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「じゃんけんゲーム」のロジックに対する意見の相違で兄弟げんか」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward

    まず、結果が同じではない。

    次男方式であれば、決めているのは「CPUが出す手」なので、「CPUの出す手に勝てる手と一致すれば何連勝でも可能」(確率は0%ではないという意味)

    長男方式の場合、「勝敗を決めている」ので、こちらが何を出そうが勝てない(永遠の連勝継続は不可能、確率的に0%)
    つまり長男のはイカサマ方式。

    • by Anonymous Coward
      別に兄方式でも勝てる乱数を引けば連勝できるのでは?
      10連初回半額でSSR引ける確率だって0じゃないんですよ。
      • by Anonymous Coward

        >別に兄方式でも勝てる乱数を引けば連勝できるのでは?
        ”永遠に”勝てる乱数ってのが兄方式では存在しません。

        長男方式で永遠に勝てる場合、それはすでに乱数ではない(勝ちになる数字しか永遠に出ないって事だから)。
        またはそもそも設定に「勝ちしかない」って実装になるので、「最初に勝ち、あいこ、負け」を決めるって仕様から外れます。

        >10連
        だからそれは試行回数が限定されてるでしょ。

        次男方式は”永遠に”勝てる可能性ってのは0%にはならないんです。(試行回数が増えれば0%に近づくが0に収束はしない)

        長男方式では、永遠に試行すれば、いつか必ず負けの乱数が出るので、”永遠の連勝”ってのは必ず0%なんです。

        • by Anonymous Coward on 2020年08月01日 0時50分 (#3862738)

          >いつか必ず負けの乱数が出るので

          これ、言い切って大丈夫かな? 実は、乱数の数学的な定義は存在しないんだけど、
          「あらゆる乱数列」は、「同じ値を無限に繰り返す数列」を含むと考えるべきかどうか?
          「乱数列」を、「あらゆる無限長の数列の集合の要素1つが無作為に選ばれたもの」と定義すると、
          「あらゆる無限長の数列」の集合は、ai = 0(i ≧ 1)という数列を余裕で含む分けで、
          この0しか出ない数列aiも、「あらゆる乱数列」の集合に含まれるんだから、乱数列の一種と言えそう。

          あともう一つ、この手の「無限回の試行」を考えるときは、
          無意識に無限を有限に貶めてしまうパターンに陥りがちなので注意が必要。

          この場合、
          ・何度でも繰り返す→ほら、何回やっても兄の方は無限には続かないでしょ

          ・何度でも繰り返す→ほら、弟の方は何回やっても最後まで勝ちきれる可能性があるでしょ
          を比べて結論を出してるんだけど、思考実験の「何回やっても」の部分を都合良く有限回数で打ち切ってるのが問題。

          「何回やっても」の部分をちゃんと無限回数確かめる思考実験をすると、
          ・何度でも繰り返す←終わらない←終わらないのでこの思考実験で結論を出すのは諦めざるをえない
          という結論が出る。

          いやいや、どれだけやっても変わらない試行を無限にやっても同じでしょ? と思い込みがちだけど、これは誤解
          例えば、「無限小数0.999999...がは1未満ではなくちょうど1である」っていう定番のネタがあるけど、このネタに違和感を覚えるのは、
          「無限に9を書き続けたら」の部分を途中で止めるイメージで考えてしまって、0.999...1という気がするから。

          雑に言うと、1-0.999... = 0.000....なわけだけど、
          ・0.999...と9をいくら書き続けても1にはならないから、0.999...1
          ・0.000...と0をいくら書き続けてもずっと0だから、0.000...=0、よって、0.999...=1-0.000...=1-0=1
          と、考え方によって結論が変わってしまう。いずれも「いくら書き続けても」と言いつつ、
          「途中で止めたらそうなるよね」という邪念に取り憑かれていて、議論として正しくない。
          後者のように「たまたま不正に途中で止めても正解が出る」考え方で考えている場合にだけ、結論は正解と合致する。

          正しくは、安易に「無限に○○を繰り返したら」と思考実験した時点でフリーズして、より慎重に議論しないといけない。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            次男方式の場合、永遠に繰り返しても、PCの出す手を決めている以上、常に「勝てる手」ってのが存在し続ける。
            長男方式の場合、負けを引いた時点で何を出しても勝てない。

            絶対に結果は一緒にはならない。

UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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