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帳票作成時のレイアウトのしやすさなんてのもCOBOLのメリットとして上がってたよ〜(1980〜1990年頃の話)。
また、膨大な量の入出力(出力は紙への印字)を短時間で行うにはチャネル回りが充実してたメインフレームの独壇場であり、そこで動作する言語はCOBOLが最もメジャーだったという経緯もあり。この辺は今もそうなんじゃないかな。
富士通のメインフレームからPCサーバに変えたお客さんが、オープン系はプリンタが弱くてね、って愚痴ってましたね。メインフレームの周辺機器は専用品だから高価だけど、相性問題もないし、性能や安定性はピカイチだって言ってました。
だからといってメインフレームに戻すことはないんでしょうけど。
金融ではないですが、未だPrimeForceが現役です。
昔とちがって汎用機とプリンタの仲介をするソフトウェアがかなり融通が利くようになったんで、専用プリンタは減少傾向ですけどね。(富士通だとSystemWalkerやFNA Server)
それでも汎用機+COBOLの帳票環境から離脱するには相当苦労しそうです。
うちのこと? 億単で金額ひと桁ちがうと元に戻すなんて無理ですよ。
まあそれは事実かな。金に糸目を付けずにハードも全部専用で揃えれば、そりゃ強いわ。
Java環境だけど、帳票はエクセル型式で作ったフォーマットにJakarta POIで書き込んで、Win環境で印刷とかやったことある。計画的陳腐化によるバージョンアップがあるから、Win環境やMS-Office自体が十年以上同じフォーマットで保つ保証がないのが、泣き所と言えば泣き所かな。
#べつにWin環境をdisってるわけではない。こればっかりはWinだろうとMacだろうとLinuxだろうと変わらんだろ。#オープンソースなら自前で管理できるだけ若干有利だが、サポート切れバージョンをメンテし続けるのはねえ?
帳票というか、入出力周りまで言語仕様に含んでいる、というのが COBOL の特徴にあるかと思います。 MS-DOS の頃、メニュー式のランチャーアプリなどが NEC MS-DOS や HDD メーカー提供のユーティリティなどによく付いていましたが、そういった感じのメニュー画面なんかはかなり簡単に記述できます。
富士通の PowerCOBOL なんかは Windows 用のウィンドウアプリを COBOL だけで書けて最初は「気持ちわりー!」と思ったのですが、この辺りを踏まえて考えてみると、実は正当進化なのではないかという気もします。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
10進演算の正確さもあるけど (スコア:4, 参考になる)
帳票作成時のレイアウトのしやすさなんてのもCOBOLのメリットとして
上がってたよ〜(1980〜1990年頃の話)。
また、膨大な量の入出力(出力は紙への印字)を短時間で行うには
チャネル回りが充実してたメインフレームの独壇場であり、そこで
動作する言語はCOBOLが最もメジャーだったという経緯もあり。
この辺は今もそうなんじゃないかな。
Re:10進演算の正確さもあるけど (スコア:2, 興味深い)
富士通のメインフレームからPCサーバに変えたお客さんが、オープン系はプリンタが弱くてね、って愚痴ってましたね。
メインフレームの周辺機器は専用品だから高価だけど、相性問題もないし、性能や安定性はピカイチだって言ってました。
だからといってメインフレームに戻すことはないんでしょうけど。
Re:10進演算の正確さもあるけど (スコア:1)
金融ではないですが、未だPrimeForceが現役です。
昔とちがって汎用機とプリンタの仲介をするソフトウェアがかなり融通が利くようになったんで、専用プリンタは減少傾向ですけどね。
(富士通だとSystemWalkerやFNA Server)
それでも汎用機+COBOLの帳票環境から離脱するには相当苦労しそうです。
Re: (スコア:0)
うちのこと? 億単で金額ひと桁ちがうと元に戻すなんて無理ですよ。
Re: (スコア:0)
まあそれは事実かな。金に糸目を付けずにハードも全部専用で揃えれば、そりゃ強いわ。
Java環境だけど、帳票はエクセル型式で作ったフォーマットにJakarta POIで書き込んで、
Win環境で印刷とかやったことある。計画的陳腐化によるバージョンアップがあるから、
Win環境やMS-Office自体が十年以上同じフォーマットで保つ保証がないのが、泣き所と
言えば泣き所かな。
#べつにWin環境をdisってるわけではない。こればっかりはWinだろうとMacだろうとLinuxだろうと変わらんだろ。
#オープンソースなら自前で管理できるだけ若干有利だが、サポート切れバージョンをメンテし続けるのはねえ?
Re:10進演算の正確さもあるけど (スコア:2, 興味深い)
一部の帳票関連は、銀行のセンター内で印刷屋かとおもうぐらいでかいプリンターというか印刷機で大量に作成してました。
また、取引先名や氏名などで予想外に外字が多く、フォントを銀行員の方がツールを使って作成しており、その多さや標準外の設定のためプリンターのファームウェアを銀行向けにカスタマイズしないと全て対応できなかったり。
部分的には他言語で十分でもトータルでみると複数言語を習得して構築、よりはCOBOL一択。それでも一部ライブラリはアセンブラ等もあって、そういったものは専門職や協力会社の人が組んでましたが。
また行員は異動が多く、支店でバリバリの銀行業務をしていた人がシステム部門に着任したりもします(今でもそうかわかりませんが)。
COBOL/JCLなら言語の特性はありますがビジネスロジック以外のコンピュータ基礎的なことにあまり囚われずに組めるので文系の方でも扱いやすかったようです。
ただ銀行内でも、いわゆる勘定系や上記以外はWindows/VSやUnix/C/Javaなんかも使われており、そういったものが増えてきてからCOBOL専従やCOBOLも知ってるってエンジニアの割合は減ってきてはいました(同じく20年ほど前。。。年取ったなぁ)。
新卒で初めてメンテしたCOBOLソースの作成日が自分の誕生日より古く、よく見るとそういったのがゴロゴロあったのをよく覚えています。
そういったもろもろを思いだ出してしまったので、長文失礼。
Re:10進演算の正確さもあるけど (スコア:2)
帳票というか、入出力周りまで言語仕様に含んでいる、というのが COBOL の特徴にあるかと思います。
MS-DOS の頃、メニュー式のランチャーアプリなどが NEC MS-DOS や HDD メーカー提供のユーティリティなどによく付いていましたが、そういった感じのメニュー画面なんかはかなり簡単に記述できます。
富士通の PowerCOBOL なんかは Windows 用のウィンドウアプリを COBOL だけで書けて最初は「気持ちわりー!」と思ったのですが、この辺りを踏まえて考えてみると、実は正当進化なのではないかという気もします。