パスワードを忘れた? アカウント作成
13360532 story
インターネット

Flashはオープンソース化されるべきか 175

ストーリー by headless
遺産 部門より
先日Adobeが終息計画を発表したFlash Playerだが、オープンソース化を求める請願運動がGitHubで持ち上がっている(open-source-flashInfoWorldの記事)。

請願運動のリポジトリを作成したのはWeb開発者のJuha Lindstedt(pakastin)氏。Lindstedt氏はFlash Playerの配布や更新をAdobeが終了することに異存はないとする一方、Flashはインターネットの歴史で重要なものの一つであり、Flashがなくなれば将来の世代は過去のコンテンツにアクセスする手段がなくなってしまうと主張する。

Flashを保存する試みは既にいくつかのプロジェクトで行われているが、Flash自体がクローズドソースであるため完成には至っていないという。Flashの仕様をオープンソース化することで、過去のFlashコンテンツが生き続けるだけでなく、swf/flaをHTML5などに変換するソフトウェアやスタンドアロンのプレイヤーといったものが作られる可能性もある。単にFlashを現状のまま保存すべきだ、という話ではないとのこと。

請願運動の結果はAdobeに送られる。署名するには、このリポジトリに星を付ければいい。ライセンスの関係で公開できない部分に関しては何を削除したのか明記してもらえれば、除外するか代替のオープンソースで置き換えが可能だとも述べている。スラドの皆さんはどう思われるだろうか。
13360527 story
ゲーム

MAMEプロジェクト、アーケードゲームのチップを開封してプロテクトを回避 34

ストーリー by headless
開封 部門より
MAMEプロジェクトではアーケードゲームのROMダンプを使用しているが、プロテクトにより正確な読み取りが不可能な場合、パッケージを開封(decap)してマスクROMのダイ表面から直接ビットを読み取るといった作業も行っているそうだ(Ars Technicaの記事)。

作業では初めにパッケージを硝酸で溶かしてアセトンで洗浄する。この工程を繰り返してダイが露出したら、100倍以上の拡大写真を撮影して読み取りに使用するといったものだ。ただし、作業には時間がかかる上、高価な機材が必要であり、危険も伴う。そのため、以前は寄付を募って写真撮影までの工程を外部に委託していたそうだ。この試みは着実に成果を上げていたが、2015年に委託先の人物が希少なチップを持ったまま行方をくらましてしまい、いったん中断することになる。

この作業は現在、CAPS0ff プロジェクトが担当しており、資金調達からチップの入手・開封、読み取りまで行っている。データの読み取りには画像認識を使用しているが、最近開封したチップの中に画像認識がうまくいかないものがあり、分割したダイの拡大写真から目視でデータを読み取るという作業をクラウドソーシングで実施したとのこと。また、EPROMのプロテクトを無効化して読み取るといった作業も行っているようだ。
13358542 story
Windows

Microsoft、Windows 10のサービスモデル変更を発表 127

ストーリー by headless
変更 部門より
Microsoftは27日、現在Current Branch(CB)とCurrent Branch for Business(CBB)として提供されているWindows 10のサービスモデルを「Semi-Annual Channel」に置き換えることを発表した(Windows for IT Prosの記事Windows Experience Blogの記事On MSFTの記事Neowinの記事)。

現在、個人ユーザー向けのCBは最新バージョンのみ、企業ユーザー向けのCBBは直近の2バージョンがサービスの対象となっている。Semi-Annual Channelは年2回の機能アップデート提供に合わせたもので、サービス期間はリリース日から18か月間となる。

また、Long-Term Servicing Branch(LTSB)は「Long-Term Servicing Channel」に置き換えられる。こちらはPOSや工業機器、医療機器のコントロールといった特殊用途向けに提供されるもので、機能アップデートは2~3年に1回、各リリースは10年間のサポートが提供される。

Semi-Annual Channel、Long-Term Servicing ChannelともにWindows Server向けのリリースモデルとして6月に発表されたものと同様だ。Windows 10とOffice ProPlusでも用語を統一することでサービスプロセスをわかりやすくすることが狙いのようだ。

