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> なお、平成29年度調査は、文部科学省が「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」を公表(平成30年3月30日)する以前の平成30年2月時点の取組状況等についてアンケートしたものです。
でその手引きがこちらhttp://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1403162.htm [mext.go.jp]
これはいいリンクだ(というか、元の記事にあって欲しいものだと思うのだが・・・)
で、「プログラミングなんか要らねぇ」という批判的なコメントが多いようですが、これを見ると、「プログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能習得は目的じゃねぇ!」と書いてあったりする。
狙いとしては、
小学校におけるプログラミング教育のねらいは、「小学校学習指導要領解説 総則編」においても述べていますが、非常に大まかに言えば、①「プログラミング的思考」を育むこと、②プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことができるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと、③各教科等での学びをより確実なものとすることの三つと言うことができます。
で、「プログラミング的思考」というのは、概ねアルゴリズムに近いことを言っているようで、その過程で他の各教科の知識を活かす(必要になる)ことも狙いになっていそうです。指導の考え方については、まっ先に「コンピュータを用いずに行う指導の考え方」というのが出てきてはいますが、コンピュータを活用しながら行う学習と関連させて実施するなどの工夫が望まれる、ということで、やっぱり実機の利用がベースにはあるようです。
・・・でも、この内容見ると、教師が教える能力を問われる部分もある(それについては、外部の力を借りろとか、そういう記載もある)のも課題だろうけど、もっとも困るのはこの内容じゃテストとかでは成績付けられない(つけるとしたら積極的に取り組んでるかとか行動を観察する部分くらいしかなさそう)ところじゃないかなぁ。
つまり、プログラミングという科目を追加するんじゃなくて、既存の科目をプログラミング的思考を応用して教える、理解させるという手法を取り入れるということなんだな。
プログラミング的思考を実践するにはやっぱ実機があった方が良い、というのはまあ当たり前の話だし、数学とかの特定の教科に絞ってないのは、わかる人が手をつけやすいように間口を広げておくという意図だろうか。今は情報不足のところでもノウハウたまっていけば、どこかがやったやり方をまねすればどうにかなるような気もするね。
>既存の科目をプログラミング的思考を応用して教える具体的にはどういうことなんや?特にプログラミング的思考っていうのはなんぞ?
>既存の科目をプログラミング的思考を応用して教える具体的にはどういうことなんや?
既存の科目をプログラミング的思考に応用することを教える、という方が近い気がする。
特にプログラミング的思考っていうのはなんぞ?
敢えて一言で言うなら、アルゴリズムを考える力、というところだろうか。
資料にはscratch(と思われるもの)で六角形を描画する事例が上げられている。scratchで六角形を描画するには、『一定の距離αを進んで右に60度曲がって、一定の距離αを進んで右に60度曲がって、一定の距離αを進んで右に60度曲がって、一定の距離αを進んで右に60度曲がって、一定の距離αを進んで右に60度曲がって、一定の距離αを進む』というパターン(ループを使わずベタ書き)と『「一定の距離αを進んで右に60度曲がる」を6回繰り返す』というパターン(ループを使って簡潔に記述)がある。
『「一定の距離」は6回とも同じでなければならない』『「60度曲がる」は六角形の外角の60度である』というのは算数で得る知識の応用である。『ベタ書きではなくループを使ったほうが簡潔に書ける』というのは(プログラムではなく)手順書にするにしても同様に簡潔になる(手順を伝達しやすい)ということへの気付きを与える。
楽譜はプログラム言語だよ。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
参考資料 (スコア:1)
> なお、平成29年度調査は、文部科学省が「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」を公表(平成30年3月30日)する以前の平成30年2月時点の取組状況等についてアンケートしたものです。
でその手引きがこちら
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1403162.htm [mext.go.jp]
Re:参考資料 (スコア:0)
でその手引きがこちら
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1403162.htm [mext.go.jp]
これはいいリンクだ(というか、元の記事にあって欲しいものだと思うのだが・・・)
で、「プログラミングなんか要らねぇ」という批判的なコメントが多いようですが、
これを見ると、「プログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能習得は目的じゃねぇ!」と書いてあったりする。
狙いとしては、
小学校におけるプログラミング教育のねらいは、「小学校学習指導要領解説 総則編」においても述べていますが、非常に大まかに言えば、①「プロ
グラミング的思考」を育むこと、②プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことがで
きるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと、③各教科
等での学びをより確実なものとすることの三つと言うことができます。
で、「プログラミング的思考」というのは、概ねアルゴリズムに近いことを言っているようで、その過程で他の各教科の知識を活かす(必要になる)ことも狙いになっていそうです。
指導の考え方については、まっ先に「コンピュータを用いずに行う指導の考え方」というのが出てきてはいますが、コンピュータを活用しながら行う学習と関連させて実施するなどの工夫が望まれる、ということで、やっぱり実機の利用がベースにはあるようです。
・・・でも、この内容見ると、教師が教える能力を問われる部分もある(それについては、外部の力を借りろとか、そういう記載もある)のも課題だろうけど、もっとも困るのはこの内容じゃテストとかでは成績付けられない(つけるとしたら積極的に取り組んでるかとか行動を観察する部分くらいしかなさそう)ところじゃないかなぁ。
Re:参考資料 (スコア:1)
つまり、プログラミングという科目を追加するんじゃなくて、既存の科目をプログラミング的思考を応用して教える、理解させるという手法を取り入れるということなんだな。
プログラミング的思考を実践するにはやっぱ実機があった方が良い、というのはまあ当たり前の話だし、数学とかの特定の教科に絞ってないのは、わかる人が手をつけやすいように間口を広げておくという意図だろうか。
今は情報不足のところでもノウハウたまっていけば、どこかがやったやり方をまねすればどうにかなるような気もするね。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
>既存の科目をプログラミング的思考を応用して教える
具体的にはどういうことなんや?
特にプログラミング的思考っていうのはなんぞ?
Re:参考資料 (スコア:1)
>既存の科目をプログラミング的思考を応用して教える
具体的にはどういうことなんや?
既存の科目をプログラミング的思考に応用することを教える、という方が近い気がする。
特にプログラミング的思考っていうのはなんぞ?
敢えて一言で言うなら、アルゴリズムを考える力、というところだろうか。
資料にはscratch(と思われるもの)で六角形を描画する事例が上げられている。
scratchで六角形を描画するには、
『一定の距離αを進んで右に60度曲がって、一定の距離αを進んで右に60度曲がって、一定の距離αを進んで右に60度曲がって、一定の距離αを進んで右に60度曲がって、一定の距離αを進んで右に60度曲がって、一定の距離αを進む』
というパターン(ループを使わずベタ書き)と
『「一定の距離αを進んで右に60度曲がる」を6回繰り返す』
というパターン(ループを使って簡潔に記述)がある。
『「一定の距離」は6回とも同じでなければならない』
『「60度曲がる」は六角形の外角の60度である』
というのは算数で得る知識の応用である。
『ベタ書きではなくループを使ったほうが簡潔に書ける』
というのは(プログラムではなく)手順書にするにしても同様に簡潔になる(手順を伝達しやすい)ということへの気付きを与える。
Re: (スコア:0)
楽譜はプログラム言語だよ。