Windows 10バージョン1709、オプション機能でOpenSSHベータ版が利用可能になっていた 50
発見 部門より
オプションとして用意されているのはクライアントの「OpenSSH Client (Beta)」とサーバーの「OpenSSH Server (Beta)」で、「設定」アプリの「アプリ→アプリと機能→オプション機能の管理→機能の追加」から追加できる。追加後はコマンドプロンプトやWindows PowerShellなどのコマンドシェル上で実行可能だ。ただし、実行ファイルのインストールパス(%SystemRoot%\System32\OpenSSH)がシステムのPath環境変数に指定されているため、管理者権限でコマンドシェルを起動するか、パスを指定する必要がある。
Microsoftでは2015年6月にSSHのサポート計画を発表し、同年10月にWindows版のOpenSSHをGitHubで公開した。この際、2016年前半にリリースする計画を明らかにしていたが、その後の進捗状況については発表されていなかった。今回、STHが発見したことで各メディアに取り上げられているが、コマンドヘルプ以上の公式な情報は特に出ていない。