Semi-Annual Channelではコンシューマーデバイスの一部に限定して提供をはじめ、テレメトリーデータをもとに提供範囲を広げていく。Microsoftでは、企業に対しても同様に一部のデバイスでテストを行い、動作確認後に幅広い展開を行うことを推奨している。

これまで限定的に提供されていたWindows 10 Creators Update(バージョン1703)は幅広い提供の準備が整ったとして、互換性のあるすべてのデバイスにWindows Update経由での提供が開始されている。これに伴い、ボリュームライセンスサービスセンター(VLSC)などでも7月の累積的更新プログラムを適用したバージョン1703のパッケージやISOイメージの提供を開始したとのこと。

なお、2015年11月にリリースされたWindows 10 1511は10月10日でサービスが終了する。
13357666 story
Windows

Windows Insider Program、Fall Creators Updateを飛ばして次の開発ビルドを受け取る新オプションが追加される 19

ストーリー by headless
次々 部門より
Microsoftは25日、Windows Insider ProgramでWindows 10 Fall Creators Updateのリリースビルドをスキップし、開発ブランチのビルドを引き続き受け取るオプション「Skip Ahead」を「ファースト」リングに追加した(該当記事、要フィードバックHubOn MSFTの記事BetaNewsの記事Windows Centralの記事)。

MicrosoftではFall Creators Updateのリリースに向け、リリースブランチ「RS3_RELEASE」をフォークする一方、開発ブランチ「RS_PRERELEASE」ではその次のリリースに向けた作業を開始しているという。

今回追加されたのは「設定」アプリの「更新とセキュリティ→Windows Insider Program」の「どのようなコンテンツの受け取りを希望されますか?」というオプションだ。デフォルトの「次のバージョンのWindows」は従来通りの動作で、今後はFall Creators Updateの一般リリースまでRS3_RELEASEビルドの提供が行われる。現在停止しているWindows 10標準アプリの更新もFall Creators Updateの一般リリース後に再開される。

一方、「Skip ahead to the next Windows release」を選択すると、引き続きRS_PRERELEASEのブランチのビルドが提供されることになる。Windows 10標準アプリもストアで更新が提供される。こちらはファーストリング限定であり、選択すると自動でファーストリングに切り替えられる。ただし、ファーストリングのユーザーはFall Creators Updateのリリースに向けたフィードバックで重要な役割を果たすため、このオプションを選択できるユーザー数には制限が設けられるとのこと。
13356375 story
Android

Android O Developer Preview 4に「Octopus」が出現 18

ストーリー by hylom
イカブームに対抗か 部門より
headless曰く、

Googleは24日、Android O Developer Preview 4(DP4)の提供を開始した(Android Developers BlogVentureBeatThe VergeNeowin)。

DP4はAndroid Oのリリース候補ビルドであり、正式リリースを前に開発者が十分なテストを行うために提供されるものだ。数多くのバグ修正や最適化が行われ、システムの挙動はファイナル版と同等になっているようだ。APIはDP3でファイナル版のAPI 26となっており、API 26をターゲットにしたアプリをGoogle Playで公開することも可能となっているが、DP4とともに安定版のAndroid 26.0.0 Support Libraryの提供の提供も開始された。また、SDKやツール、エミュレーター用のシステムイメージなども数日中に公開されるとのこと。

なお、DP4では「設定→端末情報」でAndroidバージョンを連打すると表示されるイースターエッグに、タコ(Octopus)が表示されるそうだ。昨年のAndroid 7.0 Nougatでは名前募集も行われたが、Android Oの名前については特に何も行われず、「Oreo」が有力視されている。ただし、Android Oのバージョンは「8」であり、Octopusとは妙に符合する。なお、GoogleではAndroidの名前が甘い食べ物に限らないとしばしば示唆するものの、甘くない食べ物が選ばれたことはない。Android N DP4では「NAMEY McNAMEFACE」と表示されていたため、Octopusも単なる遊びの可能性もあるが、どうなるだろうか。

13350624 story
Firefox

Firefox 55/56では極端に多くのタブを開いた状態でも高速な起動が可能に 58

ストーリー by hylom
そういう使い方の人もいるだろうなぁ 部門より
headless曰く、

Firefox 55と56では極端に多くのタブを開いた状態での起動時間が大幅に短縮されるそうだ。1,691個のタブを開いているというMozillaの開発者、Dietrich Ayala氏がテスト結果を公開している(The New Firefox and Ridiculous Numbers of TabsOn MSFT)。

