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計算機がどのように動いているのか、データと命令とか、値としての 20h と スペース文字の区別がつかないとか、そういう事をまずは一旦理解してから高級言語へと移行するべきだと思うんだ。別に長大なプログラムをアセンブラで組めるようになれ、という意味じゃなく。
最初から高級言語だと、その高級言語が何に依存しているのか判らないんで、「床を踏み抜く」的な間違いをしでかしてしまう。
どんな未来に最適化するかで、機械語の教育の必要性は変わっていきそうですね。直接使用する業種があれば言うに及ばずですが、ほとんどの場合は「必要ない」のが現状。
機械語は、必要な人はハード制御、コンパイラ、仮想化分野、ハイパフォーマンス分野あたりで、それ以外は、一部のコーダーがデバッグの為に知っておいたほうが良い程度。つまり、大量雇用される末端のコーダーには不要で、そのためにわざわざ時間を割くのか……という話で、コンパイラだけ見ても、Microsoft、Intelなどほぼ米国に主要な技術が集中している以上は、日本は作る側というより、それに乗っかる側というのがトレンドなのも、必要性を感じさせない一因でしょう。
個人的には、歴史では「137億年の物語」みたいのが流行っていますが、チューリングマシンから機械語へのつながり、TRONプロジェクトや、CPU周りの黒歴史、OSSがビジネスに取り入れられた経緯とか、まとめて講義できないものかなと。
歴史とか、なぜそれ(例えば機械語)が必要になったのか?といった理念が大事に思い始めているのは年寄りになった証拠なのだろうか。
作業員になりたいのなら、機械語なんてもちろんいらない。でも、学位を取りたいのなら、機械語(を学ぶことで、機械がなぜこのように設計されているのかを理解すること)くらい必要でしょう。
ストーリーの文によると、いま話題になっているのはコンピュータサイエンスの学位だそうですので。
> 歴史とか、なぜそれ(例えば機械語)が必要になったのか?
なぜそれが必要になったのかを理解できれば、その必要性の程度も理解できますから、他の必要性と衝突し、どちらかを選ばないといけない場面で、どちらのほうがより必要性が高いかを自分で判断できますね。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
そもそも計算機の基礎中の基礎は機械語 (スコア:5, 興味深い)
計算機がどのように動いているのか、データと命令とか、値としての 20h と スペース文字の区別がつかないとか、そういう事をまずは一旦理解してから高級言語へと移行するべきだと思うんだ。別に長大なプログラムをアセンブラで組めるようになれ、という意味じゃなく。
最初から高級言語だと、その高級言語が何に依存しているのか判らないんで、「床を踏み抜く」的な間違いをしでかしてしまう。
fjの教祖様
Re:そもそも計算機の基礎中の基礎は機械語 (スコア:4, すばらしい洞察)
どんな未来に最適化するかで、機械語の教育の必要性は変わっていきそうですね。
直接使用する業種があれば言うに及ばずですが、ほとんどの場合は「必要ない」のが現状。
機械語は、必要な人はハード制御、コンパイラ、仮想化分野、ハイパフォーマンス分野あたりで、
それ以外は、一部のコーダーがデバッグの為に知っておいたほうが良い程度。
つまり、大量雇用される末端のコーダーには不要で、そのためにわざわざ時間を割くのか……という話で、
コンパイラだけ見ても、Microsoft、Intelなどほぼ米国に主要な技術が集中している以上は、
日本は作る側というより、それに乗っかる側というのがトレンドなのも、必要性を感じさせない一因でしょう。
個人的には、歴史では「137億年の物語」みたいのが流行っていますが、
チューリングマシンから機械語へのつながり、TRONプロジェクトや、
CPU周りの黒歴史、OSSがビジネスに取り入れられた経緯とか、
まとめて講義できないものかなと。
歴史とか、なぜそれ(例えば機械語)が必要になったのか?
といった理念が大事に思い始めているのは年寄りになった証拠なのだろうか。
Re: (スコア:0)
作業員になりたいのなら、機械語なんてもちろんいらない。
でも、学位を取りたいのなら、機械語(を学ぶことで、機械がなぜこのように設計されているのかを理解すること)くらい必要でしょう。
ストーリーの文によると、いま話題になっているのはコンピュータサイエンスの学位だそうですので。
> 歴史とか、なぜそれ(例えば機械語)が必要になったのか?
なぜそれが必要になったのかを理解できれば、その必要性の程度も理解できますから、
他の必要性と衝突し、どちらかを選ばないといけない場面で、どちらのほうがより必要性が高いかを自分で判断できますね。