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Windows で初めに出会った言語が Visual Basic 6.0 だった。誰でも使えて、なんでもできる。仕様をコンパクトに抑えたおかげだろう。設計時の思想は「VB での実現方法を考えて、数分後に思いつかなければ、それはできないのだ」でも、だからこそ奥が深い。
簡単な使い方を習ってからは毎日コードに没頭した。書き捨てコードや新しいアイデアはすぐ書いてその場で実行、使い物になったらファイルに保存するというやり方で資産をためていった。IDE で完結していて、設定が複雑でないのもよかった。
他人の書いたコードをたくさん見て、たくさん改修した。思わずうなるような思想が見えるコード、副作用が予測できない黒魔術みたいなコード、実験的に模索した痕跡がわかるコード、20年以上生き延びた古い記法のコード。自分でも一から書いてみて、いいコード・悪いコードを覚えていった。
自分でもいろいろやった。遅いから高速化をつきつめるために、配列の境界チェックを外すところから、配列やユーザ定義型のメモリ配置を調べてパスを最適化したり、CPU のキャッシュに収まる・収まらない場合の影響でパラメータを決めたり。マシン語を手組みして API のコールバックから呼び出させる方法は cdecl の DLL でスタック操作するときにも役に立った。
個人で買えなかったころは VB5CCE の存在も大きかった。実行ファイルこそ作れないが、全言語機能が無料で使えた。ありがたかった。
今では起動する頻度も減ってしまったが、私のキャリアの礎には間違いなく VB がいる。
学校の卒業制作のプログラム作成に買ったのだけど・自宅(Win3.1)と学校(Win95)でプロジェクトがそのまま使えて作業が捗った・学生はアカデミックパックで安かったと、色々な意味で助かったし遊べました。
ド素人だった当時はWindowsアプリの基本的な動きとか考え方とか、基本的な事を知るのに役に立ちました。他の環境や言語を知った今ではVBはもう触りたいとは思わないけど、学び始めに敷居が低い環境の存在は大きいなぁとは今でも思います。
80年代に「NHK趣味講座 マイコン入門」で入門(笑)、その後、大学でCとPascalしかやってなかった状態から就職。
就職先で初めてVisual Basic 5.0に触れ、電気系の仕事を主として来た上司がテストツールをぺたぺた&カリカリ書いてさくっと作るのを見て感動した記憶が今も。
その後自分もシステムアプリのメンテから入り、Deborah Kurataさんの「Visual Basic 5.0オブジェクト指向プログラミング」で勉強してガリガリとVBを使うようになりました。
https://books.google.co.jp/books/about/Visual_Basic_5_0%E3%82%AA%E3%83... [google.co.jp]
なんだかんだ言って私も土台はBasicですね。
VB2/VB4ではたくさんのアプリを作ったなあ。VB5/VB6はVB4からの移植とメンテが主だったしなあ。Access VBAもよく使ったものだ。新人が作ったコードの予想外の副作用で泣かされたことは何度もあったなあ。
VB6の時代にワゴンセールでただ同然だったVB5に出会ってから僕のプログラミング人生の始まりでした。本を買って全てのプログラムを書き写してコードのを勉強したり。そこから他の言語を独学してみたり。楽しい時代でした。
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人生unstable -- あるハッカー
VBで育った (スコア:5, 興味深い)
Windows で初めに出会った言語が Visual Basic 6.0 だった。
誰でも使えて、なんでもできる。仕様をコンパクトに抑えたおかげだろう。
設計時の思想は「VB での実現方法を考えて、数分後に思いつかなければ、それはできないのだ」
でも、だからこそ奥が深い。
簡単な使い方を習ってからは毎日コードに没頭した。
書き捨てコードや新しいアイデアはすぐ書いてその場で実行、使い物になったらファイルに保存するというやり方で資産をためていった。
IDE で完結していて、設定が複雑でないのもよかった。
他人の書いたコードをたくさん見て、たくさん改修した。
思わずうなるような思想が見えるコード、副作用が予測できない黒魔術みたいなコード、実験的に模索した痕跡がわかるコード、20年以上生き延びた古い記法のコード。
自分でも一から書いてみて、いいコード・悪いコードを覚えていった。
自分でもいろいろやった。
遅いから高速化をつきつめるために、配列の境界チェックを外すところから、配列やユーザ定義型のメモリ配置を調べてパスを最適化したり、CPU のキャッシュに収まる・収まらない場合の影響でパラメータを決めたり。
マシン語を手組みして API のコールバックから呼び出させる方法は cdecl の DLL でスタック操作するときにも役に立った。
個人で買えなかったころは VB5CCE の存在も大きかった。
実行ファイルこそ作れないが、全言語機能が無料で使えた。ありがたかった。
今では起動する頻度も減ってしまったが、私のキャリアの礎には間違いなく VB がいる。
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VBで学んだ (スコア:3, 興味深い)
学校の卒業制作のプログラム作成に買ったのだけど
・自宅(Win3.1)と学校(Win95)でプロジェクトがそのまま使えて作業が捗った
・学生はアカデミックパックで安かった
と、色々な意味で助かったし遊べました。
ド素人だった当時はWindowsアプリの基本的な動きとか考え方とか、基本的な事を知るのに役に立ちました。
他の環境や言語を知った今ではVBはもう触りたいとは思わないけど、学び始めに敷居が低い環境の存在は大きいなぁとは今でも思います。
Re:VBで育った (スコア:1)
80年代に「NHK趣味講座 マイコン入門」で入門(笑)、その後、大学でCとPascalしかやってなかった状態から就職。
就職先で初めてVisual Basic 5.0に触れ、電気系の仕事を主として来た上司が
テストツールをぺたぺた&カリカリ書いてさくっと作るのを見て感動した記憶が今も。
その後自分もシステムアプリのメンテから入り、Deborah Kurataさんの「Visual Basic 5.0
オブジェクト指向プログラミング」で勉強してガリガリとVBを使うようになりました。
https://books.google.co.jp/books/about/Visual_Basic_5_0%E3%82%AA%E3%83... [google.co.jp]
なんだかんだ言って私も土台はBasicですね。
Re: (スコア:0)
VB2/VB4ではたくさんのアプリを作ったなあ。VB5/VB6はVB4からの移植とメンテが主だったしなあ。Access VBAもよく使ったものだ。
新人が作ったコードの予想外の副作用で泣かされたことは何度もあったなあ。
Re: (スコア:0)
VB6の時代にワゴンセールでただ同然だったVB5に出会ってから僕のプログラミング人生の始まりでした。本を買って全てのプログラムを書き写してコードのを勉強したり。そこから他の言語を独学してみたり。楽しい時代でした。