ここまで多くのタブを開いている理由は説明が難しいようだが、最近ではFirefoxを起動するのに数分を要していたという。テストではFirefox 20、30、40、50~56を使い、Wi-FiをオフにしたMacBookでページ読み込みエラーが表示されるまでの時間を測定している。Firefox 10も試してみたが、永遠に起動しなかったのでやめたそうだ。

起動時間はFirefox 20で1分半ほどだったのが、以降のバージョンでは分単位で長くなっていき、Firefox 51では8分近くかかっていたようだ。Firefox 52~54では改善されているが、それでも4~5分を要している。これに対し、Firefox 55では15秒で起動したとのこと。結果は棒グラフのみで具体的な数字は記載されていないが、Firefox 56の起動時間も同程度となっている。

また、起動から1分後のメモリー使用量はFirefox 20で1GB強だが、Firefox 30~54では2GB前後まで増加している。しかし、Firefox 55/56では500MB以下まで減少したそうだ。この時点で実際のWebページは読み込まれていないが、1.5GBの差は大きい。

この改善は数多くのタブを開いている場合の起動時間とメモリー使用量を減少させるため、4年前から検討されていたBug 906076の成果だという。Project Quantumのサブプロジェクト、Quantum Flowでも重要な成果として取り上げられている。

なお、2012年にWin64 Firefoxのナイトリービルド停止が決定した際、強い反対にあって継続することになったが、このときに数千のタブを開くためにWin64ナイトリービルドを利用するユーザーの存在が重要な理由として挙げられていた。

13349018 story
プログラミング

IEEE Spectrumの人気プログラミング言語ランキングでPythonが1位に 61

ストーリー by headless
人気 部門より
IEEE Spectrumの人気プログラミング言語ランキング「The Top Programming Languages 2017」で、昨年3位だったPythonが1位に上昇している(IEEE Spectrumの記事Neowinの記事The Registerの記事)。

昨年1位のCと2位のJavaはそれぞれ1ランクずつ下げて2位と3位になっている。1位~8位でSpectrum Rankingスコアが減少したのはC(-0.3点)とPHP(-1.3点)のみであり、減少幅も小さい。順位では5位のC#と6位のR、7位のJavaScriptと8位のPHPがそれぞれ入れ替わっているが、4位のC++は昨年と変わらず、上位の変動は少ない。9位のGoは昨年の10位から1ランク上昇(+4.3点)、初のトップ10入りを果たした10位のSwiftは4ランク上昇(+7.4点)している。一方、昨年9位だったRubyは3ランク下降(-1.9点)して12位となった。

このほか、スコアを大きく伸ばしているのは17位のShell(+13.1点、2ランク上昇)、21位のRust(+9.9点、5ランク上昇)、38位のABAP(+9.6点、4ランク上昇)、32位のProlog(+7.7点、5ランク上昇)。逆にスコアの減少幅が大きいのは47位のLadder Logic(-25.7点、12ランク下降)、26位のObjective-C(-7.2点、6ランク下降)、34位のLisp(-3.2点、4ランク下降)などとなっている。
13348058 story
ソフトウェア

AvastがPiriformを買収 20

ストーリー by headless
買収 部門より
Avast Softwareは19日、CCleanerなどのユーティリティーを開発するPiriformの買収を発表した(AvastのプレスリリースPiriformのブログ記事VentureBeatの記事BetaNewsの記事)。

CCleanerは不要なレジストリ項目や不要ファイルを削除することでWindowsを高速化するユーティリティー。その効果についてMicrosoftからは否定的な意見も出ているが、ユーザー数は1億人を超えているそうだ。Mac版Android版も提供されており、Android版のユーザーは1,500万人にのぼるという。

AvastはAvast Cleanupのほか、昨年買収したAVGAVG TuneUpなどの最適化ユーティリティーを提供しているが、CCleanerブランドは別途維持し、継続してサポートしていく。CCleanerが加わることで、パフォーマンスを求めるより広いユーザー層に到達できると期待しているようだ。なお、Piriformが提供しているDefragglerRecuvaなど、CCleaner以外のユーティリティーについては言及されていない。
13347221 story
ゲーム

