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OpenWatcom 1.0リリース」記事へのコメント

  • Windows以前のDOSの頃の話ですが、C処理系といえばMicrosoft CとBorlandの Turbo Cが2強でした。
    Turbo CはTurbo Pascal (今のDelphi) の流れを汲んで、コンパイルが超早いのとIDEを備えていたことが特長。一方でコンパイル結果のオブジェクトの質はMS Cに劣りました。
    そこでWatcom Cですが、こいつはコンパイルが遅い代わりにオブジェクトはかなり良かったのです。
    そこで開発者は、開発中はTurbo Cを使い、最後に製品にするバイナリを作る時だけWatcom Cでコンパイルしたものでした。
    • by junnohta (10945) on 2003年02月09日 3時54分 (#254579)
      Whitesmith C, Computer Innovations C-86
      (後のOptimizing C-86), Lattice C, Aztec C,
      HI-TECH C(豪州産), Wizard C(Turbo Cの原型?)
      Mark Williams C(Coherent作ってたとこね),
      DataLight C, BDS-C(Leor Zormanのやつ),
      いっぱいあったなあ...。

      あ、Penguin Cってのもあったな。
      京大の医学部生が作ったんだっけ?

      Turbo Cは最初サザンパシフィックとマイクロ
      ソフトウェアアソシエイツ(MSA)の両方が
      日本語版を出してました。両方買ったけど
      サザンパシフィックは後に手を引きました。
      親コメント
      • 懐かしい。

        BDS-C:
        CP/M時代にBDS-CでCを(個人で)習い始めました。最初はstdio.hが無いくらいな非標準仕様でした。後期版でもlongやfloatは無いとか、ライブラリの互換がかなり低いとか制限はありましたが、たかだか32kBのRAMと2.5MHzのZ80、250kBのFDで一通りのことができたのはすばらしかった。コンパイルはメモリに展開するので、大きいサイズは不可能でしたが、そのかわりTurbo-Pascalもびっくりの超高速でした。

        入門用として、Tiny-Cというのがありましたが、インタプリタで、仕様も独特だったので導入したことはありません。

        Aztec-C:
        会社でFA機器の制御をPCでやることになり、PC-8801+CP/M3.0の環境で使う際に選んだのがこれ。floatもつかえ、ライブラリもそこそこ揃っていました。しかしライブラリにバグが結構あり、ソースがないのでリバースエンジニアリングして修正したり結構苦労しましたが、勉強にはなりました。

        あと、Digital ResearchもDR-Cを出していました。CP/M-86版を会社で買ったけどほとんど使わなかった(そもそもOS自体...)。
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      • by abilitei (1889) on 2003年02月09日 13時14分 (#254686)
        PowerCってのもありましたよねぇ・・・15年ぐらい前でしたか。
        当時国内で主流のPC-9801にあわせて、9801円だったような記
        憶も残っていますし、発売元が2つあったような記憶もあるんです
        よねぇ・・・
        親コメント
        • ええ、私はPower-CでC言語の勉強をしました。

          つーか、Ver.2(\14,800になってしまいました……って、Ver.1から\5,000位でアップデートしたんですけど)なら、今でも現役です。
          386以上のCPUだとデバッガがヘンな挙動を示すこともあるので、V30な機械でMS-DOS3.3な環境を残してあったりします。

          コンパイラとかのマニュアルは(当時の無知な私には)イマイチ判りにくかったんですけど、ライブラリのリファレンスは(当時の〃)良いできでした。

          ライブラリのソースまで全部付いてたりして、結構勉強になりました。

            >発売元が2つあったような記憶もあるんですよねぇ・・・

          Turbo-Cの初期と混同されてませんか?
          私の持ってる奴は、開発元がMIX Software、販売(日本代理店?)がシステム・ワンで、これ以外は見たこと無いですけど。
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          • by abilitei (1889) on 2003年02月10日 15時53分 (#255535)
            それはPC-9801用として売られていたものですね。
            当時契約がらみで色々もめていたと思うんですが、FM-R用が他社
            から出ていたはずなんです。比較検討をしていた覚えがあるんですよ。
            結局98がメインになるので、システムワンにしたはずです。
            かすかな記憶では、システムワンが白、もう一方が黒のパッケー
            ジだったと思います。
            なお、Cマガジン創刊のころに、システムワンの勝ち名乗りのよ
            うな記述が広告にのっていたはずです。

            あー、思い出せなくて、きゅーきゅーしてます。
            親コメント
            • うぁそうでしたか。
              PC-9801用しか知らない分際で生意気な口をきいてしまいました。
              申し訳ありません。

              当時の日本国内でのDOS環境を考えれば、対応機種によって別会社が販売する、何てこともありえたんでしょうね。

              <おふとぴ>
              現在でも(特定ジャンルの)ゲームは、(内容もイコールではありませんが)PC用とコンシューマー機用では別のところから発売される事が良くあります。
              ……大概、別ブランドなだけですけどね。
              </おふとぴ>
              ……Power-Cの話題がオントピックかと問われると……?
              親コメント
      • LSI-C試食版でやってますた。
    • by Anonymous Coward
      Symantec C++なんてのもあったなー。
      こっちは、Win16とWin32の境目辺りで出てた奴だけど。

アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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