より
osdn曰く、

PGPやGnuPGには近年いくらかの批判もありますが、開発は情熱的に続いています(過去記事:PGPの32ビット鍵IDが問題に、Linus Torvalds氏などの偽造鍵も確認されるPGPは有害無益?)。

とはいえ、GnuPGは20年以上の開発によって内部構造が複雑になりすぎています。これに伴う種々の問題に取り組むため、NeoPGという新たなプロジェクトが発足しています。

スライドによると、GnuPGは49万行のコードから成り、400近くのコマンドラインオプション、2種類のOpenPGPパーザ、自前のHTTPクライアントやDNSリゾルバ関連コードを持つ、重厚長大なプロジェクトです。NeoPGでは、できるだけレガシーコードを減らし、外部ライブラリを積極的に利用することで、開発を容易にするつもりです。スライドの時点で、すでに行数はほぼ半減し、コマンドラインオプションも120ほど減っているそうです。

ブログでは、そのほかにもautoconfではなくCMakeCPPマクロではなくC++テンプレート数多くの小さなバイナリではなく単一バイナリ長生きするデーモンではなく、すぐ終了するヘルパープロセスといった劇的な設計変更の理由について説明しています。(このうちの一部はUNIX哲学からの逸脱と見られかねないことも理解したうえで、使い勝手や開発/メンテナンスのコスト、コンピュータ性能の発達などを考慮した結果とのことです。)

ライセンスについても、GitHubのREADME.mdによれば「今のところGPLやLGPLなど様々なライセンスのコードを含んでいるが、新規コードはSimplified BSDライセンスに限っている」という書き方からして、GPLからの脱却を目指しているようです。

全体的に、ここ10年程度のトレンドを慎重に取捨選択して、そつなくリファクタリングしているように見えますが、皆さまはどう評価されるでしょうか。

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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

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