画像認識を使ってスマホゲームの「ガチャ」をテストするツール 53

ストーリー by hylom
力業 部門より
insiderman 曰く、

スマートフォン向けゲームでの「ガチャ」におけるアイテム排出確率はたびたび問題となる。昨今では自主規制なども進み、排出割合の表示が行われているが、設定ミスなどによって表示と実際の排出傾向が異なるトラブルが発生することも考えられる。こういった問題を見つけるため、アプリを自動操作してガチャを引かせ、さらにその結果を画像認識処理で認識し、プレイヤーから見た実際の排出率を測定できるというツールが開発されたそうだ(GameIndustry.biz)。

また、同様の技術を使って、ゲーム画面の画像とシナリオが意図したとおりに出力されているかをチェックするツールも開発されているという。

13346172 story
プログラミング

C++17では非推奨だったbool型に対するインクリメント演算子の利用が不可能に 65

ストーリー by hylom
そもそもの挙動が分かりにくい感じ 部門より

C++言語の新標準規格である「C++17」では、bool型に対する++演算子が利用できなくなるそうだ(cpprefjp - C++日本語リファレンス)。今まではbool型の変数に対し++演算子を適用すると、その変数の値をtrueにするという仕様となっていた。

なお、C言語にはbool型が存在しないため、int型をbool型の代用として使用することが良くあった。この場合、C++の仕様と同様に++演算子を適用するとその値は必ず1以上、つまりtrueになるように見える。しかし、変数の値がint型に格納できる最大値(たとばintが8ビットの場合255)になっていた場合、++演算子を適用するとオーバーフローが発生してその値は0、つまりfalseになってしまうという問題があった。

cpprefjp - C++日本語リファレンスによると、放射線療法機器「セラック25」ではこのバグが原因で死者を出す事故が発生していたという。

13344943 story
プログラミング

C言語は滅びるべきか 215

ストーリー by hylom
適材適所 部門より

ソフトウェアエンジニア/作家/ジャーナリストのJon Evans氏によると、「C言語は滅びるべき」だそうだ(TechCrunch。なお、この記事のタイトルは「C/C++に死を」だが、原文タイトルにはC++は含まれていない)。

C言語はさまざまなソフトウェアの開発に使われており、必要不可欠なものとなっているが、いっぽうで原始的なメモリ管理機能しか備えておらず、それが脆弱性や不具合を生む原因となっているという。氏は代替としてRust言語を勧めており、特にパーサーや入力ハンドラなどの部分から、徐々にCのコードをRustに入れ替えていくべきであると主張している。

13341701 story
Windows

Windows Server初のInsider Previewビルドが提供開始 21

ストーリー by headless
提供 部門より
Microsoftは13日、Windows Server初のInsider Preview版となるビルド16237の提供を開始した(Windows Experience Blogの記事)。

ビルド16237はISOイメージとシンボルがダウンロードページで提供されており、Windows Insider Program for BusinessまたはWindows Insider Programに登録したアカウントでログインすればダウンロードできる。コンテナーイメージはDocker Hubで提供される。ビルド16237の使用期限は2017年12月4日まで。プロダクトキーはWindows Experience Blogの記事に掲載されており、プリリリースサイクルを通じて使用できるとのこと。

なお、Windows Insider Program for Buinessの登録にはAzure Active Directory(AAD)アカウントを使用するのだが、ダウンロードページではAADアカウントでのアクセスに一時的な問題が発生しているという。そのため、問題が解決するまではMicrosoftアカウントでWindows Insider Programに登録してアクセスする必要がある。

また、13日にはWindows 10 Insider Preview ビルド16241およびWindows 10 Mobile Insider Preview ビルド15230がファーストリング向けに提供開始されている。本ビルドではWindows 10 Fall Creators Updateで2回目のBug Bashも実施中だ(Windows Experience Blogの記事[2])。
13341658 story
iOS

Apple、iOSの広告ブロックはSafari用のものだけを認める方針か 36

ストーリー by headless
方針 部門より
AppleがiOSの広告ブロックアプリについて、Safari用のものだけを認める方針に転換したと報じられている(9to5Macの記事Mac Rumorsの記事)。

iOS 9以降ではSafariの拡張機能として広告ブロック機能を提供できるようになっているが、VPN/ルート証明書を使用してSafari以外のアプリで広告ブロックを提供するアプリもApp Storeで入手可能だ。こういったアプリを開発するFutureMindがアプリを更新しようとしたところ、App Storeのレビューで却下されたという。Appleは2015年に独自のルート証明書をインストールする広告ブロックアプリをApp Storeから削除しているが、これとは別の理由のようだ。

FutureMindによれば、Appleは今後Safariのコンテンツブロック機能を使用する広告ブロックのみを許可し、VPN/ルート証明書による広告ブロックは許可しないと言われたそうだ。さらに、FutureMindのアプリはApp Store審査ガイドラインの4.2に違反するとも指摘されたとのこと。

ガイドライン4.2はアプリの最低限の機能を規定するものだ。4.2.1では「用途に合ったAPIおよびフレームワークを使用し、アプリケーションの説明に記載」することを求めており、広告ブロックがVPN/ルート証明書の用途に合わないと判断されたものとみられている。

これについてAppleは、ガイドラインを変更したわけではないと9to5Macに説明。App Storeでは他のアプリの機能を妨げるアプリをこれまでも認めておらず、サードパーティーアプリの広告をブロックするアプリは削除するという。さらに、Appleは開発者が収入を得る手段の一つとして、広告を支持しているとも述べたとのことだ。
13335074 story
データベース

予約無断キャンセル者の電話番号を集める「予約キャンセルデータベース」が登場 154

ストーリー by hylom
議論になるポイントは多い 部門より

昨今では飲食店などの予約キャンセルが大きな問題となっている(週刊現代ハフィントンポスト)。そんななか、予約キャンセルを行った顧客の電話番号を共有するという「予約キャンセルデータベース」というサイトが登場した(ITmedia)。

このサイトは個人が立ち上げたサービスで、電話番号を入力するとその電話番号がデータベース内に登録されているかどうかを確認できる。電話番号についてはハッシュ化された状態で保存されているため、生の電話番号が漏れる可能性はないという。また、第三者の電話番号を無断で登録できる点がプライバシ的に問題にならないかどうかは議論になっているようだ。

13333031 story
統計

Android 7.0 Nougatのシェアが10%を超える 21

ストーリー by headless
一割 部門より
GoogleがAndroid Developersサイトで公開しているAndroidプラットフォームバージョンごとのデータによれば、Android 7.0 Nougatのシェアが10%を超えたようだ。

今回のデータは7月6日までの7日間にPlayストアアプリが収集したもので、0.1%未満のバージョンは除外されている。通常、このデータは毎月第1月曜日までの7日分だが、今月は第1木曜日までの7日分となっている。

Android 7.0 Nougatのシェアは1.7ポイント増の10.6%。Android 7.1 Nougatも0.3ポイント増の0.9%となっており、Nougat合計では2.0ポイント増の11.5%となった。Android 6.0 Marshmallowは4月に初の減少に転じ、以降はシェアの変動がない状態が続いていたが、今回は0.6ポイント増加して31.8%となっている。Android 5.1 Lollipopは0.3ポイント減の22.3%、Android 5.0 Lollipopは0.4ポイント減の7.8%。Lollipop全体では0.7ポイント減の30.1%となり、30%を割り込むのも目前とみられる。

このほかのバージョンはすべて減少しており、Android 4.4 KitKatは1.0ポイント減の17.1%、Android 4.1.x~4.3 Jelly Beanは0.7ポイント減の8.1%となっている。Android 4.0.x Ice Cream SandwichとAndroid 2.3.x Gingerbreadはいずれも0.1ポイント減で0.7%となった。

昨年8月22日に提供が始まったNougatは10%を超えるのに10か月を要したが、Lollipopは7か月Marshmallowは9か月で10%を超えており、提供開始10か月後のLollipopは20%を超えていた。次期Android「O」来月にも提供が始まるとみられているが、今後のシェアはどのように変動していくだろうか。
typodupeerror

あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

読み込み中...